講義内容詳細:法学・政治学演習ⅡA

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) 法学・政治学演習ⅡA
英文科目名/Course Title (English) Seminar (Law, Politics) ⅡA
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 安部 祥太
英文氏名/Instructor (English) ABE, Shota

講義概要/Course description
 この演習では,刑事法のうち,①刑事訴訟法を中心に,②少年法,③刑事政策に関するテーマを広く取り扱います。 
 ①刑事訴訟法は,犯罪の捜査や,刑事裁判の手続に関する法律です。②少年法は,非行少年に対する教育や取扱い,犯罪少年に対する手続に関する法律です。③刑事政策は,犯罪の原因を考える「犯罪原因論」と,犯罪・再犯の防止策を考える「犯罪者処遇論」を中心としており,法律のみならず社会科学・人間科学の様々な領域が関連する学問です。
 履修者は,担当者の「法学・政治学演習ⅠA・B」を通じて関心を抱いた刑事法上の論点を設定した上で,卒業論文の執筆に向けた調査・報告・議論を行います。
達成目標/Course objectives
この演習では,次の各能力を習得し,物事を客観的・論理的に考える能力を涵養することを目指します。
①問題発見&調査・分析能力(テーマ設定・資料渉猟・有用な情報の取捨選択)
②表現能力(プレゼンテーションスキル)
③コミュニケーション能力(ディスカッションスキル)
④文章作成能力
⑤指導能力
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
担当者の「法学・政治学演習ⅠA・B」を履修していること。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス・前期進行方針の説明
事前学習/Preparation このシラバスを確認する
事後学習/Reviewing 講義内容や初回ガイダンスを踏まえ,演習の進め方を確認する
2
授業計画/Class テーマ設定
事前学習/Preparation テーマ設定のために,刑事法のうち関心のあるものを考えてくる
事後学習/Reviewing 各自で設定したテーマについて,調査・報告の準備を行う
3
授業計画/Class 卒論指導①―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
4
授業計画/Class 卒論指導②―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
5
授業計画/Class 卒論指導③―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
6
授業計画/Class 卒論指導④―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
7
授業計画/Class 卒論指導⑤―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
8
授業計画/Class 卒論指導⑥―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
9
授業計画/Class 卒論指導⑦―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
10
授業計画/Class 卒論指導⑧―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
11
授業計画/Class 卒論指導⑨―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
12
授業計画/Class 卒論指導⑩―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
13
授業計画/Class 卒論指導⑪―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
14
授業計画/Class 卒論指導⑫―プレゼンテーション&ディスカッション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備・ディスカッション準備
事後学習/Reviewing 報告者は,質疑・議論を踏まえ,引き続き卒業論文を執筆する
15
授業計画/Class まとめ―後期テーマ設定など
事前学習/Preparation テーマ設定のために,刑事法のうち関心のあるものを考えてくる
事後学習/Reviewing 決まったテーマについて,グループ単位で調査し,ディスカッションを行うための準備を行う
授業方法/Method of instruction
【リアルタイム型】
①(事前)受講者が自らの関心に基づいて刑事法の論点に関する理解をまとめます(報告準備)。
②(木曜5限時間帯)Webexを用いたリアルタイム型講義で,上記①内容を報告します(報告)。
③(木曜5限時間帯)Webexを用いたリアルタイム型講義で,上記②報告に基づいて議論します(質疑など)。

*演習科目ですので,事前準備が必要です。
*2020年4月24日現在,5月7日以降の図書館・資料室の利用可否などが不明です。
 
グループワーク・報告の詳細については,事前に説明して意見を聴いた上で状況に応じて変更する可能性があります。
*その他,CoursePower配信資料・指示などを繰り返しご確認ください。
成績評価方法/Evaluation
1 100%  報告内容(レジュメ・報告など),議論参加度,卒業論文の評価(卒業論文報告を含む)などを総合的に評価します。
教科書/Textbooks
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Comments
1  特に指定しません。ゼミ内で随時紹介します。
参考書/Reference books
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1  特に指定しません。ゼミ内で随時紹介します。
メッセージ/Message
 刑事法は,法学の中でも,感覚・感情と論理が特に激しく対立する領域の1つです。この演習で,熱い心と冷静な目で,人間と社会を多角的に見つめ,一緒に考えてみましょう。
その他/Others
*この科目は演習科目であるため,「演習」形式で行います。
 全15回のリアルタイム型講義に参加するほか,グループ単位ないし個人単位で議論に参加することを前提としています。
*オンライン講義では,通信環境・PC起動状況を安定させる必要があります。
 PC・スマホ・タブレットいずれの場合も,受講に必要ないウィンドウ・アプリを起動しないでください。
 ネットブラウザで不必要なタブを開くことも,同じ理由で控えてください。
 いずれも,PC・スマホ・タブレットのメモリ消費を抑えるためです。

*この科目の教材,リアルタイム型講義,オンライン型講義をダウンロードして,そのファイルをWeb上にアップロードし,多くの人が見ることができるようにすることは禁止します。そのような行為は,著作権法に違反し,犯罪です。
キーワード/Keywords
刑事訴訟法         刑事政策     少年法     犯罪捜査     刑事裁判     犯罪学     犯罪心理学     少年非行     刑務所     少年院