講義内容詳細:キリスト教政治倫理

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) キリスト教政治倫理
英文科目名/Course Title (English) Christianity and Politics
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 瀧 章次
英文氏名/Instructor (English) TAKI, Akitsugu

講義概要/Course description
この講義は現代社会の政治、倫理に関心のある受講者を対象とするものです。特にキリスト教の視点から考えてみることに、肯定的にであれ否定的にであれ、関心のあるすべての人に開かれています。内容としてはすでに答えのある知識の暗記・習熟を目的とするものとは異なります。したがって、数学における微積分のような一分野の演習や、資格試験準備のようなものとは性格を異にします。倫理も政治も、教室の外においてわたしたちがこれからの人生において、また今日も、今この瞬間も、試される実践の場です。確かに親しみのないことがらと身構えてしまうかもしれません。政治や倫理という難しいことは考えなくても生きていけると思われるかもしれません。たとえば難民の受け入れや憲法改正の是非について問われたとすると、自分自身の判断を棚上げするだけでなく、さらに、判断を専門家などだれか他人に任せて日常を生きているかもしれません。そればかりか、ひょっとして、他人任せで生きることが、社会的にどんな意味をもつのか考えることすら放棄しているかもしれません。そのような場合ですら、わたしたちは、そのような他人任せの生き方を、消極的とはいえ、選択しているといえないでしょうか。社会的に生きている以上、直接間接にわたしたちが試されている、このような選択について、近づきがたくても避けて通れない自分自身の社会的責任について、わたしたちはどのように応答すればよいのでしょうか。この問いを自らの問いとして引き受け考えることが政治や倫理の学びの第一歩と考えています。本講義では、このような政治や倫理について、現代を生きるわたしたちの現実に沿って、考えを深めていきたいと考えています。とりわけて、このような現実的実践的選択の問題の中で、キリスト者として生きるという選択が、現代においてどのような可能性をもつのか、ともに問うていきたいと思います。この問いの場においては、キリスト者であることを前提として問題を問うことが一部の限られたひとびとにのみあてはまるものにすることはしません。受講者がたとえば非キリスト者として抱く疑問、あるいは、異なる信仰の生き方からキリスト者に抱く疑問をも、みなで問いを分かち合い、応答を試みたいと考えます。そればかりか、現在、過去のキリスト者を自認する人々の生き方に対する、キリスト者以外からの批判、あるいはキリスト者自身からの批判をも提起して行きたいと思います。キリスト者として生きることが現在の政治、倫理においてなおいかなる可能性を切りひらくのかを批判的に自分自身で考えることが講義を聴き問題を分かち合うことの意義です。できるだけ、具体的な問題に触れて考える意味で、現代社会を特徴付ける科学的合理主義、代議制民主主義、市場経済中心主義の問題を考え、その議論の中でキリスト教政治倫理の可能性を考えて行きたいと思います。
達成目標/Course objectives
受講者が現代社会において地球市民、世界市民としてのよき生き方を考えて行く手がかりを得て今後の実人生につなげていくことを目標とします。具体的には、第一に、わたしたちが集団として生きている以上直接間接に自らの選択を問われ自らの生き方そのものが問われる政治や倫理についてどのように応答して行けばよいか、今までの自分の考えを振り返り、それぞれの与えられた場にあって、より自覚的に考え生きていけるようになることが目標です。第二に、キリスト者として生きることがそのような実践の場でどのような可能性を持っているのか、今後考え、その可能性を参照しつつ生きて行くための導きをそれぞれに得ることが更なる目標です。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
もちろん政治学や倫理学、キリスト教倫理に関する本を読むことは理解を高めることになります。しかし、もっと身近なこととしては、「私」ではなく、「わたしたち」、「われわれ」という言葉を用いて、集団に対して責任を持って判断し行動している場面について、家族や友人やクラブなどでの自分自身の過去・現在の経験、また、身の回りやニュースなど社会で用いられている事例に注意してみましょう。例えば、国会で政治家の人たちがどんな言葉遣いをしているか聴いてみましょう。そのような言葉遣いで、私たちは何をしているのか、その言葉遣いに違和感なく共感することがあるとすればそれはどうしてなのか、考えてみることが政治や倫理を考えて行くいとぐちになると思います。もしキリスト教に関心があるならば「主の祈り」(pater noster)の「われわれ」とは何かと改めて考えてみてもよいでしょう。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class イントロダクション:講義概要、達成目標、授業運営方法、成績評価方法を説明する。特に、政治、倫理、宗教また参照軸としての科学というものについて、改めて考えていくために、日常の私たちの抱いている通念、イメージを洗いなおして、何をどのように考えて行くことが現代を生きて行くうえで意義あることなのかを準備として考える。
事前学習/Preparation 15回の講義内容について目を通しておく。予め書かれている内容について疑問点があれば質問を用意しておく。
事後学習/Reviewing 15回を通して、どのような心構えをもって毎回備えればよいか確認する。
2
授業計画/Class 倫理的命令の起源と正当性(1)―聖典宗教において命令はいかに引き出されることができるかー信仰者の外に立った外在的理解
事前学習/Preparation キリスト教聖典(聖書)を開いて命令文がどこに書かれているか探して見る。イスラーム教の聖典アル・クルアーン(コーラン)の場合と比較してみる。
事後学習/Reviewing 聖典解釈の合理性について、信仰者の外に立って批判的に理解するときの問題をまとめておく。たとえば「文学テクストにおいて作者の意図を本文から推論する誤り(intentional fallacy)」など文学解釈理論を調べてみる
3
授業計画/Class 倫理的命令の起源と正当性(2)―聖典宗教において命令はいかに引き出されることができるかー信仰者の内側に立った内在的理解―キリスト者の現実社会に対する関与はどのようにして正当化されるか
事前学習/Preparation 宗教者における隠遁、瞑想、苦行、肉体的生死の超越(例えば、仏教の解脱、遷化、入滅)はいかなる命令・義務か、調べてみる。
事後学習/Reviewing 二人称的な関係、われー汝との間柄における神から発せられる命令が拓く世界構造について気づいた点をまとめておく。
4
授業計画/Class 科学的合理主義にキリスト教政治倫理はどのように応答することができるか(1)―科学的合理主義とは何かー科学的合理主義による、政治、倫理、宗教の位置づけ
事前学習/Preparation 科学的合理主義にキリスト教政治倫理はどのように応答することができるか(1)―科学的合理主義とは何かー科学的合理主義による、政治、倫理、宗教の位置づけ
事後学習/Reviewing 自然科学について、そのほかの学問とどのような違いがあるか性格をまとめ、科学的合理性の理由をまとめ、それらの性格から、倫理、政治、宗教はどのような問題として性格づけられるか自分の考えをまとめる。
5
授業計画/Class 科学的合理主義にキリスト教政治倫理はどのように応答することができるか(2)―古典的物理学的世界観の限界とアインシュタインの相対性理論の意味―幾何学、数学、論理学の厳密性の根拠―科学的合理主義の限界
事前学習/Preparation 科学とそこから派生する技術とがわれわれの世界にもたらしたものについて、正負両面をまとめてみる。
事後学習/Reviewing 科学的合理主義の限界についてまとめる。
6
授業計画/Class 科学的合理主義にキリスト教政治倫理はどのように応答することができるか(3)―人文学(humanities)の復権―政治、倫理、宗教の意義の再考―科学的合理主義の限界点においてキリスト教政治倫理の果たす役割(キリスト教自体の内在的批判と世界に拓かれた革新の可能性とそれらの意味)
事前学習/Preparation 科学とそこから派生する技術とがなぜわれわれの社会の中心的な役割を果たしているのか、その理由を改めて考えてみる。
事後学習/Reviewing 科学とそこから派生する技術とに対してどのような批判的思考をもって生きることが必要か(例えば、すべてを科学者にゆだねてもよいか)まとめておく。
7
授業計画/Class ディスカッション(1)(中間総括)
事前学習/Preparation 今までの議論について、思いついたこと、理解できないこと、疑問に思うことを、ノートなどを見直しながら、ふりかえりまとめる。できれば、その理由、背景についてもまとめておく。
事後学習/Reviewing ディスカッションの結果、明らかになったこと、さらに、考えたり調べてみなければならないことをまとめておく。
8
授業計画/Class 現代社会の市場経済中心主義にキリスト教政治倫理はどのように応答することができるのか(1)―市場経済とはなにかーいつからどこで始まったのかー市場で売り買いすることとはどのような集合的な価値形成かー市場のしくみが資源を適正に効率的に配分することの理論的な条件は何か
事前学習/Preparation 毎日さまざまなモノを買って消費することについて、あるいはアルバイトで自分の労働力を提供して賃金を得ることなどについて、みずからの自由な選択で売り買いをしていることを改めて問い直して見ること。多くのひとびとが同時にそのようなことをしていることの集積について想像してみること。そしてそれがどのようにして成り立っているのか、例えば何が起きたらそのようなしくみは成りたたなくなるのか考えてみること。
事後学習/Reviewing 市場経済の優れた点とそれがもたらす社会的問題についてまとめておく。できれば過去の提案されたそれらの問題の解決策についても調べてみる。
9
授業計画/Class 市場経済の優れた点とそれがもたらす社会的問題についてまとめておく。できれば過去の提案されたそれらの問題の解決策についても調べてみる。
事前学習/Preparation 市場における分配の効率性・適正性を可能にする理論的条件を可能にするための現実的な問題を考えておく。
事後学習/Reviewing 公共財の経済における市場の失敗がなぜおきるか、また政府の介入がどのような失敗をまねくか、歴史的事例を取り上げてまとめておくこと。
10
授業計画/Class 現代社会の市場経済中心主義にキリスト教政治倫理はどのように応答することができるのか(3)―各国政府が国際分業体制の元で経済成長第一主義を掲げる理由と問題点―市場経済中心主義の限界を超えて将来世代を含めた人類的連帯(solidarity)を求めることの必要性(sustainabilityの要請)―新たな人類的連帯を形成して行く上でのキリスト者のはたらきの可能性
事前学習/Preparation 人類における膨張政策の歴史、集団的利己主義、暴力と戦争の歴史をふりかえり、貯蓄・貯蔵文化以前・以後の状況と、狩猟採集民の経済の意義とを考えておく。
事後学習/Reviewing 現代社会の市場経済中心主義のもたらす諸問題を共有して解決策を人類的に模索するために必要なことをまとめておく。
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授業計画/Class ディスカッション(2)(中間総括)
事前学習/Preparation 現代社会の民主主義の議論について、思いついたこと、理解できないこと、疑問に思うことを、ノートなどを見直しながら、ふりかえりまとめる。できれば、その理由、背景についてもまとめておく。
事後学習/Reviewing ディスカッションの結果、明らかになったこと、さらに、考えたり調べてみなければならないことをまとめておく。
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授業計画/Class 現代社会の民主主義にキリスト教政治倫理はどのように応答することができるか(1)ー倫理学における倫理的価値の普遍化の問題をふりかえるー倫理的価値の集団的社会的決定の顕在的過程として民主主義の意義を他の形態と比較して、その功罪を再考する
事前学習/Preparation 身近なところにある「べき」の諸例(法律、道徳、家庭内のルールなど)を集めてみる。その起源は何か、その正当性はどこからくるか考えてみる。
事後学習/Reviewing 人が集まって全員に関わる問題について決定して全員で責任を共有して行動することを振り返りその問題点をまとめておく。
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授業計画/Class 人が集まって全員に関わる問題について決定して全員で責任を共有して行動することを振り返りその問題点をまとめておく。
事前学習/Preparation 多数決に関わった自分自身の経験やニュースなどの聞いて知った多数決の事例を、ふりかえって、その問題点を考えてみる。
事後学習/Reviewing 「最良者単独者支配制」の政治の実例を歴史的に取り上げその問題点をまとめておく。
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授業計画/Class 現代社会の民主主義にキリスト教政治倫理はどのように応答することができるか(3)-熟議民主主義/討議倫理学の意義とグローバル社会における限界-世界共和制原理におけるキリスト者の果たすべき役割
事前学習/Preparation 「公正・公平な熟議・討議」を成り立たせる人間的条件が満たされていない現実的な政治状況を具体的な事例を通して考えてみる。
事後学習/Reviewing 「公正・公平な熟議・討議」を成り立たせる人間的条件が満たされるために必要な人間性をまとめ、そのキリスト教的な意義を考えてみる。
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授業計画/Class 最終総括としてのディスカッション(3)
事前学習/Preparation 市場経済中心主義に関する今までの議論について、思いついたこと、理解できないこと、疑問に思うことを、ノートなどを見直しながら、ふりかえりまとめる。できれば、その理由、背景についてもまとめておく。
事後学習/Reviewing キリスト教政治倫理の現代的諸問題に対する限界と可能性を、外在的、内在的立場から考察し、自分の考えとしてまとめる。
授業方法/Method of instruction
オンライン授業とします。オンデマンド型(授業本体 20分x3、4+予習、復習用 20分X1,2本)を基本とします。ファイルはコースパワーにアップロードします。ディスカッションの折など適宜、Webexミーティングで、双方向型で行います(実施時は1週間前には連絡します)。
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 60% 2回、授業内容に関連した、論述課題を実施します。実施に当たっては、2週間前には、提出期限を予告します。課題の授受はコースパワーを用います。
2 平常点 In-class Points 40% オンデマンド型を基本としますので、各回の出席確認を兼ねた課題についての提出をもって評価します。なお、Webexミーティングによる双方向向授業で実施するディスカッションの回における参加の質についても加味します。
教科書/Textbooks
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1 特に設けない。なお授業ごとに資料をコースパワーにアップロードします。
参考書/Reference books
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1 プラトン著 ; 藤沢令夫訳 国家 岩波書店 1979.4 4003360176 500円 参考書は講義の内容をより深く理解していただくためのものを取り上げました。一冊でも手に取っていただければ幸いです。 蔵書情報 / Library information
2 プラトン著 ; 森進一, 池田美恵, 加来彰俊訳 法律 岩波書店 1993.2 4003360206 760円 蔵書情報 / Library information
3 アリストテレス [著] ; 牛田徳子訳 政治学 京都大学学術出版会 2001.2 4876981248 4200円+税 蔵書情報 / Library information
4 [アリストテレス著] ; 神崎繁訳 ニコマコス倫理学 岩波書店 2014.8 9784000927857 6000円+税 蔵書情報 / Library information
5 アウグスティヌス [著] ; 加藤武訳 キリスト教の教え 教文館 1988.7 4764230062 3800円 蔵書情報 / Library information
6 アウグスティヌス [著] ; 服部英次郎訳 神の国 岩波書店 1982.3 4003380533 蔵書情報 / Library information
7 マルティン・ルター著 ; 石原謙訳 キリスト者の自由 ; 聖書への序言 岩波書店 1955.12 4003380819 310円(本体301円) 蔵書情報 / Library information
8 ジャン・カルヴァン著 ; 渡辺信夫訳 キリスト教綱要 新教出版社 2007.8 9784400301080 4500円 蔵書情報 / Library information
9 イマヌエル・カント著 ; 原佑訳 純粋理性批判 平凡社 2005.2 4582765270 1800円 蔵書情報 / Library information
10 カント [著] ; 波多野精一, 宮本和吉訳 ; 篠田英雄 [改訳] 実践理性批判 岩波書店 1979.12 400336256X 450円 蔵書情報 / Library information
11 カント著 ; 篠田英雄訳 判断力批判 岩波書店 1964.1 4003362578 蔵書情報 / Library information
12 マックス・ヴェーバー著 ; 大塚久雄訳 プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神 岩波書店 1991.12 4000070916 1200円 蔵書情報 / Library information
13 南原繁著 國家と宗教 岩波書店 1946. 蔵書情報 / Library information
14 佐々木力著 科学革命の歴史構造 岩波書店 1985. 4000051741 3000円 蔵書情報 / Library information
15 佐々木毅 [著] アメリカの保守とリベラル 講談社 1993.5 4061590723 780円 蔵書情報 / Library information
16 宇沢弘文著 社会的共通資本 岩波書店 2000.11 4004306965 660円+税 蔵書情報 / Library information
17 篠原一著 市民の政治学 岩波書店 2004.1 4004308720 700円 蔵書情報 / Library information
18 J.E.スティグリッツ著 ; 薮下史郎訳 公共部門・公共支出 マグロウヒル出版 1989.9 4895013111 3800円 蔵書情報 / Library information
19 J.E. スティグリッツ著 ; 薮下史郎訳 公共部門・公共支出 東洋経済新報社 1996.8 4492312307 蔵書情報 / Library information
20 佐々木毅著 政治学は何を考えてきたか 筑摩書房 2006.12 4480863745 2800円+税 蔵書情報 / Library information
21 神野直彦著 財政学 有斐閣 2007.4 9784641162983 3200円+税 蔵書情報 / Library information
22 神野直彦著 システム改革の政治経済学 岩波書店 1998.6 4000262629 2300円 蔵書情報 / Library information
23 神野直彦著 「分かち合い」の経済学 岩波書店 2010.4 9784004312390 720円+税 蔵書情報 / Library information
24 金子勝著 市場と制度の政治経済学 東京大学出版会 1997.9 4130401580 3400円+税 蔵書情報 / Library information
25 河島幸夫著 ドイツ現代史とキリスト教 新教出版社 2011.3 9784400212232 3000円+税 蔵書情報 / Library information
26 J.H.ヨーダー著 ; 佐伯晴郎, 矢口洋生訳 イエスの政治 新教出版社 1992.8 4400424022 3500円 蔵書情報 / Library information
27 Richard B. Hays The moral vision of the New Testament HarperSanFrancisco 1996. 006063796X 蔵書情報 / Library information
28 Mary Heather MacKinnon and Moni McIntyre, editors Readings in ecology and feminist theology Sheed & Ward 1995. 9781556127625 蔵書情報 / Library information
29 original editions selected and edited by Henry Bettenson ; third and fourth editions edited by Chris Maunder Documents of the Christian church Oxford University Press 2011. 9780199568987 £16.99 蔵書情報 / Library information
メッセージ/Message
21世紀を生きるよき世界市民として、地球のさまざまな地域で起きているできごとに対する想像力を高め、失敗を恐れず行動し、さまざまな人々と国境を越えて分かち合い、連帯を築いていきましょう。

キーワード/Keywords
キリスト教 倫理学 政治学 科学的合理主義 民主主義 市場経済中心主義