講義内容詳細：国際制度論Ⅰ

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年度/Academic Year 2020
授業科目名/Course Title (Japanese) 国際制度論Ⅰ
英文科目名/Course Title (English) International Institutions Ⅰ
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 和田 洋典
英文氏名/Instructor (English) WADA, Hironori

講義概要/Course description
1970年代以降に設けられた比較的新しい国際経済制度について学ぶ。大きな問題意識は、米欧先進国を中心に形成された組織やルールは、中国やBRICSなど新興国の台頭にどのような影響を受けるか、どう対処すべきかというものである。G7、G20、BRICS、アジアインフラ投資銀行（AIIB）、バーゼル銀行監督委員会などをとりあげる。国際政治経済学Ⅰ、Ⅱの続編に相当する内容にもなっている。もちろん、それらの授業を取っていなくてもこの講義のみで理解できるように説明を行う。
達成目標/Course objectives
（１）新聞等でとりあげられる国際経済制度の動向について、その歴史的経緯を把握すること
（２）国際経済関係にはどのようなルールや秩序が存在するのか、またそこにいかなる力関係が働いているのかという問題について理解を深めること
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class イントロダクション
事前学習/Preparation シラバスの確認
事後学習/Reviewing 関心事項の整理
2
授業計画/Class 制度がなぜ大事なのか
事前学習/Preparation 関心事項の整理
事後学習/Reviewing プリントの復習
3
授業計画/Class 制度と力（パワー）はどう関わっているのか
事前学習/Preparation 関心事項の整理
事後学習/Reviewing プリントの復習
4
授業計画/Class 自己学習：課題論文（国際制度理論）
事前学習/Preparation 課題論文の読解
事後学習/Reviewing 小レポート提出
5
授業計画/Class ブレトン・ウッズ後のG会合の成立
事前学習/Preparation 関心事項の整理
事後学習/Reviewing プリントの復習
6
授業計画/Class G7による政策協調
事前学習/Preparation 関心事項の整理
事後学習/Reviewing プリントの復習
7
授業計画/Class G20の成立と課題
事前学習/Preparation 関心事項の整理
事後学習/Reviewing プリントの復習
8
授業計画/Class 自己学習：課題論文（G7/G20関連）
事前学習/Preparation 課題論文の読解
事後学習/Reviewing 小レポート提出
9
授業計画/Class BRICSの成立
事前学習/Preparation 関心事項の整理
事後学習/Reviewing プリントの復習
10
授業計画/Class BRICS銀行と外貨準備基金
事前学習/Preparation 関心事項の整理
事後学習/Reviewing プリントの復習
11
授業計画/Class アジアインフラ投資銀行をどうみるか
事前学習/Preparation 関心事項の整理
事後学習/Reviewing プリントの復習
12
授業計画/Class 自己学習：課題論文（新興国関連）
事前学習/Preparation 課題論文の読解
事後学習/Reviewing 小レポート提出
13
授業計画/Class バーゼル委員会とは何か
事前学習/Preparation 関心事項の整理
事後学習/Reviewing プリントの復習
14
授業計画/Class リーマンショック後の動向
事前学習/Preparation 関心事項の整理
事後学習/Reviewing プリントの復習
15
授業計画/Class 自己学習：バーゼル合意関連のオンライン教材
事前学習/Preparation オンライン教材の視聴
事後学習/Reviewing 小レポート提出
授業方法/Method of instruction
Webexによるリアルタイム講義形式とコースパワーの自己学習の組み合わせ
レジュメは事前にコースパワー上で配布予定
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 60% 自己学習の小レポート：コースパワーで提出
2 平常点 In-class Points 20% コースパワー掲示板掲示板への質問・コメント：授業の趣旨を踏まえた内容になっているかという観点から評価
3 その他 Others 20% 授業終了時に実施する小テスト（クイズ）：コースパワーで実施
参考書/Reference books
 著者名
Author		タイトル
Title		出版社
Publisher		出版年
Published year		コメント
Comments		 
1 山本吉宣 国際レジームとガバナンス 有斐閣 2008 理論面に関して