講義概要/Course description
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この講義のテーマは「LGBTQと人権」です。LGBTQ(性的マイノリティ)/性の多様性に関する概念を理解した上で、国際法と含む国内外の関連する法政策について学びます。世界では同性同士で結婚して家庭を築いたり、自らの望む性別で平穏に生活でき国や地域がある一方で、同性を好きになることが死刑を含む刑罰の対象となったり、性別があいまいなだけで暴力や殺害の危険にさらされる国や地域があります。2013年に国連は「自由と平等キャンペーン」を立ち上げ、LGBTQに関する人権保障に向けた取り組みを開始しています。 講義は担当教員によるレクチャーだけでなく、受講生同士のグループディスカッションを実施します。基礎知識を確実なものにするとともに、LGBTQに関連する事例を通して、ジェンダーやセクシュアリティに敏感な人権保障のあり方を考えます。 なお、講義でとりあげるべき時事問題の発生や社会情勢の変化による授業形態の変更等により、授業計画記載事項には大幅な変更が生じる可能性があります。ご了承の上、履修してください。
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達成目標/Course objectives
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1. 性の多様性にかかわる概念を体系的に理解し、場面に応じて、的確に説明する。 2. グローバルな視点からLGBTQと人権保障に向けて取り組むべき課題を発見する。 3. セクシュアリティに敏感な視点から現行の法政策を含めた社会制度のあり方を問い直す。
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
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学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
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授業計画/Lecture plan
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1
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授業計画/Class |
イントロダクション【オンライン授業(オンデマンド型)で実施】 |
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3
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授業計画/Class |
性別と法①:性のあり方と幸福追求権 |
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授業計画/Class |
性別と法③:性別はどのような人権か |
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授業計画/Class |
性愛と法①:府中青年の家事件 |
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授業計画/Class |
性愛と法②:性関係の刑事規制 |
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授業計画/Class |
性愛と法③:性別による婚姻の制限 |
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授業計画/Class |
性愛と法④:比較法からみる課題 |
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授業計画/Class |
総括講義と期末試験【オンライン授業(オンデマンド型)で実施】 |
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事前学習/Preparation |
指定された資料・文献の該当箇所をあらかじめ読んできてください。 |
事後学習/Reviewing |
講義の内容についてわからなかったことや疑問点等をまとめてください。 |
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授業方法/Method of instruction
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区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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実施形態/Class Method |
ハイブリッド型ブレンド形式 / hybrid blend
補足事項/Supplementary notes対面授業(ハイブリッド型ブレンド形式)
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活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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平常点 In-class Points
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60%
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ミニッツペーパー(授業のまとめ、感想、課題への回答など)、Q&Aへの積極的な参加、グループワークへの取り組み
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試験 Exam
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40%
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期末試験課題への取り組み
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参考書/Reference books
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メッセージ/Message
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講義中にCourse Powerやコミュニケーションツール(Slido等)を利用します。学内wifiに接続可能なデバイス(PC、タブレット、スマホ等)を毎時間ご持参の上、受講してください。
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