講義内容詳細:米文学演習b

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) 米文学演習b
英文科目名/Course Title (English) American Literature Practice b
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 齋藤 修三
英文氏名/Instructor (English) SAITO, Shuzo

講義概要/Course description
ラティーノ・ラティーナ表象文化研究入門
達成目標/Course objectives
前期の米文学演習a(チカーノ研究入門)を基礎とし、今日のアメリカ文化をますますラテン化するラティーノ表象文化の諸相を学ぶ。まずチカーナ・ラティーナ(女性)フェミニズムの展開を押さえる。それを踏まえつつ、次に文学、アート、音楽など表象文化を通じてラティーノ的自然観や死生観を考察。最後に国境に自閉する国民国家の論理を超えて、南北アメリカ大陸や第三世界をも視野に入れたラティーノ的アイデンティティとオルタナティブな「草の根グローバリズム」について理解する。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
前期の米文学演習a(チカーノ研究入門)を取得済みであることが望ましい。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 導入~絵本にみるチカーナの少女
2
授業計画/Class 絵本~チカーノ公民権運動前後の女性たち
3
授業計画/Class チカーナ女性
4
授業計画/Class チカーナフェミニズムと白人中流女性フェミニズム、そして日本女性のジェンダー観
5
授業計画/Class 第三世界(有色女性)フェミニズム
6
授業計画/Class 中間レポート要項説明~小まとめ
7
授業計画/Class 中間レポート提出~映画『ガール・ファイト』
8
授業計画/Class 自由討議~自然・風土
9
授業計画/Class 風土・死生観
10
授業計画/Class ブック/シネマ倶楽部プレゼン~チカーノ・アート1
11
授業計画/Class ブック/シネマ倶楽部プレゼン~チカーナ・アート2
12
授業計画/Class ブック/シネマ倶楽部プレゼン~チカーノ音楽
13
授業計画/Class ブック/シネマ倶楽部プレゼン~ラティーノ音楽
14
授業計画/Class チカーノラティーノ・アート・アクティヴィズム
15
授業計画/Class まとめ(絵本に戻りつつ)~期末レポート要項説明~振り返り
授業方法/Method of instruction
遠隔授業(Webexによるオンライン授業としコースパワーを併用する)
・メールリポート講評
・キーワード解説
・テキスト資料(英語・日本語)をリポーターが分担、レジュメを用いて報告
・自由討議
・ブック/シネマ倶楽部プレゼンテーション(個人・グループごとに担当資料について論じてもらう)
成績評価方法/Evaluation
1 100% 中間・期末レポート:50% 担当者リポート:10% プレゼンテーション:10% メールリポート:20% 討議貢献度など平常点:10%
教科書/Textbooks
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1 プリントをこちらで準備する。
参考書/Reference books
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1 随時紹介する。
メッセージ/Message
【準備学習(予習復習等)】
1.予習:次回読む資料を適宜辞書を用いて精読し、質問やコメントを準備する。
2.復習:コースパワーの本科目内掲示板に、前回までの授業内容に関連する質問・コメント・事例紹介などをトピックセンテンスを中心とした200字前後の一段落で記述し、メールリポートとする。原則週1回(毎週土曜日の23:59締切)。
3.リポーター&プレゼン者はレジュメ含む報告準備
その他/Others
・欠席が3分の1を超えた学生は成績評価の対象としない。
・受講者全員がコースパワーの登録を行い、本授業の掲示板内のメールリポートを毎回共有して、授業に臨むこと。