講義内容詳細:保育・教職実践演習(幼稚園)

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) 保育・教職実践演習(幼稚園)
英文科目名/Course Title (English) Seminar for Practice Teaching (Kindergarten)
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 浅見 均/五味 美奈子
英文氏名/Instructor (English) ASAMI Hitoshi/GOMI, Minako

講義概要/Course description
当該科目の意義を自覚し、保育職の意義、保育者の役割、人間関係構築、幼児理解、保育内容の検討、クラス経営などについて、教職担当教員、教科に関する科目担当教員、幼稚園現職教員、保育士科目担当教員などが協力して教養及び感性豊かで魅力ある保育者に向けて授業展開をしていく。
達成目標/Course objectives
 幼児の傍らに寄り添う大人としての保育者はどうあるべきかについて、様々な視点より考え、討論し、子どもにとって
魅力的な存在とはどのようなものかについて理解し、気付いていく(保育者として最小限必要な資質、能力の確認)。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
本授業を受講する学年において、保育士資格、幼稚園2種免許状の取得が見込まれること。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 幼児教育の基本について理解する。
2
授業計画/Class 乳幼児と音楽表現について、海外の状況も含め実態や課題について理解する。
3
授業計画/Class 乳幼児の豊かな言語生活について望ましいあり方を理解する。社会の状況や保護者の意識などを含めた課題について理解する。
4
授業計画/Class 乳幼児の豊かな造形表現について、偉大な芸術家の思想や保育現場での実践を参考にしながら、その望ましいあり方について理解する。
5
授業計画/Class 乳幼児の豊かな身体表現について、実践事例を参考にしながら、その望ましいあり方について理解する。
6
授業計画/Class パネルディスカッション(1)
パネラーそれぞれの意見を参考にしながら、幼児教育で大切にしたいことについて自分なりの意見をまとめることができる。保育の問題について、多様な角度から検討することが重要であることを理解する。
7
授業計画/Class ロールプレイ(1)
討議・発表に向けて準備(各グループ)
今までの実践経験を通して学んだことを整理し、それをグループのメンバー同士で討議し役割分担・協力しながら発表の準備を進めることができる。
8
授業計画/Class ロールプレイ(2)
各グループでロールプレイ発表
グループで協力しながら発表しあう。他グループの発表も参考にしながら、実践の課題や学ぶべき点について理解を深める。
9
授業計画/Class 保育制度と経済の関連など現代社会における保育の諸課題について、より広い視野から検討することができる。
10
授業計画/Class パネルディスカッション(2)
パネラーである保育者のそれぞれのライフストーリーを聞き、保育者の成長の契機やたどる道筋の多様性について理解する。
11
授業計画/Class 世界の教育事情と保育について理解する。
12
授業計画/Class 育児文化、母子関係、子育て支援に関してその実態や課題について理解する。
13
授業計画/Class 社会福祉・児童福祉と保育の諸課題について理解する。
14
授業計画/Class 保育現場における保護者との信頼関係作りや連携のあり方ついて理解する。
15
授業計画/Class 信頼され魅力的である保育者とはどのような存在なのかを理解するとともに、そのような保育者になっていくにはどのような自己課題があるのかを自覚し、明確にできる。
授業方法/Method of instruction
広い視野で保育実践を検討できるよう、毎回様々な教員が異なるテーマで講義行い、全体討議や分級別討議などを行う。また、グループでの討議や作業などを行うことで、協力しながら進めることができるようにしていく。
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 40% 授業への参加態度
2 レポート Report 60%
教科書/Textbooks
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1 特に指定しない。
参考書/Reference books
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1 必要に応じて適宜提示する。
メッセージ/Message
事前学習:次回の講義内容について今までの学習を振り返っておく。
事後学習:各授業ごとに、学修した内容をレポートにまとめ、次回授業までに提出する。
キーワード/Keywords
保育     幼児教育     実践