講義内容詳細:英米法・政治文献講読

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) 英米法・政治文献講読
英文科目名/Course Title (English) Anglo-American Law and Politics Readings
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 鄭 裕靜
英文氏名/Instructor (English) JEONG, Youjeong

講義概要/Course description
世界人権宣言を英語で読みます。また、各テーマに関連する映像・音声資料を見たり聞いたりした上で、その内容を深く理解し、関連する事柄を発見して結びつけ、歴史を探り一つの大きな世界像を探り当てましょう。最後に、これを活用する方法を提案してみましょう。
達成目標/Course objectives
世界人権宣言(Universal Declaration of Human Rights)を英語で読み解き、活用するスキルを身につけること
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
【入学年度によって履修条件が異なりますので、自身の入学した年度の授業要覧を確認してください】
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション
事前学習/Preparation 本講義の全体的な流れの説明やレポートの説明など初回として説明があるのでオリエンテーションに参加が望ましい。
事後学習/Reviewing 本講義などに関する質問について返答をします。また、自分をアピールする方法を考えましょう。
2
授業計画/Class What is a human right? 人権とは何かについて想像してみてください。
事前学習/Preparation 先週渡された世界人権宣言のコピーを読んできてください。
事後学習/Reviewing 世界人権宣言をもう一度声に出して読んでください。
3
授業計画/Class 世界人権宣言採択の背景と構造
事前学習/Preparation 世界人権宣言が採択される前にはどのような人権の歴史があったのか調べましょう。
事後学習/Reviewing 世界人権宣言の採択過程を確認しましょう。
4
授業計画/Class 世界人権宣言の哲学基礎
事前学習/Preparation 世界人権宣言の前文と第1条を読んでみましょう。
事後学習/Reviewing 前文と第1条からうかがえる哲学的思想を考えてみましょう。
5
授業計画/Class 世界人権宣言の第2条・第3条・第4条
事前学習/Preparation 世界人権宣言の第2条・第3条・第4条を読んでみましょう。
事後学習/Reviewing 生命権・奴隷禁止について考えましょう。
6
授業計画/Class 世界人権宣言の第5条・第6条・第7条
事前学習/Preparation 世界人権宣言の
事後学習/Reviewing 拷問の歴史から拷問廃止運動と国際規範がどのように変化しているのか考えましょう。
7
授業計画/Class 世界人権宣言の第8条・第9条・第10条・第11条
事前学習/Preparation 世界人権宣言の第8条・第9条・第10条・第11条を読みましょう。
事後学習/Reviewing 法の下の平等と無罪推定原則について考察しましょう。
8
授業計画/Class 世界人権宣言の第12条・第13条・第14条
事前学習/Preparation 世界人権宣言の第12条・第13条・第14条を読みましょう。
事後学習/Reviewing 移転と居住の自由・難民問題・無国籍について考えましょう。
9
授業計画/Class 世界人権宣言の第16条・第17条
事前学習/Preparation 世界人権宣言の第16条・第17条を読みましょう。
事後学習/Reviewing 財産とは何か。財産権とは何かについて考えましょう。
10
授業計画/Class 世界人権宣言の第18条・第19条
事前学習/Preparation 世界人権宣言の第18条・第19条を読みましょう。
事後学習/Reviewing 思想・良心・宗教の自由、表現の自由について考察しましょう。
11
授業計画/Class 世界人権宣言の第20条・第21条・第22条
事前学習/Preparation 世界人権宣言の第20条・第21条・第22条を読みましょう。
事後学習/Reviewing 民主主義において結社の自由と参政権が持つ意義とは何か考えましょう。
12
授業計画/Class 世界人権宣言の第23条・第24条・第25条
事前学習/Preparation 世界人権宣言の第23条・第24条・第25条を読みましょう。
事後学習/Reviewing 労働権とは何かについて考えましょう。
13
授業計画/Class 世界人権宣言の第26条・第27条
事前学習/Preparation 世界人権宣言の第26条・第27条を読みましょう。
事後学習/Reviewing 教育権について考えましょう。
14
授業計画/Class 世界人権宣言の第28条・第29条・第30条
事前学習/Preparation 世界人権宣言の第28条・第29条・第30条を読んでみましょう。
事後学習/Reviewing 個人と国という既存の人権構造を乗り越える可能性について考えましょう。
15
授業計画/Class 世界人権宣言を読み切りました。将来の世界について話し合いましょう。この授業で、知識やアイディアで到達したものは何か、人間的に成長したことは何か、グループ学習でグループに貢献したものは何か、について反省して、成績の自己評価をしましょう。
事前学習/Preparation 半期の総ざらいです。
事後学習/Reviewing まとめを作りましょう。レポートを書いて、提出してください。
授業方法/Method of instruction
オンライン授業で行います。
(使用ツール:Webex,CoursePower,Youtube)


英語を使って世界人権宣言という国際文書を読むこと。いろいろな方法を試みて、知識やアイデアがどのようなつながりをもって、一つの世界像を形作っているのかを理解するために、時には発見の旅に出ましょう。
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 60% 講義内小レポート及びレスポンスシート提出。
2 レポート Report 20% 同時に、自分の関心を広げて世界人権宣言を普及するつもりで、期末にレポートを提出してもらいます。
3 その他 Others 20% 特別感想文「特別感想文の対象になる文献については、オリエンテーションにご紹介します。」
教科書/Textbooks
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1 特に教科書を用意しません。国連のサイトから、世界人権宣言(英語・フランス語などの正文、中国語、ロシア語、スペイン語、アラビア語などの国連公用語だけでなく、130以上の言語で表現されている国際文書)を探してください。こどものために、やさしい英語で書かれたものもあります。
参考書/Reference books
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1 資料はCoursePowerで配布します。
メッセージ/Message
全面的オンライン(遠隔)講義実施により、シラバスの順番や内容は、講義進行状況によって変更することもあります。
また、使用ツールも状況によって変更することもありますので、必ず、事前にCoursePowerで確認してください。

高い英語のレベルを求めておりません。ただ、世界人権宣言に興味があれば、みんなと一緒に英語で読んでと憲法の知識を共有するので、世界人権宣言を理解することは、楽にできます。