講義内容詳細:キリスト教教育特講

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) キリスト教教育特講
英文科目名/Course Title (English) Advanced Studies in Christian Education
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 伊藤 悟
英文氏名/Instructor (English) ITOH Satoru

講義概要/Course description
キリスト教教育の実践現場でどのようなことが起こっているのかを考察・検証し、キリスト教教育のあるべき姿を模索することを目指す。とくに教育現場での様々な葛藤や諸課題に焦点をあて、適切な解決の糸口を見出していく。
達成目標/Course objectives
1.受講者がキリスト教教育への高い関心を示し、キリスト教教育の意義と使命を認識できるようにします。
2.キリスト教教育が現代社会の諸課題にどのように切り込むことができるのか、その方法や問題解決の糸口を探求します。
3.受講者自身の教育観・人間観・宗教観を構築し、成熟した人格の形成、霊性の高揚を目指します。
4.キリスト教教育の担い手となる準備を整えます。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
探究心のある学生、キリスト教保育やキリスト教教育の現場に出て行こうと志を立てている学生、キリスト教NPOやキリスト教福祉に関心のある学生、単純にテーマやトピックに関心を持った学生、いずれも歓迎します。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション
「よい羊飼い」
事前学習/Preparation 旧約聖書・詩編23
事後学習/Reviewing 次回に向けての準備(教室で指示します)
2
授業計画/Class 子どもたちとストーリーテリング
事前学習/Preparation 配布資料、必要な文献の講読
事後学習/Reviewing 次回に向けての準備(教室で指示します)
3
授業計画/Class 子どもたちのスピリチュアリティ
事前学習/Preparation 配布資料、必要な文献の講読
事後学習/Reviewing 次回に向けての準備(教室で指示します)
4
授業計画/Class キリスト教教育の目指すもの
事前学習/Preparation 配布資料、必要な文献の講読
事後学習/Reviewing 次回に向けての準備(教室で指示します)
5
授業計画/Class 子どもたちの成長と発達段階
事前学習/Preparation 配布資料、必要な文献の講読
事後学習/Reviewing 次回に向けての準備(教室で指示します)
6
授業計画/Class 子どもたちと聖書・礼拝
事前学習/Preparation 配布資料、必要な文献の講読
事後学習/Reviewing 次回に向けての準備(教室で指示します)
7
授業計画/Class キリスト教教育の暦・祝祭・行事
事前学習/Preparation 配布資料、必要な文献の講読
事後学習/Reviewing 次回に向けての準備(教室で指示します)
8
授業計画/Class キリスト教の人間理解
事前学習/Preparation 配布資料、必要な文献の講読
事後学習/Reviewing 次回に向けての準備(教室で指示します)
9
授業計画/Class キリスト教教育の環境整備
事前学習/Preparation 配布資料、必要な文献の講読
事後学習/Reviewing 次回に向けての準備(教室で指示します)
10
授業計画/Class プレゼンテーションに向けて(作業日)
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備
事後学習/Reviewing プレゼンテーション準備
11
授業計画/Class プレゼンテーション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備
事後学習/Reviewing 他の受講生のプレゼン評価
12
授業計画/Class プレゼンテーション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備
事後学習/Reviewing 他の受講生のプレゼン評価
13
授業計画/Class キリスト教と祝祭(クリスマス)
事前学習/Preparation 教室で指示する文献の講読
事後学習/Reviewing プレゼンテーション準備
14
授業計画/Class プレゼンテーション
事前学習/Preparation プレゼンテーション準備
事後学習/Reviewing 他の受講生のプレゼン評価
15
授業計画/Class まとめ「なぜキリスト教教育か」
事前学習/Preparation これまでの資料やノートの確認
事後学習/Reviewing レポート提出準備
授業方法/Method of instruction
担当者が基本事項についての講義をし、そのテーマをめぐってのディスカッションを積み重ねていく形式を取ります。また受講生のプレゼンテーションも積極的に行っていきます。
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 30% 主体性、発言、リフレクション・ペーパーなど
2 レポート Report 30% 2種類のレポート課題を出します。
3 その他 Others 40% 授業内プレゼンテーション
教科書/Textbooks
 コメント
Comments
1 読むべき文献、資料、記事を教室で指示します。また必要な資料は印刷配布またはメール配信によって入手できるようにします。特定の教科書は定めません。
キリスト教教育実践についてまとめられた文献・資料は図書館に多く所蔵されています。「広く・浅く」で構わないので、できるだけ多くの文献や資料に目を通すことを奨励します。またウェブ上でも、キリスト教教育諸機関のホームページや実践報告を容易に探し出すことができます。それらに多く触れることによって、キリスト教教育・保育の多様性と信頼性を学んでいってください。
メッセージ/Message
聖書やキリスト教に関する知識や信仰の有無は問いませんが、受講する学生には高い問題意識と授業への意欲的な参加を期待します。
その他/Others
教材を製作する際に必要な材料費は自己負担となります。(1000~2000円程度)