講義内容詳細:ジャーナリズム取材演習

戻る
年度/Academic Year 2023
授業科目名/Course Title (Japanese) ジャーナリズム取材演習
英文科目名/Course Title (English) News Reporting Practices
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 福原 直樹
英文氏名/Instructor (English) FUKUHARA Naoki

講義概要/Course description
 授業では記者が実際に出会う様々な現場を想定して、取材や記事の執筆を行うほか、これらの技術を応用し、就職試験などで出される「作文」の書き方などを学ぶ。毎回、記事(原稿)執筆を中心とした課題が出される。
 取材演習では対面のほか、電話、メール、WEBEXなど多様な通信手段を使った取材も試みる。
達成目標/Course objectives
授業の主な目標は以下の通りです。
 1)社会事象の内容や、人の発言内容を的確につかみ、その重要度を判断する能力(ニュース感覚)を養う。
 2)マスメディア、特に新聞の記事の構成、書き方を知り、正確かつ簡潔な文章の構成能力を養う。
 3)マスメディア、特に新聞の記事の読み解き方を知り、社会の様々な問題への関心・理解を深める。
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)に基づき、当該科目を履修することで身につく能力 / Abilities to be acquired by completing the course in accordance with the faculty and graduate school diploma policy (graduation certification and degree conferral)
学部・研究科のディプロマポリシー(卒業認定・学位授与の方針)/ Undergraduate and Graduate Diploma Policy (Graduation Certification and Degree Conferral)
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
マスメディア、特に新聞の記事を読む習慣を持つようにすること
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション/ガイダンス【オンライン授業(オンデマンド型)での実施】
2
授業計画/Class 一般記事の作り方Ⅰ【対面式授業・以下同じ】
3
授業計画/Class 一般記事の作り方Ⅱ
4
授業計画/Class 会見・取材でニュースを見分ける/見出すⅠ
5
授業計画/Class 会見・取材でニュースを見分ける/見出すⅡ
6
授業計画/Class 会見・取材でニュースを見分ける/見出すⅢ
7
授業計画/Class 一般記事の作り方Ⅲ
8
授業計画/Class 一般記事の作り方Ⅳ
9
授業計画/Class コラムを書いてみるⅠ
10
授業計画/Class コラムを書いてみるⅡ
11
授業計画/Class いわゆる「作文」を書いてみるⅠ
12
授業計画/Class いわゆる「作文」を書いてみるⅡ
13
授業計画/Class 「社説」を書いてみるⅠ
14
授業計画/Class 「社説」を書いてみるⅡ
15
授業計画/Class まとめ:これまでに培った取材力、執筆能力を動員し長い文章を書く(授業の進捗次第では別なテーマを扱う場合があります)
 
事前学習/Preparation ・毎回の課題をこなし、提出すること
・時事問題をこまめにチェックすること
事後学習/Reviewing ・他の参加者の作品と自分の作品を比較し、学ぶべき部分は自分の今後の作品に反映する。
・提出した課題を授業で指摘された点をなどをもとに再度チェックし、必要に応じて書き直してみる
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes・一回目の授業はオンデマンド方式、二回目以降の授業は対面授業(通常型)で実施します。
・授業では教材としてその時々の時事問題を扱うことも視野に入れており、授業計画が変更されることもあります。
・授業の性質上、積極的な出席と課題提出が求められます。(課題には受講者同士で取材を行うものがあり、その場合、欠席や課題の不提出は相手への迷惑になります)
・取材実習は万全なコロナ対策を念頭に行います。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 50% 課題(小レポート)提出=ほぼ毎回出題します。
2 レポート Report 50% レポート(最終日に課題を出す)の提出。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
・各授業の課題作品で優秀作は、可能な限り次回授業で講評・分析していきます。
参考書/Reference books
 コメント
Comments
 
1 必要に応じて説明します(購入は任意)。
メッセージ/Message
・授業の目的はあくまで的を得た取材(情報収集)の方法と、それに基づいた正確かつ簡潔な文章の構成方法を学ぶことにあります。授業はジャーナリストを目指す人だけを対象とするものではありません。
・質問/相談などは随時メールなどでも受け付けます。
その他/Others
・教員は事件記者約15年、海外特派員約15年など全国紙の記者を計30年務めました。授業ではそこで得た経験や教訓も活かしていきたいと思います。
・授業の性質上、毎回出席を取ります。授業日数の3分の2以上の出席がないと成績評価の対象としません。
・毎回出す課題は、すべて締め切り内に提出すること。
キーワード/Keywords
ジャーナリズム     実務経験     時事問題