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授業計画/Class |
『人事-配転・出向・転籍・組織変更』
日本においては、長期雇用を前提とした、雇用システムが形成されていく中で、欧米などに比べると配転(転勤)が非常に頻繁に行われることが一般化してきました。そこで、人事異動をめぐる法的な問題も、大きな議論となっています。この回では、配転、出向といった、さまざまな形での人事異動について、その法的な問題を検討しようと思います。
*講義の冒頭に『ガイダンス』として、 本講義の進め方に関する方針を説明します。また、それについての質疑応答の時間を確保します。 *初回については、リアルタイム講義とあわせ、「ガイダンス」の内容も含め、Webexで動画配信します。そちらを閲覧していただいても結構です。 *2回目以降は、履修者の希望等に応じて、「リアルタイム」か「オンディマンド」かを決定し、いずれかの方法で実施します。 |
事前学習/Preparation |
事前に、進行予定を示しておきますので、教科書・参考書の該当する箇所を読み、分からないところや疑問に思うことをまとめておいて下さい。事前に担当講師に送ってもらえれば、可能な限り講義中に触れるようにします。また、これについても成績評価の際の加点事由とします。
*あわせて、講義の進め方に関する資料を配信する予定です。配信した資料を事前に読んでおいてください。 また、前提として、最低限、Course Powerの基本的な使い方(担当教員からの連絡、配信された資料の閲覧)ができるように、慣れておいてください。
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事後学習/Reviewing |
講義を聞いて感じたこと、疑問に思ったことをまとめてみて下さい。Course Power等を通じて提出してもらえれば、成績評価の際の加点事由とします。 |
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授業計画/Class |
『賃金の規制』
働く労働者にとって、そのもっとも大きな関心に一つとなるのが、「賃金」についてでしょう。労働者にとって、賃金とは生活していく上での重要な糧となるからです。そこで、労働法は、労働者の生活を守るために、賃金の支払いについて、様々な規制を定めています。この回では、賃金の支払いについての法的な規制について確認するとともに、賃金をめぐる様々な法的な問題について、検討したいと思います。
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事前学習/Preparation |
事前に、進行予定を示しておきますので、教科書・参考書の該当する箇所を読み、分からないところや疑問に思うことをまとめておいて下さい。事前に担当講師に送ってもらえれば、可能な限り講義中に触れるようにします。また、これについても成績評価の際の加点事由とします。 |
事後学習/Reviewing |
講義を聞いて感じたこと、疑問に思ったことをまとめてみて下さい。Course Power等を通じて提出してもらえれば、成績評価の際の加点事由とします。 |
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授業計画/Class |
『労働時間(1)-労働時間規制の概要』
働く労働者にとって、賃金と並んで重要となるのが、労働時間に関する規制です。特に、日本においては、長時間労働の問題が長年指摘されてきたように、労働時間に関する規制が重要な課題であり続けてきました。今回の講義では、労働時間に関する規制について、現行法のルールの全体像を確認・検討したいと思います。
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事前学習/Preparation |
事前に、進行予定を示しておきますので、教科書・参考書の該当する箇所を読み、分からないところや疑問に思うことをまとめておいて下さい。事前に担当講師に送ってもらえれば、可能な限り講義中に触れるようにします。また、これについても成績評価の際の加点事由とします。 |
事後学習/Reviewing |
講義を聞いて感じたこと、疑問に思ったことをまとめてみて下さい。Course Power等を通じて提出してもらえれば、成績評価の際の加点事由とします。 |
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授業計画/Class |
『労働時間(2)-労働時間規制の法政策』
(1)でも記したように、日本では以前から長時間労働が問題とされており、30年以上にわたって、長時間労働問題を解決するための法政策が試みられてきました。2018年に成立した、いわゆる「働き方改革」法は、一連の法政策を一歩進めるものであると受け止められています。この回では、日本における近年の労働時間法政策について、その背景や変遷を確認するとともに、その問題点についても考えてみたいと思います。 |
事前学習/Preparation |
事前に、進行予定を示しておきますので、教科書・参考書の該当する箇所を読み、分からないところや疑問に思うことをまとめておいて下さい。事前に担当講師に送ってもらえれば、可能な限り講義中に触れるようにします。また、これについても成績評価の際の加点事由とします。 |
事後学習/Reviewing |
講義を聞いて感じたこと、疑問に思ったことをまとめてみて下さい。Course Power等を通じて提出してもらえれば、成績評価の際の加点事由とします。 |
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授業計画/Class |
『労働時間(3)-これからの時代の労働時間政策』
(2)で述べたように、30年以上にわたって続けられてきた、長時間労働解消のための法政策は、2018年の、いわゆる「働き方改革」法によって、大きな一歩を踏み出しました。しかし、ワーク・ライフ・バランスなどの新たな価値観も示され、また健康保護の観点からも、勤務間インターバル等、残された課題は少なくありません。この回では、前回の内容を踏まえたうえで、これからの時代の労働時間規制のあり方について、考えてみたいと思います。 |
事前学習/Preparation |
事前に、進行予定を示しておきますので、教科書・参考書の該当する箇所を読み、分からないところや疑問に思うことをまとめておいて下さい。事前に担当講師に送ってもらえれば、可能な限り講義中に触れるようにします。また、これについても成績評価の際の加点事由とします。 |
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講義を聞いて感じたこと、疑問に思ったことをまとめてみて下さい。Course Power等を通じて提出してもらえれば、成績評価の際の加点事由とします。 |
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授業計画/Class |
『休暇(1)-休暇をめぐる法制度』
労働者にとって、休暇は、労働による肉体的・精神的疲労の蓄積を癒す重要な時間です。その意味で、過重労働による健康被害を避けるには、労働時間の規制と並んで、休暇に関する規制も重要となります。この回では、年次有給休暇を中心に、現行法における休暇に関する法制度の概要を確認し、検討したいと思います。 |
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事前に、進行予定を示しておきますので、教科書・参考書の該当する箇所を読み、分からないところや疑問に思うことをまとめておいて下さい。事前に担当講師に送ってもらえれば、可能な限り講義中に触れるようにします。また、これについても成績評価の際の加点事由とします。 |
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講義を聞いて感じたこと、疑問に思ったことをまとめてみて下さい。Course Power等を通じて提出してもらえれば、成績評価の際の加点事由とします。 |
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授業計画/Class |
『休暇(2)-年次有給休暇をめぐる法政策』
日本における過重労働の問題は、労働時間そのものの長さと同時に、年次有給休暇の消化率が低いことにも、その一因があるといわれています。この状況に対し、年次有給休暇の消化を促進するための様々な法政策が試みられてきましたが、現状はうまくいっているとはいいがたいようです。この回では、年次有給休暇の消化に関する法政策の変遷を確認し、その課題について考えてみたいと思います。 |
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事前に、進行予定を示しておきますので、教科書・参考書の該当する箇所を読み、分からないところや疑問に思うことをまとめておいて下さい。事前に担当講師に送ってもらえれば、可能な限り講義中に触れるようにします。また、これについても成績評価の際の加点事由とします。 |
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講義を聞いて感じたこと、疑問に思ったことをまとめてみて下さい。Course Power等を通じて提出してもらえれば、成績評価の際の加点事由とします。 |
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授業計画/Class |
『女性・年少者の保護』
労働者の保護を目的とした法制度は、歴史的にみると、女性および年少者に対する保護からスタートしました。こうした流れの中で、現在でも、労働基準法の中には、女性及び年少者の保護を定める法律が存在しています。この回では、こうした女性及び年少者の保護のための法制度について、確認します。
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事前に、進行予定を示しておきますので、教科書・参考書の該当する箇所を読み、分からないところや疑問に思うことをまとめておいて下さい。事前に担当講師に送ってもらえれば、可能な限り講義中に触れるようにします。また、これについても成績評価の際の加点事由とします。 |
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講義を聞いて感じたこと、疑問に思ったことをまとめてみて下さい。Course Power等を通じて提出してもらえれば、成績評価の際の加点事由とします。 |
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授業計画/Class |
『性差別の禁止』
かつて、男性が稼ぎ手、女性が家事の担い手という、いわゆる「性別役割分業」が当たり前のように考えられていた時代がありました。その後、女性の社会進出が進むと同時に、女性差別を禁止する男女雇用機会均等法が制定され、少しづつ雇用の現場における性差別は解消が進んでいるものの、いまだに問題が解決したとは言えない状況です。この回では、雇用における性差別禁止についての法政策の変遷を確認するとともに、法的な問題点について考えてみたいと思います。 |
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事前に、進行予定を示しておきますので、教科書・参考書の該当する箇所を読み、分からないところや疑問に思うことをまとめておいて下さい。事前に担当講師に送ってもらえれば、可能な限り講義中に触れるようにします。また、これについても成績評価の際の加点事由とします。 |
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授業計画/Class |
『ハラスメント』
近年、職場での様々な形のハラスメントが問題視され、社会的な関心を集めるようになっています。労働法政策という観点からも、男女雇用機会均等法におけるセクシュアル・ハラスメントに関する規定の制定に始まり、2019年にはいわゆる「パワハラ」に関する規定も定められるに至っています。この回では、さまざまな形のハラスメントについて、法的な観点から検討してみたいと思います。 |
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事前に、進行予定を示しておきますので、教科書・参考書の該当する箇所を読み、分からないところや疑問に思うことをまとめておいて下さい。事前に担当講師に送ってもらえれば、可能な限り講義中に触れるようにします。また、これについても成績評価の際の加点事由とします。 |
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授業計画/Class |
『育児休業・介護休業』
近年、仕事と育児の両立をめぐる問題や、介護離職といった問題が社会的に注目されています。労働法は、1991年に制定された育児休業法に始まり、育児休業・介護休業の制度を整備してこれに対応しています。この講義では、育児休業・介護休業に関する法制度を概観したうえで、その課題を考えたいと思います。 |
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授業計画/Class |
『安全衛生と災害補償』
労働者にとって、職場で安全に働けるということは、何より大事なことです。したがって、使用者は労働者が安全に働けるようにしなければならず、そのためのさまざまな規制も存在します。その一方で、労働は何らかの危険や、労働者に対する負荷を不可避的に伴うものです。こうして、業務を原因とするケガや病気が生じた場合には、それに対する補償を考えなければなりません。この回では、労働者の安全と労働災害に対する補償をめぐる問題について考えたいと思います。
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授業計画/Class |
『懲戒』
企業は、事業運営上、組織を規律に沿って運営する必要があることから、一定の企業秩序を維持する必要に迫られます。こうした必要から、秩序を乱す労働者に対して、一定の制裁を科すことがあります。これが「懲戒」です。しかし、懲戒は、労働者にとってみれば単なる不利益な取り扱いであり、その理由に納得がいかないなど、懲戒をめぐる紛争は少なくありません。この回では、企業はなぜ「懲戒」をすることができるのか、という基本的な問題に始まり、懲戒に関する法的なルールについて考えてみたいと思います。
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『雇用の終了』
労働法の中でももっとも議論が多く、また紛争が多いのは、労働契約の終了をめぐる問題、特に解雇をめぐる問題です。この回では、労働契約の終了をめぐる問題、特に「解雇」をめぐる問題を中心に検討します。
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授業計画/Class |
『解雇規制をめぐる法政策』
近年、解雇に関する法規制について、いわゆる「解雇の金銭解決制度」の導入が検討の俎上に上り、多くの議論が重ねられています。ここでは、日本における解雇規制は本当に厳しいのか。「解雇の金銭解決制度」は、労使にとって望ましい制度といえるのかについて、考えてい見たいと思います。 |
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事前に、進行予定を示しておきますので、教科書・参考書の該当する箇所を読み、分からないところや疑問に思うことをまとめておいて下さい。事前に担当講師に送ってもらえれば、可能な限り講義中に触れるようにします。また、これについても成績評価の際の加点事由とします。 |
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