講義内容詳細:日本の農業・農村とビジネス

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) 日本の農業・農村とビジネス
英文科目名/Course Title (English) Japan's agriculture and business
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 岩田 伸人
英文氏名/Instructor (English) IWATA, Nobuto

講義概要/Course description
 経済・貿易のグローバル化が進むなかで、食の安全・安心、ゆとりと生きがい、農業の新しいビジネスモデルや”第6次産業”と呼ばれる新産業への関心が高まり、いま農業・農村・里山が注目されている。都会の若者の就農やむらづくり支援、企業(ビジネス)の農業への参入が進むなど新たな潮流も動き始めている。こうした動きの本質を理解し社会に貢献できる人材の育成が望まれている。人々の生活・生命に密着した「農業」は、新たなビジネス・チャンスの場でもある。    
達成目標/Course objectives
グローバル化が進む中で、日本の農業は今後どうあるべきかについて各履修者が独自の意見を持ち、そのことで専門家と議論できるレベルに達することを目標とする。

履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
将来、農業にかかわる分野の業務や研究に携わりたい、または日本の新たな農業に興味があることが履修の条件である。

授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション/日本農業と貿易    岩田伸人 (青山学院大学地球社会共生学部教授)       
事前学習/Preparation 日本の農業の現状について、身近な情報を収集しておく
事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
2
授業計画/Class 農業農山村の新たな可能性と課題   
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
3
授業計画/Class 世界の食料問題と日本の食料自給力 末松広行 (前・農林水産省農村振興局長)       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
4
授業計画/Class 農業ビジネスのグローバル展開 小山剛 (三菱商事(株)生鮮品本部農産酪農部長)       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
5
授業計画/Class 和食文化と日本農業 西経子(農林水産省食品産業局和食室長)       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
6
授業計画/Class 農林業のビジネスモデルと異業種交流 鍋山徹 (日本経済研究所専務理事・地域未来研究センター長)       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
7
授業計画/Class 中山間地域の再生と農業農村政策  野中和雄 (中山間地域フォーラム副会長)       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
8
授業計画/Class 企業の農林業参入と地域再生  米田雅子(慶応義塾大学特任教授)       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
9
授業計画/Class 農業経営の現場を考える   澤浦彰治((株)野菜くらぶ代表取締役       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
10
授業計画/Class 地球温暖化と森林・林業  福田隆政 (日本森林技術協会理事長)       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
11
授業計画/Class 水資源・水環境・水文化  太田信介 (元(独)水資源機構副理事長)       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
12
授業計画/Class グリーンツーリズムの新たな可能性① 高砂樹史(茅野市観光まちづくり推進室長、長野県観光まちづくりアドバイザー)       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
13
授業計画/Class グリーンツーリズムの新たな可能性② 清水愼一 (大正大学地域構想研究所教授)       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
14
授業計画/Class バイオ技術等が拓く食・農・里の未来  丸山清明((元)農研機構中央農業総合研究センター所長)       
事前学習/Preparation 講義内容について、身近な情報を収集しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、より詳しい状況について考察しておくことを勧める。
15
授業計画/Class 総括 (まとめ)  岩田伸人(青山学院大学地球社会共生学部教授)       
事前学習/Preparation 講義内容に全体を振り返って、気づいたことや疑問に思った事項を整理しておく

事後学習/Reviewing 提出すべき課題は課さないが、本講義の内容を復習し、各自が今後の生き方や職業選択に関係づけることを勧める。
授業方法/Method of instruction
1)各講師の日常業務の都合などにより、講義日程が入れ替わるので了解されたい。
2)講義はほぼ毎回、その分野の第一人者(特別ゲスト講師)によるパワーポイントを用いて行います。
3)各講師は、それぞれ独自の専門分野または独自の主張の元で講義を展開します。講義内容が次回に持ち越すことはありません。
4)毎回、講義の最中に指示されるレポート課題に沿って、コースパワー上に直接入力で500字を超えない分量で、予定講義日の講義終了後、2時間以内に完了して、アップロードしてください。初回の入力直後に再提出したり、後日に再提出、あるいは添付ファイルでの提出などは、一切はできません。
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 100% 各講師の講義(1回又は2回)終了時に行う小テストまたは提出レポートの評価点を合計して成績評価を行う。評価は、15点(約10%=特に優れた解答・レポート),10点(同約80%),5点(同約10%)の3段階。成績評価方法については以上だが、これと同じ内容を第1回目講義でもコースパワーにアップロードされた資料に掲示する。 
教科書/Textbooks
 
1
メッセージ/Message
講師の業務都合などよりに、日程や講師の交代があります。
キーワード/Keywords
農業     グローバル化     アグリビジネス     森林         グリーンツーリズム     野菜     農産物     貿易     WTO