講義内容詳細:キャリア開発(コーチング入門)/キャリア開発Ⅳ

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年度/Academic Year 2017
授業科目名/Course Title (Japanese) キャリア開発(コーチング入門)/キャリア開発Ⅳ
英文科目名/Course Title (English) Career Development (Introduction to Coaching)/Career Development Ⅳ
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 杉井 要一郎
英文氏名/Instructor (English) SUGII, Yoichiro

講義概要/Course description
本講座は、株式会社グレディスによる寄附講座です。
講義形式は、レクチャーとセミナーロールプレイとを組み合わせて進めます。講義内容は、海外では既に専門科目となっているコーチングの講義です。ICC(International Coaching Community国際コーチング連盟)の考え方に即した講義で、知識の習得ではなく、人間に大切な思考による高いレベルの資質に挑戦します。
達成目標/Course objectives
自分の人生の最大の幸せを追及する為に、人生・ビジネスキャリア、マイルストーンをどう確立するかを学ぶ。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 「人生とビジネスのためのコーチング」
卒業してからでは遅い社会人として必要な叡智、仕事の傾向のための要素を学ぶ。これからは100歳までが人生、20代~50代」には第2の人生と仕事を構築しなければならない。人生50歳x2倍の目標をなぜ今夢見なければならないか、の概要を学ぶ。Best コミュニケーションの在り方を学ぶ。
事前学習/Preparation なし
事後学習/Reviewing 授業終了時にレポート提出
2
授業計画/Class 「未来思考と挑戦」
5年後先、20年後先の仮定を考えるための現在時点の自分の姿を洗い出す。プレゼンスをどのようにして確立するか。
事前学習/Preparation なし
事後学習/Reviewing 授業終了時にレポート提出
3
授業計画/Class 「成功のためのコミュニケーション」
コミュニケーションの全体構造を理解し、「コミュニケーションOS」を常に最新にする必要性を学ぶ。
事前学習/Preparation 好きな芸能人や周りのメンバーを何人かイメージして来る。
(提出不要)
事後学習/Reviewing 相手に伝わる「プラスのストローク」を心がけて1週間を過ごす。それらのストロークをメモして(いつ、誰に、どのようなストロークを送ったのか)提出のこと。
(提出方法は授業時指定)
4
授業計画/Class 「自分と人との協調」
「共感性の発揮」を理解し、自分なりに発揮できるようになれば意見が食い違っていても他との協調は可能であることを確認する。ビジネスの世界では、社内外で意見が食い違うことは多々あるが、それに対応するOSを磨く。
事前学習/Preparation 自分は何に価値を置いているかを考えてくる。
(提出不要)
事後学習/Reviewing 「共感性の発揮が体現できるようになると、自分や相手との関係でどのような変化が起こると思うか」
(提出方法は授業時指定)
5
授業計画/Class 「創造的に考える」
インターネットの普及によって個人が持つ情報量の差がなくなりつつあります。ではこのような世の中でどのように自分自身を差別化できるのか。
新しい世界・変化する世界で知識・経験をベースに、様々な思考を駆使して今までとは異なったコト・モノを創造することです。
その考え方、やり方の一部を考えながら学び、それらの思考法を使って考える習慣を身につけましょう。
事前学習/Preparation なし
事後学習/Reviewing 授業終了時にレポート提出
6
授業計画/Class 「ファシリテーションスキル」
価値観が多様化する中、多様な考え方は異質な力と価値を引き出すための源泉です。
多様な視点と考え方を、対話と相互理解を通じて新しいアイデアや価値やイノベーションを生むためのファシリテーションの基本的な考え方について学びます。
事前学習/Preparation アンケートシステムから、ファシリテーションに関する事前課題を期日までに提出。
(テキスト購入後「第6回目」を参照)
事後学習/Reviewing ファシリテーションを各自で実施後、テキストに記載されているウェブシステムからアンケートを期日までに提出。
(テキスト購入後、第6回目のページを参照)
7
授業計画/Class 「自分の会社を作る」
大学を出たらばいつかは自分の会社を作ることを目的とする。そのためのEntrepreneur 起業精神とは、を今から学んでおく。100歳まで楽しく生きる人生をいかに今から俯瞰して人生を有意義に過ごすため全体把握を考える。
事前学習/Preparation 今までに起業したいと思ったことを考えておく。
(提出不要)
事後学習/Reviewing 「今、起業するとしたらどのようなことが頭に浮かぶか」
(提出方法は授業時指定)
8
授業計画/Class 「壁を破る」
壁を乗り越える為に、勇気をもって変化に挑む上で必要な原動力、心の持っていき方を学ぶ。
事前学習/Preparation 「今ぶつかっている壁」を挙げる
(提出不要)
事後学習/Reviewing 「壁をどのように乗り越えるか」
(提出不要)
9
授業計画/Class 「人生で大切なことを見落とさないために」
写真は撮影した瞬間に過去になり未来は写せない。しかし美しい思い出を残すことはできる。だからその瞬間を大切にしなければならない。それはどの出来事にも当てはまる。メンタルタフネスがなければ大切なことを見落としてしまう。そのことについて一緒に考えてみよう。
事前学習/Preparation 「あなたにとって一番好きな、あなたの黄色を一枚の写真で表現する」
スマホでもデジタルカメラでもOK。
(前日までに小平講師とグレディス事務局あてメールで提出。テキストの案内を参照)
事後学習/Reviewing 授業終了時にレポート提出
10
授業計画/Class 「お金を持ち、成功するために」
富を築き、成功者となるための人生の引き寄せの法則とは。
事前学習/Preparation 自分が未来を考える際に、無意識にでもかけている制約は何か。
(提出不要)
事後学習/Reviewing 「今日気がついたことで、明日からできることは何か」
提出授業終了時にレポート提出
11
授業計画/Class 「リーダーとしてのタイプ別人材育成~間違った人材育成をしていませんか~」
“人を育てる”と一言で言ってもそんなに単純なものではありません。多くの方が子育てを含め、思うようにいかず悩んでいるはずです。対象となる人をタイプに分け、それぞれに合った育成をサポートすればきっと良い結果が出ます。効率的な人材育成のノウハウを学びましょう!
事前学習/Preparation なし
事後学習/Reviewing 授業終了時にレポート提出
12
授業計画/Class 「自分で自分を力づけ、どんな時でも最高の自分を発揮する」
チャレンジするほど、想定外や困難にぶつかる確立が増える。その時に力を失うことなく、最高の自分を発揮する為にはどうしたらいいのかを学ぶ。
事前学習/Preparation 人に会う時、その人のエネルギーがプラスかマイナスか意識してみる。一緒にいて元気になるならプラス。そうでないならマイナス。
事後学習/Reviewing 授業翌日より、毎日の終わりに「24時間以内にあったよいこと3つ」を習慣のノートに書く。
(提出不要)
13
授業計画/Class 「グループ学習/チームビルディング」
 チームにとって大切なものは?
事前学習/Preparation 自分が所属したことのあるチームのうち、ベストチームで大切だった事柄を3つ上げる。
(提出不要)
事後学習/Reviewing 今回学んだチームビルディングのワークを、自分が実際に所属するチームで試してみる。
(提出不要)
14
授業計画/Class 「Presentationの準備」
今まで学んだことを実践しなければ絶対に結果は出ない。そのための試作品として、自分たち、チーム全員の英知を駆使してVenture Businessの仮説を作成する。そのために、今まで学んだコーチングの方法を各自が十分に実践してみる。
事前学習/Preparation 自分が担当したい役割を考える。
事後学習/Reviewing プレゼンの準備(個人作業/グループ協働作業)
15
授業計画/Class 「Presentation」
Team発表と説明
事前学習/Preparation 自分の役割と、チームへの貢献のために何ができるか考える。
事後学習/Reviewing チーム代表が杉井講師からフィードバックを受ける。
授業方法/Method of instruction
講師より1時間講義の後、個人のワークショップとチームのワークショップを行い、コミュニケーションを通して実践的に学ぶ。
成績評価方法/Evaluation
1 100% 課題発表(60%)
クラス貢献度(40%)
教科書/Textbooks
 コメント
Comments
1 「コーチングのすべて」
英治出版
ジョセフ・オコナー/アンドレア・ラゲス (著)
杉井要一郎 (訳)

「2017 青山学院大学経営学部『コーチング入門』講義テキスト(前期)」(2017年度新版)
テキストは必ず購入してください。授業前提出が必要な事前課題の案内が記載されています。
メッセージ/Message
クラス内での倫理とマナーを尊重してください。ルールが守れない場合は以後の履修を許可しません。
遅刻は理由を問わずカウントします。15分以上の遅れで遅刻1回、30分以上の遅刻は出席カード配付せず。欠席4回以上で不合格。