講義内容詳細:情報科学総合演習B/情報科学総合演習

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年度/Academic Year 2023
授業科目名/Course Title (Japanese) 情報科学総合演習B/情報科学総合演習
英文科目名/Course Title (English) General Practice in Information Science B/General Practice in Information Science
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 吉田 葵
英文氏名/Instructor (English) YOSHIDA Aoi

講義概要/Course description
フィジカルコンピューティングは、現実世界とコンピュータの仮想世界との間で、物理的、身体的な対話を行なう分野である。本科目では、Arduino互換基板やmicro:bit、M5Stick、ESP32などを利用して、様々なセンサーやアクチュエータをプログラムで制御し、フィジカルコンピューティングの実現方法について学ぶ。

また、多くのセンサーやデバイスがインターネットに接続され、今後その数はますます増えていくと予想されている現在、「IoT」は重要なキーワードとなっている。フィジカルコンピューティングの基礎を学んだ後、無線接続によりPCと接続したり、情報端末と相互通信を行なうIoTの実現方法についても学ぶ。あわせて、3Dプリンタやレーザー加工機などのデジタル工作機器を利用した作品制作も行う。

本科目では、受講生自らが実際に手を動かし、オリジナルな作品制作を通して学ぶこと学ぶことを目指し、実際のプロダクトに近いものづくり体験を提供する。授業の後半はグループワークで作品制作を行い、授業内で制作したものについてプレゼンテーションや相互評価を行う。
達成目標/Course objectives
・ 各種のセンサーとアクチュエーターの仕組みを理解する
・ Arduinoなどから制御する方法を身につける
・ IoTを構成する要素技術を知る
・ 自身のアイデアを実現できるようになる
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
・ 「初回選考科目」として指定されているため、選考方法などを別途必ず確認しておくこと
・ 社会情報体験演習(プログラミング分野)、プログラミング基礎を履修済みであることが望ましい
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス、Webブラウザでのプログラミング環境を利用したセンサープログラミング【オンライン授業(オンデマンド型)】
2
授業計画/Class micro:bitやArduino互換基板と各種センサーの仕組み
3
授業計画/Class センサープログラミング
4
授業計画/Class センサー・アクチュエータを利用した作品制作1(アイデア出し)
5
授業計画/Class センサー・アクチュエータを利用した作品制作2(制作)
6
授業計画/Class センサー・アクチュエータを利用した作品発表・相互評価
7
授業計画/Class デジタル・ファブリケーションの基礎
8
授業計画/Class IoT PCとの無線接続,情報端末との相互通信
9
授業計画/Class グループワーク:作品制作1(アイデア出し)
10
授業計画/Class グループワーク:作品制作2(プロトタイプ制作)
11
授業計画/Class 作品中間発表・相互評価
12
授業計画/Class グループワーク:作品制作3(相互評価をもとに改善)
13
授業計画/Class グループワーク:作品制作4(制作)
14
授業計画/Class グループワーク:作品制作5(制作)
15
授業計画/Class 成果物最終発表・相互評価
 
事前学習/Preparation 授業中に指示される文献、Webサイト、資料を読解してくる
事後学習/Reviewing 課題や作品制作に取り組む
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 70% 演習課題(グループワーク、プレゼンテーションを含む)
2 その他 Others 30% 授業への貢献、グループワークへの貢献
参考書/Reference books
 コメント
Comments
 
1 適宜、紹介する
メッセージ/Message
・ 授業時間外での作業は必須となります
・ 自身のPCに、授業で利用する開発環境をインストールし作業します
・ 授業の性質上、積極的な参加と出席を希望します
・ 履修者数や状況によって、講義内容を変更する可能性があります。変更がある場合は講義内およびコースパワーでお知らせします。