講義内容詳細：農業経済論Ⅰ

戻る
年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) 農業経済論Ⅰ
英文科目名/Course Title (English) Agricultural Economics Ⅰ
学期/Semester 後期前半 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 松本 茂
英文氏名/Instructor (English) MATSUMOTO, Shigeru

講義概要/Course description
食料問題と農業問題に関する⼊門講義です。主としてミクロ経済学の⼿法を利⽤した分析を⾏います。取り上げるトピックは、国内外の⾷料問題、経済発展と農業問題、⽣産性分析です。
達成目標/Course objectives
本講義では、農業問題・⾷料問題を経済的に分析する⼒を養うことを目指します。
履修条件（事前に履修しておくことが望ましい科目など）/Prerequisite
ミクロ経済学と統計学を履修していることが望ましい。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class イントロダクション
事前学習/Preparation 特になし
事後学習/Reviewing 特になし
2
授業計画/Class 補論 （講義を履修する上で必要な数学の確認）
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
3
授業計画/Class ⽇本の⾷料事情 （⽇本⼈の⾷⽣活の変遷，⾷料⾃給問題，経済成⻑と⾷料需要）
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
4
授業計画/Class 農産物の⽣産 I （ミクロ経済学の復習，⾷料供給のシフト要因，伝統的な⽣産分析）
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
5
授業計画/Class 農産物の⽣産 II （農業⽣産性の国際⽐較）
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
6
授業計画/Class レポート課題の解説 （パソコンルーム使⽤）
事前学習/Preparation 配布プリントの内容を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
7
授業計画/Class 農産物の⽣産 III （⽣産性分析，近代的アプローチ）
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
8
授業計画/Class 技術⾰新 （農業技術の特⾊，特許権問題）
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
9
授業計画/Class リスク管理 （農業の⽣産リスク，先物市場）
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
10
授業計画/Class 農業⽣産と環境問題 （農業⽣産の外部性，資源の共同管理問題）
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
11
授業計画/Class 農産物販売 （⾷品マーケティング）
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
12
授業計画/Class 先進国と途上国の農業調整問題 I （労働移動の制約と産業間調整問題）
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
13
授業計画/Class 先進国と途上国の農業調整問題 IＩ （労働移動の制約と産業間調整問題）
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
14
授業計画/Class レポート課題の講評
事前学習/Preparation 参考書の該当箇所を読む
事後学習/Reviewing 講義内容の確認
15
授業計画/Class まとめ
事前学習/Preparation 総復習
事後学習/Reviewing 期末試験対策
授業方法/Method of instruction
この授業は火曜日1時限と木曜日2時限で週2回セットの授業になりますので、注意をされてください。

授業はオンラインになります。コースパワーにアクセス情報を掲載しますので確認下さい。
成績評価方法/Evaluation
1 試験 Exam 40% 農業経済論Iは11月初旬に終了し、11月10日頃に最終試験を実施します。
2 レポート Report 30% 30％のウエイトのレポートを1回出します。
3 平常点 In-class Points 30% ミニクイズを不定期に何度か出します。
参考書/Reference books
 著者名
Author		タイトル
Title		出版社
Publisher		出版年
Published year		ISBN価格
Price		 
1 速⽔佑次郎・神門善久 農業経済論・新版 第5版 岩波書店 2010 4000018124 4536
2 本間正義 現代⽇本農業の政策過程 (総合研究 現代⽇本経済分析3) 慶応大学出版会 2010 4766417305
メッセージ/Message
　授業前にテキストの該当箇所を読んで来ることを期待します。この授業ではミクロ経済学をベースに農業問題の分析をします。従って、１・2年時にミクロ経済学の履修していない⼈には受講をすすめません。おそらく履修してもついていくことができません。
　また、講義では知識の積み上げを前提とします。複数回に渡り⼀つ分析⽅法を紹介した後に、具体的な農業問題についてその分析⽅法を適⽤し、考察を⾏います。⼀度⽋席をすると、その後の講義内容はさっぱり分からなくなります。就職活動を含め、出席が不定期になってしまいそうな⼈にも受講をすすめません。
その他/Others
2019年度で試験を受験した人の成績分布は、AA 7人, A 8人, B 20人, C 15人%, F 6人となっています。