講義内容詳細:フレッシャーズ・セミナー

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) フレッシャーズ・セミナー
英文科目名/Course Title (English) Seminars for Freshmen
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 大木 由以
英文氏名/Instructor (English) OKI, Yui

講義概要/Course description
社会教育のための機関としての博物館を主題とする。博物館は、ただ資料を展示するだけの場所ではない。このセミナーでは博物館の様々な活動を教育という観点で分析していく。セミナーでは、基礎的なアカデミック・スキルが獲得できるような支援をするとともに、異なる学問領域を専攻する学生間での意見交換ができるようプレゼンテーションの時間を設ける。
達成目標/Course objectives
社会教育のための機関としての博物館について、基礎的な知識を獲得するとともに、各自が専攻する学問領域における問題に結びつけて考察し、異なる学問領域を専攻する学生の考えにも理解を示すことができるようになる。また、プレゼンテーションや意見の提示などを含む基礎的なアカデミック・スキルを獲得する。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite

ー【重要】ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
履修を希望する学生は課題提出期限内に、指定のメールアドレス宛に、
以下の課題(アンケート)を、メール本文に入力し提出すること
選考課題:受講を希望する理由(200字程度)
提出期限:5月11日(月)9:00 ~ 15:00の間にメールを送信すること
メールアドレス:PG-aosta@aoyamagakuin.jp
メール件名:「科目名/担当者/曜日時限/学生番号/ 氏名」とすること
選考結果:5月12日(火) 17時までに学生ポータルにて通知
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授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション
事前学習/Preparation Course PowerやWebex の用意
事後学習/Reviewing 課題の作成
2
授業計画/Class 博物館とは何か
事前学習/Preparation 自分自身の気になる博物館や資料を探してみる
事後学習/Reviewing 課題の作成
3
授業計画/Class 博物館のコレクションと展示
事前学習/Preparation 提示される情報の確認
事後学習/Reviewing 課題の作成
4
授業計画/Class 博物館の展示をめぐる議論① 美術館
事前学習/Preparation 提示される情報の確認
事後学習/Reviewing 課題の作成
5
授業計画/Class 博物館の展示をめぐる議論② 水族館
事前学習/Preparation 提示される情報の確認
事後学習/Reviewing 課題の作成
6
授業計画/Class 博物館の展示をめぐる議論③ 歴史系博物館
事前学習/Preparation 提示される情報の確認
事後学習/Reviewing 課題の作成
7
授業計画/Class 博物館教育の実践① ボランティアの養成
事前学習/Preparation 提示される情報の確認
事後学習/Reviewing 課題の作成
8
授業計画/Class 博物館教育の実践② 学校との連携
事前学習/Preparation 提示される情報の確認
事後学習/Reviewing 課題の作成
9
授業計画/Class 課題の設定とプレゼンテーションについて
事前学習/Preparation 関心のあるテーマについて理解を深めておく
事後学習/Reviewing テーマに基づいた博物館見学計画を立てる
10
授業計画/Class プレゼンテーション①
事前学習/Preparation プレゼンテーションの準備
事後学習/Reviewing 発表内容の探究
11
授業計画/Class プレゼンテーション②
事前学習/Preparation プレゼンテーションの準備
事後学習/Reviewing 発表内容の探究
12
授業計画/Class プレゼンテーション③
事前学習/Preparation プレゼンテーションの準備
事後学習/Reviewing 発表内容の探究
13
授業計画/Class プレゼンテーション④
事前学習/Preparation プレゼンテーションの準備
事後学習/Reviewing 発表内容の探究
14
授業計画/Class プレゼンテーション⑤
事前学習/Preparation プレゼンテーションの準備
事後学習/Reviewing 発表内容の探究
15
授業計画/Class まとめ
事前学習/Preparation 全体を振り返っておく
事後学習/Reviewing 自分の考察を深めていく
授業方法/Method of instruction

授業は、(1)Course Power による課題提示(動画、文献、プレゼンテーション作成に向けた課題等)
    (2)Webex Meetings によるリアルタイムでのやり取り
    (3)学生自身によるプレゼンテーション(Power Pointの作成)、
により進めることを想定しています。
授業中に、詳細な指示をしていきますので、気を付けて受講してください。

前半では社会教育のための機関としての博物館を考えるための多様な視点を提示します。
後半では学生によるプレゼンテーションを行ってもらいます。

博物館を、実際に見学することはできませんが、様々な形で利用する方法を一緒に見つけていきます。
また、基本的なアカデミックスキルとしての情報収集の方法、PowerPoint の作成方法についても、授業時間中に説明していきます。

※ 受講人数や受講者のオンライン環境などの条件によって、プレゼンテーションの回数や授業内容、方法を修正しながら進めます。

成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 60% 日常的な課題の提出や、リアクションの状況を評価します。出席は大前提です。
2 その他 Others 40% 学生によるプレゼンテーション(プレゼンテーションを提出しないと、評価をすることができません)。
教科書/Textbooks
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1 指定なし。
参考書/Reference books
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1 必要に応じて、授業中に提示します。
メッセージ/Message

博物館(館種は問いません。例:歴史民俗系博物館、自然史系博物館、文学館、科学館、美術館、水族館、動物園、植物園等)に関心がある人の受講を想定しています。

過年度までの授業では、資料や展示の内容(ファッション、文化、産業、メディア 等)をはじめ、施設の経営(資金、広報、企業の社会貢献活動 等)や、空間の役割(癒し効果、コミュニティの形成)などなど、学生の関心に応じて、様々な考察が行われてきました。

実際に施設を訪問することができないという制限はありますが、インターネット上に公開される様々な情報を駆使して、博物館を中心として、自分なりのプレゼンテーションを試みませんか?