講義内容詳細:子ども学修了研究Ⅱ

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) 子ども学修了研究Ⅱ
英文科目名/Course Title (English) Graduate Research on Childhood Studies Ⅱ
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 横堀 昌子
英文氏名/Instructor (English) YOKOBORI Masako

講義概要/Course description
人間を活かす社会とケアの探求
達成目標/Course objectives
研究することの意義や目的を確認しながら、各自がテーマを設定し、主体的に内容を育てていく。福祉に連なる領域を主要な研究のフィールドであるため、さまざまな状況を生きる人たちの抱える課題、中でもとくに福祉的支援を必要としている子どもや大人・家族をめぐる諸問題、私たちの生活の内外にある社会的な課題を中心とした考察を行なう。研究成果を集約することにより、より社会的な文脈での考察と理論的文章表現・プレゼンテーションができるようになる。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 授業オリエンテーション・研究の進め方についてのガイダンス
2
授業計画/Class 研究計画と研究方法論の確認
3
授業計画/Class 研究の枠組みと先行研究の収集
4
授業計画/Class 個別の研究計画の発表とディスカッション
5
授業計画/Class 個人別研究指導(1) 先行研究の活用と研究倫理の確認
6
授業計画/Class 個人別研究指導(2) 論文としての文章表現の留意点
7
授業計画/Class 個人別研究指導(3) 実証的研究の実施
8
授業計画/Class 個人別研究指導(4) 実証的研究の分析
9
授業計画/Class 個人別研究指導(5) 実証的研究の考察
10
授業計画/Class 個人別研究指導(6) 研究成果と課題のとりまとめ
11
授業計画/Class 研究の進展状況の発表とディスカッション
12
授業計画/Class 個人別研究指導(7) 結論を打ち出すための要点確認
13
授業計画/Class 個人別研究指導(8) 論文の精査
14
授業計画/Class 研究成果の発表とシェアリング
15
授業計画/Class 研究の今後の展開と課題に関する意見交換・まとめ
授業方法/Method of instruction
本科・専攻科での研究体験およびそれらの成果をふまえ、各自がテーマ(研究課題)を構想し、研究計画を立てて深めていく。研究に求められる方法論や執筆手法については個別に助言する中で確認する。また、共通の文献・持ち寄るテーマやトピックスにそった発題・ディスカッションを重ね、仲間とともに学びあうことも重視する。論文作成とサマリー作成、発表に至る過程において、自らの課題と向き合いながら多くの出会いや発見を重ねていく。
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 40% 研究取り組み状況
2 その他 Others 60% 研究成果
教科書/Textbooks
 コメント
Comments
1 特になし
参考書/Reference books
 コメント
Comments
 
1 必要に応じ、随時資料とともに紹介する。
メッセージ/Message
自ら自発的・主体的に取り組むこと。困難や課題を感じたときは助言・指導を求めること。
【準備学習(予習復習等)】授業前後に研究方法論に関する文献や資料を読み、理解を深めながら参加する。自ら設定したテーマに関して執筆に臨む。文献や資料を用いて研究課題についてより精査し、実証的プロセスを活用しながら文章化を進める。毎回の授業時に報告し、指導を受け、研究内容を育てていく。自ら主体的に研究を展開することが研究指導の前提である。行き詰ったときには必ず相談し助言を受けること。
その他/Others
論文がまとまり学位授与機構への申請が10月期にできた場合には、以後、12月実施予定の論文試験の対策を、受講者と相談しながら行っていくこととする。