講義内容詳細:経営管理論Ⅰ/マネジメント論Ⅰ

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) 経営管理論Ⅰ/マネジメント論Ⅰ
英文科目名/Course Title (English) Management Ⅰ
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 吉田 猛
英文氏名/Instructor (English) YOSHIDA, Takeshi

講義概要/Course description
 経営組織は、人々のニーズを満たし社会的に役立つ様々な製品やサービスを創造すること(イノベーション)から始まる。そして、その創造物を持続的に改善しながら社会に提供し続けるための組織的活動(オペレーション)によって永続的な存在となる。双方とも現実の経営組織では同等に重要な要因であるが、本授業ではこれからますます重要となるイノベーションや創造性を中心にして講義を行う。前期では、集団によって創造性を発揮できるプロセスや組織的な要件を概念的に説明していく。
 本講義では、経営を基本的に現代企業を対象にしながら体系的に学ぶが、経営という概念は、企業だけではなく、政府や地方公共団体、さらには最近様々な場面で活躍する非営利組織(NPO)にも、適用できる幅広い概念であるため、可能であればこの分野にも触れたいと考えている。

本授業はすべてオンディマンドで行う
達成目標/Course objectives
本講義の目的は、経営に関わる現象の深い理解を得るための創造性に関するマネジメントの理論的基礎および体験を提供することである。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
マネジメント基礎を履修し、経営学の基本を理解していること。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class イノベーションが必要とされる諸条件:特に日本の現状と対策を国レベルでの概観する。

1)今回以降、本授業はすべてオンディマンドで行うことにする。 今回はファイルの数は少ないが、今後の授業では、授業当日の開講時間にダウンロード可能となる文書(PDF)ファイルと音声ファイル(パワーポイントの場合もあり)をダウンロードして順番に聴いていく。
2)PDFファイルと音声ファイルはそれぞれ三つから四つのセットになっており、全体で90分となる。各セットには経営学に関する説明と授業内課題がある。
3)課題がある場合には、説明を聞いた後に取り組み、ファイル保管庫にある「授業内課題ファイル」を解答を書き込む。作成した解答は授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。
事前学習/Preparation 事前にコースパワーにアップする、あるいは前回の授業で配布したレジュメや資料を読み、要点および疑問点をファイル保管庫にある「要点および疑問点ファイル」に控えておく。
事後学習/Reviewing 授業を聴いて、事前に用意した疑問点に対して得られた解、および内容に関して湧いた疑問や意見を400字程度にまとめて、「要点および疑問ファイル」に追記して、コースパワーに授業後の土曜日までにアップする。
2
授業計画/Class 企業活動全体の内容の解説:イノベーションとオペレーションを中心にして

1)授業当日の開講時間にダウンロード可能となる文書(PDF)ファイルと音声ファイル(パワーポイントの場合もあり)をダウンロードして順番に聴いていく。
2)PDFファイルと音声ファイルはそれぞれ三つから四つのセットになっており、全体で90分となる。各セットには経営学に関する説明と授業内課題がある。
3)課題がある場合には、説明を聞いた後に取り組み、ファイル保管庫にある「授業内課題ファイル」を解答を書き込む。作成した解答は授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。
事前学習/Preparation 事前にコースパワーにアップする、あるいは前回の授業で配布したレジュメや資料を読み、要点および疑問点をファイル保管庫にある「要点および疑問点ファイル」に控えておく。
事後学習/Reviewing
3
授業計画/Class 教科書を基にして、組織内の創造性とは何かを説明する。特に、イノベーションとの間にある異同を詳細に説明する。

1)授業当日の開講時間にダウンロード可能となる文書(PDF)ファイルと音声ファイル(パワーポイントの場合もあり)をダウンロードして順番に聴いていく。
2)PDFファイルと音声ファイルはそれぞれ三つから四つのセットになっており、全体で90分となる。各セットには経営学に関する説明と授業内課題がある。
3)課題がある場合には、説明を聞いた後に取り組み、ファイル保管庫にある「授業内課題ファイル」を解答を書き込む。作成した解答は授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。
事前学習/Preparation 教科書要約1:教科書の第1章を読み、その内容を「教科書要約用」に1200字程度でまとめ、それを授業開始前の水曜日までにコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、そこで発見した疑問や意見を400字程度で「要点疑問ファイル」にまとめてコースパワーに授業後の土曜日までにアップする。
4
授業計画/Class 教科書を基にして、創造的活動に不可欠な創造的摩擦と、その摩擦からどのようにしてアイデアが生まれるかを解説する。

1)授業当日の開講時間にダウンロード可能となる文書(PDF)ファイルと音声ファイル(パワーポイントの場合もあり)をダウンロードして順番に聴いていく。
2)PDFファイルと音声ファイルはそれぞれ三つから四つのセットになっており、全体で90分となる。各セットには経営学に関する説明と授業内課題がある。
3)課題がある場合には、説明を聞いた後に取り組み、ファイル保管庫にある「授業内課題ファイル」を解答を書き込む。作成した解答は授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。
事前学習/Preparation 教科書要約2:教科書の第2章pp.19からp.28「文化の多様性」の前までを読み、その内容を「教科書要約用」に1200字程度でまとめ、それを授業開始前の水曜日までにコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing
5
授業計画/Class 事例分析(1):実際の事例を基にして、その内容について検討を行い、それがどのようなイノベーションを目指し、どのように実現されたかを考え、内容および意見を授業内レポート(1)として800字程度にまとめ、授業後の土曜にまでにコースパワーにアップする。

授業内課題を作成する際に、他の文献(書籍、論文)や新聞雑誌の記事などを積極的に検索して利用しても良い。ただし、その際には、本文中には文系名を明記し、レポートの最後にリストを載せておくこと。書き方について参考になる資料はコースパワーに載せておく。
事前学習/Preparation 第1回および第2回目にアップされたPDFファイル、そしてこれまでの授業の内容を読み直しておく。
事後学習/Reviewing 日曜日以降利用可能となる他の受講生の授業内課題レポート(1)のいずれか二つ以上参考にして、自分の考えたことと対照させた結果、どのようなことが考えられたかを「事例分析ファイル」に記述する。それをまでにコースパワーに次の授業前日の水曜日までにアップする。分量としては800字程度とする。
6
授業計画/Class 教科書に基づき、イノベーションの発端となる機会とは何か、その機会がどのようにしてイノベーションにつながるのかを講ずる。

1)授業当日の開講時間にダウンロード可能となる文書(PDF)ファイルと音声ファイル(パワーポイントの場合もあり)をダウンロードして順番に聴いていく。
2)PDFファイルと音声ファイルはそれぞれ三つから四つのセットになっており、全体で90分となる。各セットには経営学に関する説明と授業内課題がある。
3)課題がある場合には、説明を聞いた後に取り組み、ファイル保管庫にある「授業内課題ファイル」を解答を書き込む。作成した解答は授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。
事前学習/Preparation 教科書要約3:教科書の第2章p.28「文化の多様性」からp.50までを読み、その内容を「教科書要約用」に1200字程度でまとめ、それを授業開始前の水曜日までにコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、そこで発見した疑問や意見を400字程度で「要点疑問ファイル」にまとめてコースパワーに授業後の土曜日までにアップする。
7
授業計画/Class 教科書に基づき、組織の創造性における創造的摩擦とアイデア創造に関して講義する。

1)授業当日の開講時間にダウンロード可能となる文書(PDF)ファイルと音声ファイル(パワーポイントの場合もあり)をダウンロードして順番に聴いていく。
2)PDFファイルと音声ファイルはそれぞれ三つから四つのセットになっており、全体で90分となる。各セットには経営学に関する説明と授業内課題がある。
3)課題がある場合には、説明を聞いた後に取り組み、ファイル保管庫にある「授業内課題ファイル」を解答を書き込む。作成した解答は授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。
事前学習/Preparation 教科書要約4:教科書の第3章(p.51からp.63「発散の管理」の前まで読み、その内容を「教科書要約用」に1200字程度でまとめ、それを授業開始前の水曜日までにコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、そこで発見した疑問や意見を400字程度で「要点疑問ファイル」にまとめてコースパワーに授業後の土曜日までにアップする。
8
授業計画/Class 教科書に基づき、創造的解決策の生成。解を作り出すための発散思考について説明を行う。

1)授業当日の開講時間にダウンロード可能となる文書(PDF)ファイルと音声ファイル(パワーポイントの場合もあり)をダウンロードして順番に聴いていく。
2)PDFファイルと音声ファイルはそれぞれ三つから四つのセットになっており、全体で90分となる。各セットには経営学に関する説明と授業内課題がある。
3)課題がある場合には、説明を聞いた後に取り組み、ファイル保管庫にある「授業内課題ファイル」を解答を書き込む。作成した解答は授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。
事前学習/Preparation 教科書要約5:教科書の第3章p.63の「発散の管理」からp.78までを読み、その内容を「教科書要約用」に1200字程度でまとめ、それを授業開始前の水曜日までにコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、そこで発見した疑問や意見を400字程度で「要点疑問ファイル」にまとめてコースパワーに授業後の土曜日までにアップする。
9
授業計画/Class 事例分析(2):実際の事例を基にして、その内容について検討を行い、それがどのようなイノベーションを目指し、どのように実現されたかを考え、内容および意見を授業内レポート(2)として800字程度にまとめ、授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。

授業内課題を作成する際に、他の文献(書籍、論文)や新聞雑誌の記事などを積極的に検索して利用しても良い。ただし、その際には、本文中には文献名を明記し、レポートの最後にリストを載せておくこと。書き方について参考になる資料はコースパワーに載せておく。
事前学習/Preparation 第1回および第2回目にアップされたPDFファイル、そしてこれまでの授業の内容を読み直しておく。
事後学習/Reviewing 日曜日以降利用可能となる他の受講生の授業内課題レポート(1)のいずれか二つ以上参考にして、自分の考えたことと対照させた結果、どのようなことが考えられたかを「事例分析ファイル」に記述する。それを次の授業開始前日の水曜日までにコースパワーにアップする。分量としては800字程度とする。
10
授業計画/Class 教科書に基づき、イノベーションの機会に関して説明を行う。

1)授業当日の開講時間にダウンロード可能となる文書(PDF)ファイルと音声ファイル(パワーポイントの場合もあり)をダウンロードして順番に聴いていく。
2)PDFファイルと音声ファイルはそれぞれ三つから四つのセットになっており、全体で90分となる。各セットには経営学に関する説明と授業内課題がある。
3)課題がある場合には、説明を聞いた後に取り組み、ファイル保管庫にある「授業内課題ファイル」を解答を書き込む。作成した解答は授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。
事前学習/Preparation 教科書要約6:教科書の第3章p.79からp.94までを読み、その内容を「教科書要約用」に1200字程度でまとめ、それを授業開始前の水曜日までにコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、そこで発見した疑問や意見を400字程度で「要点疑問ファイル」にまとめてコースパワーに授業後の土曜日までにアップする。
11
授業計画/Class 教科書に基づき、発散思考に効果的な方法としてブレインストーミングなどの技法について説明を行う。

1)授業当日の開講時間にダウンロード可能となる文書(PDF)ファイルと音声ファイル(パワーポイントの場合もあり)をダウンロードして順番に聴いていく。
2)PDFファイルと音声ファイルはそれぞれ三つから四つのセットになっており、全体で90分となる。各セットには経営学に関する説明と授業内課題がある。
3)課題がある場合には、説明を聞いた後に取り組み、ファイル保管庫にある「授業内課題ファイル」を解答を書き込む。作成した解答は授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。
事前学習/Preparation 教科書要約7:教科書の第4章p.95からp.112「一貫した収束」までを読み、その内容を「教科書要約用」に1200字程度でまとめ、それを授業開始前の水曜日までにコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、そこで発見した疑問や意見を400字程度で「要点疑問ファイル」にまとめてコースパワーに授業後の土曜日までにアップする。
12
授業計画/Class 教科書に基づき、最善の解へどのようにすれば収束できるのかについて説明を行う。

1)授業当日の開講時間にダウンロード可能となる文書(PDF)ファイルと音声ファイル(パワーポイントの場合もあり)をダウンロードして順番に聴いていく。
2)PDFファイルと音声ファイルはそれぞれ三つから四つのセットになっており、全体で90分となる。各セットには経営学に関する説明と授業内課題がある。
3)課題がある場合には、説明を聞いた後に取り組み、ファイル保管庫にある「授業内課題ファイル」を解答を書き込む。作成した解答は授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。
事前学習/Preparation 教科書要約8:教科書の第4章p.112「一貫した収束」からp.124「ファシリテーション」までを読み、その内容を「教科書要約用」に1200字程度でまとめ、それを授業開始前の水曜日までにコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、そこで発見した疑問や意見を400字程度で「要点疑問ファイル」にまとめてコースパワーに授業後の土曜日までにアップする。
13
授業計画/Class 教科書に基づき、ファシリテーション等の収束技法をどのように利用すれば一つの解にたどり着けるのかについて説明を行う。

1)授業当日の開講時間にダウンロード可能となる文書(PDF)ファイルと音声ファイル(パワーポイントの場合もあり)をダウンロードして順番に聴いていく。
2)PDFファイルと音声ファイルはそれぞれ三つから四つのセットになっており、全体で90分となる。各セットには経営学に関する説明と授業内課題がある。
3)課題がある場合には、説明を聞いた後に取り組み、ファイル保管庫にある「授業内課題ファイル」を解答を書き込む。作成した解答は授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。
事前学習/Preparation 教科書要約9:教科書の第4章p.124「ファシリテーション」からp.134までを読み、その内容を「教科書要約用」に1200字程度でまとめ、それを授業開始前の水曜日までにコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、そこで発見した疑問や意見を400字程度で「要点疑問ファイル」にまとめてコースパワーに授業後の土曜日までにアップする。
14
授業計画/Class 事例分析(3):実際の事例を基にして、その内容について検討を行い、それがどのようなイノベーションを目指し、どのように実現されたかを考え、内容および意見を授業レポート(3)として800字程度にまとめ、授業後の土曜日までにコースパワーにアップする。

授業内課題を作成する際に、他の文献(書籍、論文)や新聞雑誌の記事などを積極的に検索して利用しても良い。ただし、その際には、本文中には文系名を明記し、レポートの最後にリストを載せておくこと。書き方について参考になる資料はコースパワーに載せておく。
事前学習/Preparation 第1回および第2回目にアップされたPDFファイル、そしてこれまでの授業の内容を読み直しておく。
事後学習/Reviewing 日曜日以降利用可能となる他の受講生の授業内課題レポート(1)のいずれか二つ以上参考にして、自分の考えたことと対照させた結果、どのようなことが考えられたかを「事例分析ファイル」に記述する。それを次の授業開始前日の水曜日までにコースパワーにアップする。分量としては800字程度とする。
15
授業計画/Class 組織内創造プロセスのまとめとと全体的な質疑応答を行う。
事前学習/Preparation 事前に提示される最終レポートに関する事前準備を行う。
事後学習/Reviewing 最終提出レポートの準備を行う。
授業方法/Method of instruction
講義と授業内課題の解答をセットにしながら、授業を進めていく。
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 30% 最終レポート
2 平常点 In-class Points 70% 教科書要約      35
授業内レポート作成   20 
授業内容に関する要約  15    
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
1 レナード・スワップ 創造の火花が飛ぶとき 文眞堂 2009