講義内容詳細:日本文学演習Ⅱ[1]

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) 日本文学演習Ⅱ[1]
英文科目名/Course Title (English) Seminar in Japanese Literature Ⅱ [1]
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 小松 靖彦
英文氏名/Instructor (English) KOMATSU Yasuhiko

講義概要/Course description
書物・萬葉・交流の研究(応用)
 この演習では、Ⅰ書物、Ⅱ萬葉集、Ⅲ文学交流についての各自の研究テーマを深める。そして、考察の結果を、小論文という形で〈表現する〉ことを学ぶ。

 Ⅰ書物:その形式(外形)や、形式と内容の関係などについて探求する。
 Ⅱ萬葉集:その編集、歴史との関係などについて探求する。
 Ⅲ文学交流:比較文学、翻訳、「戦争と文学」などについて探求する。

最初に理論的なことについて講義し、また実習を行う。その後は、受講者自身の関心に基づく研究発表を行う。

*3つのテーマを扱うが、受講者はこのうち1つのテーマについて、研究発表を行う(研究発表のテーマが2つ以上にまたがるものでもよい)。
*授業は基本的にオンラインで行う(対面授業にする回もあるが未定)。Zoomを使用する。詳細は下の「授業方法」参照。
達成目標/Course objectives
1.書物・萬葉集・文学交流について、自分自身が研究したいテーマを明確にする。
2.書物・萬葉集・文学交流についての研究テーマを深めるための研究方法を身に付ける。
3.書物・萬葉集・文学交流についての自分自身の研究成果を小論文として〈表現する〉。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
日本文学演習Ⅰ[1](前期:小松靖彦担当)の履修がこの授業の履修条件である。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 研究の進め方について【講義】【オンライン授業(オンデマンド型)での実施】
事前学習/Preparation 後期に自分が研究したいテーマをまとめておく。
事後学習/Reviewing 研究を進めるにあたっての不安な点を整理しておく。課題に回答する。
2
授業計画/Class 先行研究の集め方と利用法【講義】
事前学習/Preparation 後期の自分の研究のスケジュールを立てる。
事後学習/Reviewing 自分の関心あるテーマについての情報を集める。課題に回答する。
3
授業計画/Class 《書物学》本の調べ方(近代印刷本の調査)【実習】
事前学習/Preparation 調査したい近代印刷本を準備しておく。
事後学習/Reviewing 実際に調査して気づいたことをまとめる。課題に回答する。
4
授業計画/Class 《萬葉集》萬葉集歌を読む【講義】
事前学習/Preparation 講義で取り上げられる萬葉集歌について目を通しておく。
事後学習/Reviewing 教材を読み直し、学んだことを整理する。課題に回答する。
5
授業計画/Class 《文学交流》翻訳を読む/翻訳を実践する【講義】
事前学習/Preparation 講義で扱われる作品について、翻訳を作成しておく。
事後学習/Reviewing 教材を読み直し、学んだことを整理する。課題に回答する。
6
授業計画/Class 受講者による研究発表(1)
事前学習/Preparation 発表者は、自分の研究成果を文章化しておく。その他の受講者は、発表に関わる参考文献を読んでおく。
事後学習/Reviewing 発表者は教員や他の受講者に指摘された問題点を深める。その他の受講者は、発表について面白いと思った点・疑問に思った点をまとめる。
7
授業計画/Class 受講者による研究発表(2)
事前学習/Preparation 発表者は、自分の研究成果を文章化しておく。その他の受講者は、発表に関わる参考文献を読んでおく。
事後学習/Reviewing 発表者は教員や他の受講者に指摘された問題点を深める。その他の受講者は、発表について面白いと思った点・疑問に思った点をまとめる。
8
授業計画/Class 受講者による研究発表(3)
事前学習/Preparation 発表者は、自分の研究成果を文章化しておく。その他の受講者は、発表に関わる参考文献を読んでおく。
事後学習/Reviewing 発表者は教員や他の受講者に指摘された問題点を深める。その他の受講者は、発表について面白いと思った点・疑問に思った点をまとめる。
9
授業計画/Class 受講者による研究発表(4)
事前学習/Preparation 発表者は、自分の研究成果を文章化しておく。その他の受講者は、発表に関わる参考文献を読んでおく。
事後学習/Reviewing 発表者は教員や他の受講者に指摘された問題点を深める。その他の受講者は、発表について面白いと思った点・疑問に思った点をまとめる。
10
授業計画/Class 受講者による研究発表(5)
事前学習/Preparation 発表者は、自分の研究成果を文章化しておく。その他の受講者は、発表に関わる参考文献を読んでおく。
事後学習/Reviewing 発表者は教員や他の受講者に指摘された問題点を深める。その他の受講者は、発表について面白いと思った点・疑問に思った点をまとめる。
11
授業計画/Class 受講者による研究発表(6)
事前学習/Preparation 発表者は、自分の研究成果を文章化しておく。その他の受講者は、発表に関わる参考文献を読んでおく。
事後学習/Reviewing 発表者は教員や他の受講者に指摘された問題点を深める。その他の受講者は、発表について面白いと思った点・疑問に思った点をまとめる。
12
授業計画/Class 受講者による研究発表(7)
事前学習/Preparation 発表者は、自分の研究成果を文章化しておく。その他の受講者は、発表に関わる参考文献を読んでおく。
事後学習/Reviewing 発表者は教員や他の受講者に指摘された問題点を深める。その他の受講者は、発表について面白いと思った点・疑問に思った点をまとめる。
13
授業計画/Class 受講者による研究発表(8)
事前学習/Preparation 発表者は、自分の研究成果を文章化しておく。その他の受講者は、発表に関わる参考文献を読んでおく。
事後学習/Reviewing 発表者は教員や他の受講者に指摘された問題点を深める。その他の受講者は、発表について面白いと思った点・疑問に思った点をまとめる。
14
授業計画/Class 受講者による研究発表(9)
事前学習/Preparation 発表者は、自分の研究成果を文章化しておく。その他の受講者は、発表に関わる参考文献を読んでおく。
事後学習/Reviewing 発表者は教員や他の受講者に指摘された問題点を深める。その他の受講者は、発表について面白いと思った点・疑問に思った点をまとめる。
15
授業計画/Class まとめ
事前学習/Preparation 後期の授業を踏まえて、自分自身の研究のテーマをより具体的にする。
事後学習/Reviewing 今後に向けて、自分の研究の全体像を明確にする。
授業方法/Method of instruction
 基本的にオンラインの「リアルタイム型(Zoom利用)」で行う(授業前にCoursePowerに資料教材を提示)。Zoom終了後、受講者はCoursePowerで出席を登録し、また、課題に回答する。 

*対面授業にする回もあるが未定。
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 30% 授業への積極的参加。事前・事後学習。他の受講者の発表の時も、自分なりに調査・研究を進める。
2 レポート Report 30% 毎回の授業の課題への回答の提出。
3 試験 Exam 40% 学期末に、研究発表したものをさらに深めて提出する。
メッセージ/Message
 この演習では、大学の日本文学科で、自分自身で研究を掘り下げてゆく力を身に付けてもらいます。大学での日本文学研究は”調べ学習”ではなく、「唯一の正解」もありません。自分の力で、自分なりの解答を見出してゆくことが日本文学研究です。研究という目標をもって、大学2、3年を過ごしてもらいたいと思っています。
キーワード/Keywords
書物     萬葉集     文学交流