講義内容詳細:女性と現代特論C

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) 女性と現代特論C
英文科目名/Course Title (English) Special Lecture on Women and Modernity C
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 藤田 和美
英文氏名/Instructor (English) FUJITA, Kazumi

講義概要/Course description
 性暴力と性の商品化を授業テーマとし、女性に対する性暴力と被害者支援と加害者更正の現状を学ぶ。また、性の商品化の問題点や議論の対立点を学び、性の自己決定及び、主体的な性と生について考える。
 全体を①歴史②性暴力③性の商品化にわける。①では性差別、性暴力に関する学問の成立の歴史的経緯とその成果を学ぶ。②では、現在の痴漢、強姦、ストーカー、セクシャル・ハラスメント、DVなどの性暴力の実態と被害者心理や支援を学ぶ。③では性産業やメディアにおける性表現や情報を検討し、女性の主体的な性と生のあり方を探る。
達成目標/Course objectives
女性に対する性暴力をなくすためにはどうしたらよいのか、その解決策を考える。また、性の自己決定及び、主体的な性と生について理解する。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
特になし
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ジェンダーとは何か
2
授業計画/Class 性暴力と女性運動
3
授業計画/Class 女性運動と学問研究
4
授業計画/Class セクシャル・ハラスメント
5
授業計画/Class ストーカー
6
授業計画/Class ちかん・強姦
7
授業計画/Class 性暴力の被害者支援
8
授業計画/Class DV被害者の生活再建
9
授業計画/Class DV加害者の更生
10
授業計画/Class DV加害者の更生
11
授業計画/Class 性の商品化 現状と問題点
12
授業計画/Class メディアにおける性表現①新聞、雑誌
13
授業計画/Class メディアにおける性表現②映像
14
授業計画/Class 性の自己決定
15
授業計画/Class まとめ
授業方法/Method of instruction
講義を中心とする。参考として映像資料を用いる。毎回の授業後に感想文を提出する。
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 50% 学期末提出レポート
2 平常点 In-class Points 50% 講義内小レポート提出(毎回)
教科書/Textbooks
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1 特に定めない。
参考書/Reference books
 コメント
Comments
 
1 授業時に紹介する。
メッセージ/Message
各自、地域の男女共同参画センターなどの施設(たとえば東京ウイメンズプラザなど)も利用し、情報収集をしていきましょう。
【準備学習(予習・復習等)】事前学習は、各回ともテーマに関する最近のニュースを調べることとします。事後学習としては、各回とも授業時に紹介、配布した資料を読み、感想や問題点をノートにまとめておきます。
その他/Others
授業日数の3分の2以上の出席がないと単位を付与しない
キーワード/Keywords
ジェンダー     性暴力     性の商品化     DV     セクシャル・ハラスメント     ストーカー