講義内容詳細:社会学研究法b

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) 社会学研究法b
英文科目名/Course Title (English) Methodology in Sociology b
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 慶 淑顯
英文氏名/Instructor (English) KYUNG Suk hyun

講義概要/Course description
社会のあらゆる問題領域を包括する「社会学」。そして、その社会学的なアプローチというものもまた多様に存在します。この講義では、それらの中から現在を生きる人々に切実で大切なテーマ、手法について講義し、みなさんと一緒に考えていきます。ただ生きているだけでは必ずしも分明に見えてこない「社会」――それを手順を踏んで分析し、その中に「生きる自分」が明確に立ち上がってくる学習の経験を共有します。
達成目標/Course objectives
社会の具体的な問題事例にそくして、社会学の質的調査に基づいた把握、分析について学び、問題の認識を深める研究方法を身につけてゆきます。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite


授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス(1)授業の進め方について
2
授業計画/Class ガイダンス(2)社会学の「現場」について
3
授業計画/Class 移動の社会学――移民について
4
授業計画/Class 移動の社会学――国際(的格差)結婚
5
授業計画/Class 移動の社会学――文化間の力学と若者たち
6
授業計画/Class 女性の立場について――家族をどう捉えるか
7
授業計画/Class 女性の立場について――多様な社会・多様な家族
8
授業計画/Class 女性の立場について――家事と感情労働
9
授業計画/Class 環境問題と資本制経済
10
授業計画/Class 食糧と資本制
11
授業計画/Class 企業活動と民主主義
12
授業計画/Class 戦争と社会――見えにくい戦争
13
授業計画/Class 戦争と社会――これからの戦争
14
授業計画/Class 新しい世代のための新しい社会
15
授業計画/Class これまでの学習内容のまとめとふりかえり
授業方法/Method of instruction
講義形式です。受講者ひとりびとりの問題意識を大事にし、授業の中に関係する文献を共に読みすすめる時間を組み込んでいきます。ともにディスカッションし、また受講者の関心が深まるように小さな発表もしてもらえるようにします。
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 60% 内容と調査の深浅
2 平常点 In-class Points 40% 授業におけるディスカッション・発表の内容
教科書/Textbooks
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1 授業では資料を配布します。
参考書/Reference books
 コメント
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1 授業中に受講者各々の関心に応じて紹介していきます。
メッセージ/Message
社会学にはじめて触れるひと、本科で社会学を学んだひと、ともに学べるように課題のあり方を設定します。専攻科で広く社会的なテーマを題材に論文を書こうとするひとにも役立つ指導内容にしてゆきます。
 
【準備学習(予習・復習等)】
各人の関心や授業テーマに応じて、必要な文献や調査作業を、各回ごとに示します。課題への取り組みの提出を次の回に求めます。
その他/Others