講義内容詳細:経営管理論Ⅱ/マネジメント論Ⅱ

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) 経営管理論Ⅱ/マネジメント論Ⅱ
英文科目名/Course Title (English) Management Ⅱ
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 吉田 猛
英文氏名/Instructor (English) YOSHIDA, Takeshi

講義概要/Course description
経営組織とは、人々のニーズを満たし社会的に役立つ様々な製品やサービスを創造すること(イノベーション)と、その創造物を持続的に改善しながら社会に提供し続けるための組織的活動(オペレーション)によって構成される有機的なシステムである。両者は、現実の組織では不可欠な要因であるが、本講義では、創造性やイノベーションで生み出された新製品・サービスを企業がどのようして社会に提供していくために必要なオペレーションおよびビジネスモデルを中心として理論的説明および具体的な事例の提示を行う。

 なお、基本的に企業を対象にするが、経営という概念は、企業だけではなく、政府や地方公共団体、さらには最近様々な場面で活躍する非営利組織(NPO)にも、適用できる幅広い概念であるため、可能であればこの分野にも触れたいと考えている。

この授業はオンディマンドとリアルタイムのハイブリッドの授業である。リアルタイムでは、受講生に対して、共通のテーマと個別のテーマに関して自らの考えを、授業中に披露してもらうことになる。もちろん、受講生の人数によって回数は変動するが、基本的には共通テーマ2回と個別テーマ2回を考えている。
達成目標/Course objectives
本講義の目的は、経営に関わる現象の深い理解を得るための創造性に関するマネジメントの理論的基礎を提供することである。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
経営管理論Ⅰ・マネジメント論Ⅰを履修済みであることが望ましい。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class (オンディマンド授業)
経営管理論Ⅰ・マネジメント論Ⅰのまとめ(1章から4章まで)と、イノベーションがなぜ必要となるのかについての解説。
授業内で報告をしてもらうことになる内容(共通テーマおよび個別テーマの内容)についての説明。
事前学習/Preparation 前期から受講している学生は前期の復習をしてくる。
後期から受講する学生は、教科書の1章から4章までを読んでくる。
事後学習/Reviewing 1章から4章の復習を行う。
2
授業計画/Class (オンディマンド授業)
イノベーションのための適切な物理的環境の設計の第1回目:建物構造とオフィスレイアウトについて説明を行う。
事前学習/Preparation 教科書要約1:教科書の該当部分を読んで、その内容を800字程度に要約したものをコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、考えたことや意見をファイル保管庫にあるファイルに、400字程度にまとめてコースパワーにアップする。
3
授業計画/Class (オンディマンド授業)
イノベーションのための物理的環境の設計の第2回目:建物以外の物理的環境の整備について説明する。
事前学習/Preparation 教科書要約2:教科書の該当部分を読んで、その内容を800字程度に要約したものをコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、考えたことや意見をファイル保管庫にあるファイルに、400字程度にまとめてコースパワーにアップする。
4
授業計画/Class (リアルタイム授業)
共通テーマに関する第1回目の報告。
事前学習/Preparation 共通テーマについて、ファイル保管庫から該当するパワーポイントファイルをダウンロードして、内容を記載する。それを週初めの日曜日までにコースパワーにアップしておくこと。
事後学習/Reviewing 他の受講生の発表の中で、特に考えさせられたとか参考になったとか思った点を三つほどについて、その内容と取り上げた理由を、それぞれ200字程度(全体で600字程度)にまとめなさい。
ファイル保管庫にある「発表を聞いて」のファイルをダウンロードして、コースパワーにアップする。
5
授業計画/Class (オンディマンド授業)
イノベーションのための物理的環境の設計の第3回目:ICT(Information and Communication Technology)とイノベーション
事前学習/Preparation 要約3:各自ICTとイノベーションに関して、インターネット等を使い、自分なりに調べてくる。それを800字程度にまとめてコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、考えたことや意見をファイル保管庫にあるファイルに、400字程度にまとめてコースパワーにアップする。
6
授業計画/Class (オンディマンド授業)
イノベーションのための心理的環境の設計の第1回目:心理学がどのように創造性とつながっているのかを理論的に説明する。
事前学習/Preparation 教科書要約4:教科書の該当部分を読んで、その内容を800字程度に要約したものをコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、考えたことや意見をファイル保管庫にあるファイルに、400字程度にまとめてコースパワーにアップする。
7
授業計画/Class (リアルタイム授業)
個別テーマ(自分自身のアイデア)に関する第一回目の発表。
事前学習/Preparation 個別テーマについて、ファイル保管庫から該当するパワーポイントファイルをダウンロードして、内容を記載する。それを週初めの日曜日までにコースパワーにアップしておくこと。
事後学習/Reviewing 他の受講生の発表の中で、特に考えさせられたとか参考になったとか思った点を三つほどについて、その内容と取り上げた理由を、それぞれ200字程度(全体で600字程度)にまとめなさい。
ファイル保管庫にある「発表を聞いて」のファイルをダウンロードして、コースパワーにアップする。
8
授業計画/Class (オンディマンド授業)
イノベーションのための心理的環境の第2回目:心理的な環境の実例を取り上げて、逐次解説を行う。
事前学習/Preparation 教科書要約5:教科書の該当部分を読んで、その内容を800字程度に要約したものをコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、考えたことや意見をファイル保管庫にあるファイルに、400字程度にまとめてコースパワーにアップする。
9
授業計画/Class (オンディマンド授業)
イノベーションのための心理的環境の第3回目:心理的な環境の実例を取り上げて、逐次解説を行う。
事前学習/Preparation 教科書要約6:教科書の該当部分を読んで、その内容を800字程度に要約したものをコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、考えたことや意見をファイル保管庫にあるファイルに、400字程度にまとめてコースパワーにアップする。
10
授業計画/Class (リアルタイム授業)
共通テーマに関しての二回目の発表
事前学習/Preparation 共通テーマについて、ファイル保管庫から該当するパワーポイントファイルをダウンロードして、内容を記載する。それを週初めの日曜日までにコースパワーにアップしておくこと。
事後学習/Reviewing 他の受講生の発表の中で、特に考えさせられたとか参考になったとか思った点を三つほどについて、その内容と取り上げた理由を、それぞれ200字程度(全体で600字程度)にまとめなさい。
ファイル保管庫にある「発表を聞いて」のファイルをダウンロードして、コースパワーにアップする。
11
授業計画/Class (オンディマンド授業)
企業活動の持続性のためのオペレーションとそのマネジメントに関して解説を行う。加えて、オペレーションの基礎となるビジネスモデルについて、その要素と、タイプをそれぞれ解説する。特にタイプについては、事例を基にしながら説明を行っていく。
事前学習/Preparation 要約7:事前に配布したレジュメを読んで、要点を400字程度にまとめてコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 授業内容を復習して、考えたことや意見をファイル保管庫にあるファイルに400字程度にまとめて記述し、コースパワーにアップする。
12
授業計画/Class (オンディマンド授業)
ビジネスモデルの創造と再生:新しい企業や新たな事業の創出にとってビジネスモデルの創造はきわめて重要なことである。また、リストラクチャリングのためにはビジネスモデルの再生が欠かせない。これら二つの事項に関して、理論的に解説を行う。
事前学習/Preparation 要約8:事前に配布するレジュメを読んで、400字程度にまとめてコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、考えたことや意見をファイル保管庫にあるファイルに、400字程度にまとめてコースパワーにアップする。
13
授業計画/Class (オンディマンド授業)
ビジネスモデルの核となる利益モデルに関する解説を行う。それと同時に、ビジネスモデルを実際に動かすために必要となる事業システムについて解説を行う。特に、システムに関する事前評価について詳細に解説を行う。
事前学習/Preparation 要約9:事前に配布するレジュメを読んで、400字程度にまとめてコースパワーにアップする。
事後学習/Reviewing 受講した内容を復習して、考えたことや意見をファイル保管庫にあるファイルに、400字程度にまとめてコースパワーにアップする。
14
授業計画/Class (リアルタイム授業)
個別テーマ(自分自身のアイデア)に関する第二回目の発表。
事前学習/Preparation 個別テーマについて、ファイル保管庫から該当するパワーポイントファイルをダウンロードして、内容を記載する。それを週初めの日曜日までにコースパワーにアップしておくこと。
事後学習/Reviewing 他の受講生の発表の中で、特に考えさせられたとか参考になったとか思った点を三つほどについて、その内容と取り上げた理由を、それぞれ200字程度(全体で600字程度)にまとめなさい。
ファイル保管庫にある「発表を聞いて」のファイルをダウンロードして、コースパワーにアップする。
15
授業計画/Class (オンディマンド授業)
イノベーション、ビジネスモデルに関する総括
事前学習/Preparation これまでの講義の内容の全体を復習する。
事後学習/Reviewing 最終レポートの準備を行う。
授業方法/Method of instruction
教科書の解説と授業内課題に対する解の作成を一つの単位として授業を進めていく。
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 28% 最終レポート 
2 平常点 In-class Points 72% 教科書要約+他の要約 18点(2点×9回)
事後課題       18点(2点×9回)
授業内報告用レジュメ  12点(3点×4回)
授業内報告       16点(4点×4回)
報告を聞いた後のまとめ  8点(2点×4回) 
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
1 レナード・スワップ 創造の火花が飛ぶとき 文眞堂 2009
参考書/Reference books
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1 授業中に指示する。