講義内容詳細:スペイン語Ⅰ(A)-1

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) スペイン語Ⅰ(A)-1
英文科目名/Course Title (English) Spanish Ⅰ(A)-1
学期/Semester 前期 単位/Credits 1
教員名/Instructor (Japanese) 佐々木 充文
英文氏名/Instructor (English) SASAKI Mitsuya

講義概要/Course description
初めてスペイン語を学習する人向けの入門の授業です。I (B) と同じ教科書を使用し、文法を主軸に、「聞く・話す・読む・書く」の4技能をバランスよく習得することを目指します。前期は、教科書の第1課~第7課を学習します。
達成目標/Course objectives
(A)-1・(A)-2 を合わせて、直説法の現在形・過去形を用いた一通りの表現を使いこなせるようになることを目指します。
前期では、スペイン語という言語の特徴をつかみ、規則動詞や特に重要な不規則動詞の現在形を使った平易な文を理解し、作れるようになることを目標にします。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
特にありません。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 「対面授業での実施」
スペイン語への招待、ガイダンス
事前学習/Preparation 教科書を入手し、目次に目を通しておく。可能なら辞書を入手し、巻頭や巻末の付録ページを眺めてみる(辞書の使い方や活用表が載っています)。
事後学習/Reviewing 持っているパソコンやスマートフォン、タブレット等での、スペイン語の特殊文字の入力方法を確認する。
2
授業計画/Class 第1課 つづりと発音 (pp. 1–6)
事前学習/Preparation 単語帳を用意する。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 用意した単語帳に単語を書き込む。
(3) 教科書出版社の音声サイトを活用して発音練習をする。
3
授業計画/Class 第2課: 名詞の性・数、冠詞、主格人称代名詞、動詞 ser
事前学習/Preparation pp. 7–8 の冠詞・主格人称代名詞・ser の活用の表に目を通しておく。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を解く。
(2) 単語帳に単語を書き込む。
4
授業計画/Class 第2課(続き)
事前学習/Preparation 主格人称代名詞と ser の活用形の組み合わせを覚えてくる。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 単語帳に単語を書き込む。
(3) 教科書出版社の音声サイトを手本に、Diálogos を音読する。
5
授業計画/Class 第3課: 形容詞、所有形容詞前置形、疑問文と否定文
事前学習/Preparation p. 13 の所有形容詞の表を覚えてくる。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 単語帳に単語を書き込む。
6
授業計画/Class 第3課(続き): 動詞 tener、100までの数
事前学習/Preparation (1) p. 14 の tener の活用表を覚えてくる。
(2) p. 14 の数詞の表に目を通しておく。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 単語帳に単語を書き込む。
(3) 教科書出版社の音声サイトを手本に、Diálogos の音読や、数詞の発音練習をする。
7
授業計画/Class 第4課: 規則動詞の直説法現在、前置詞、疑問詞 (1)
事前学習/Preparation p. 19 の規則動詞の活用表を覚えてくる。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 単語帳に単語を書き込む。
8
授業計画/Class 第4課(続き)
事前学習/Preparation p. 20 の前置詞の紹介を読み、それぞれ英語のどの前置詞に対応するか、どのように違うかについて考えてみる。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 単語帳に単語を書き込む。
(3) 教科書出版社の音声サイトを手本に、Diálogos を音読する。
9
授業計画/Class 第5課: 指示形容詞、動詞 estar、hay
事前学習/Preparation (1) p. 25 の指示形容詞の表に目を通す。
(2) p. 25 の estar の活用表を覚えてくる。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 単語帳に単語を書き込む。
10
授業計画/Class 第5課(続き): Ser と estar の使い分け、tener + 抽象名詞
事前学習/Preparation p. 28 下部の単語や熟語の意味を調べておく。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 単語帳に単語を書き込む。
(3) 教科書出版社の音声サイトを手本に、Diálogos を音読する。
11
授業計画/Class 第6課: 動詞 ir・ver・hacer・poner・salir、ir que・tener que
事前学習/Preparation p. 31 上部の活用表に目を通し、規則動詞とどう違うか考える。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 単語帳に単語を書き込む。不規則動詞については、必要な活用形がわかるように記入する。
12
授業計画/Class 第6課(続き): 時刻・日付の表現、疑問詞 (2)
事前学習/Preparation (1) 以前学習した100までの数詞を復習しておく。
(2) p. 32 の曜日と月名に目を通し、覚えやすいものをいくつか覚えてくる。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 単語帳に単語を書き込む。
(3) 曜日と月名を暗誦する。
(4) 教科書出版社の音声サイトを手本に、Diálogos を音読する。
13
授業計画/Class 第7課: 母音変化動詞・天候表現
事前学習/Preparation p. 37 の母音変化動詞の解説を読み、3種類の母音変化パターンを確認する。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 単語帳に単語を書き込む。母音変化動詞については、母音変化のパターンも分かるように記入する。
14
授業計画/Class 第7課(続き): 直接目的語人称代名詞
事前学習/Preparation p. 38 の目的語代名詞についての解説を読み、目的語代名詞がどのようなものなのか予習する。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 単語帳に単語を書き込む。
(3) 教科書出版社の音声サイトを手本に、Diálogos を音読する。
15
授業計画/Class 振り返りテスト・前期のまとめ
事前学習/Preparation テスト勉強として、これまでに学んだ内容を復習してくる。
事後学習/Reviewing (1) 授業中に指示された課題を行う。
(2) 夏休みを利用して、スペイン語圏の映画や本、ニュース、ドキュメンタリー、音楽等に親しんでみる。
授業方法/Method of instruction
・初回ガイダンスを含め、対面形式で授業を行います。
・文法の解説をした後、教科書の練習問題や会話例を使って会話や読み書きの演習をします。
・原則として、2週間で教科書の1課分を学習します。
・2週間に1回程度を目安に、小テストか課題で理解を確認する予定です。
成績評価方法/Evaluation
1 試験 Exam 40% 状況により、レポート等の提出課題に変更する場合があります。
2 平常点 In-class Points 60% 課題・小テスト等 40%
授業への参加・貢献等 20%
3分の2以上の授業参加が成績評価の条件です。
教科書/Textbooks
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1 エウヘニオ デル プラド・齋藤 華子・仲道 慎治 イメージ・スペイン語 (Español en imágenes) 朝日出版社 2019 9784255551029 2750円(本体2500円+税) 出版社の専用サイトからオンラインで音声を聞くことができます。
参考書/Reference books
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1 鼓 直 ほか 編 プログレッシブ スペイン語辞典 小学館 2016 9784095155234 3630円(本体3300円+税) 大学の第二外国語向けに特化した辞書で、収録語数は少なめですが、その分わかりやすく、付録も充実しています。 蔵書情報 / Library information
2 寺崎 英樹・Enrique Contreras 編 デイリーコンサイス西和・和西辞典 三省堂 2010 9784385122755 3190円(本体2900円+税) コンパクトで収録語数が多い一方、字が小さく、解説や例文も少なめです。できれば店頭で上の辞書と見比べ、自分に合いそうなほうを選んでください。 蔵書情報 / Library information
3 電子辞書 旅行会話のみのものは不十分です。手持ちの電子辞書が追加コンテンツカードに対応している場合は、導入を検討してみてください。
メッセージ/Message
スペイン語は、一見英語と似たところの多い言語ですが、文法の原理は大きく違います。スペイン語圏の文化もまた、なじみ深い英米圏の文化と似ているようでいて、さまざまな点で異なっています。スペイン語の学習を通して、すでに見知っている言語や文化をより広い視野でとらえ直すお手伝いができれば、これにまさる喜びはありません。
その他/Others
・教科書は、初回授業から持参してください。
・実用的な言語運用能力を身につけるには単語力が不可欠との考えから、単語の学習を重視します。単語帳を作り、活用してください。
・授業時間と授業効果を考慮して、単語や活用表などの学習は、ある程度授業外で行うことを想定しています。シラバスと授業中の指示に従って予習・復習をしてください。
・進度や外部情勢によって、授業計画や評価方法を変更する可能性があります。
・資料や課題・提出物の管理に、情報メディアセンター管轄のLMSである CoursePower と、外国語ラボラトリー管轄の Calabo Bridge を使用します。詳細は授業中にご連絡します。
キーワード/Keywords
スペイン語