講義内容詳細:日本史特講a

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) 日本史特講a
英文科目名/Course Title (English) Japanese History a
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 小林 瑞乃
英文氏名/Instructor (English) KOBAYASHI, Mizuno

講義概要/Course description
女性の歴史と現代社会~
明治期以降に激変した近現代日本の歴史的経過について女性の生き方の変化として捉え直し、現代女性をめぐる諸問題について理解を深める。さらに各自のテーマを発見し、それぞれ調査・分析した成果を報告し、自分の生き方の見取り図を描くことを目指す。

達成目標/Course objectives
テキスト読解によって最新の研究成果とその課題を確認しながら、具体的事例を通して現代女性をめぐる現状と問題を明らかにする。活発なディスカッションによって各自の問題意識を明確にし、日本、アジア、欧米諸国の女性の生き方を考察し、各自の調査対象や研究目標を決定する。議論を重ねて検証を深め、その成果を口頭発表及びレポートにまとめる。

授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス

2
授業計画/Class 事例研究① 問題の所在を探る

3
授業計画/Class 事例研究② 取り巻く「関係」を考える

4
授業計画/Class 文献講読とディスカッション① 「社員」・「主婦」システム


5
授業計画/Class 文献講読とディスカッション② 主婦論争

6
授業計画/Class 文献講読とディスカッション③ ウーマンリブ

7
授業計画/Class 文献講読とディスカッション④ 身体と言葉

8
授業計画/Class 文献講読とディスカッション⑤ 「加担」という視点

9
授業計画/Class 文献講読とディスカッション⑥ 女性

10
授業計画/Class 文献講読とディスカッション⑦ フェミニズムとジェンダー

11
授業計画/Class 文献講読とディスカッション⑧ 世界への視野

12
授業計画/Class 文献講読とディスカッション⑨ 「結婚」の相対化

13
授業計画/Class 文献講読とディスカッション⑩ 労働から見える事

14
授業計画/Class 研究発表会

15
授業計画/Class まとめ:問題の所在とその歴史的意義について

授業方法/Method of instruction
テキスト読解と自由な討論及び個別発表で進め、授業で配布する記述シートに講義の概要とテキストの要点、自己の見解等をまとめる。また毎回研究発表に向けた研究報告シートを提出する。 

成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 40% 調査・研究報告への取組みとその成果である研究レポートを総合的に判断する

2 平常点 In-class Points 60% 毎回の授業時提出の記述シートや質疑応答、発表などを総合的に判断する

教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
価格
Price
1 鹿野政直 『現代日本女性史―フェミニズムを軸として』 有斐閣 2004年 2,376円
参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
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出版社
Publisher
出版年
Published year
価格
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1 木村涼子他 『よくわかるジェンダー・スタディーズ』 ミネルヴァ書房 2013年 2,808円 ※上記の他、テーマに応じて随時文献を紹介する
メッセージ/Message
事前学習:テキストを通読し要点を押さえる。研究報告のシートを作成する
事後学習:テキストを再読して内容を整理し理解の深化をはかる。研究報告の記述シートを見直し次の課題や問題点を把握する。