講義内容詳細:日本史特講(1)

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) 日本史特講(1)
英文科目名/Course Title (English) Lecture on Japanese History (1)
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 工藤 健一
英文氏名/Instructor (English) KUDOU Ken_ichi

講義概要/Course description
近年、「日本」社会と「日本史」という「学」をめぐる状況は大きな変化を見せている。これまで「自明」とされてきた価値観や「日本」社会の様々な「枠組み」が揺らぎ、この様な状況のもと、「日本史」という「学」の持つ意義が改めて問い直されている。本講義では、歴史学のもつ意義と問題点について考えていく。
達成目標/Course objectives
現在の「日本」社会における「日本史」をめぐる状況と問題点を理解し、「日本史」という「学」がどのような意義を持ち得るか主体的に考える事が出来るようになる。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
日本史特講(2)と合わせて受講することが望ましい。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス【オンライン授業(オンデマンド型)】
事前学習/Preparation 「歴史」を学び・考えることにどのような意味があるのか、自分なりに考えてから授業に臨むこと。
事後学習/Reviewing テキスト・配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
2
授業計画/Class 「日本」の「歴史」を考えるために
事前学習/Preparation 近代歴史学の形成について調べる。 
事後学習/Reviewing 事後学習 テキスト・配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
3
授業計画/Class 「歴史学」のアクチャリティー
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を事前に読んでおくこと。
事後学習/Reviewing  テキスト・配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること
4
授業計画/Class 「パブリック・ヒストリー」の可能性
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を読んでおくこと。
事後学習/Reviewing テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
5
授業計画/Class 「国家」は「必然」か
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を読んでおくこと。
事後学習/Reviewing テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
6
授業計画/Class 「国家」の相対化は可能か
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を読んでおくこと。
事後学習/Reviewing テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
7
授業計画/Class 「国家」を超える想像力
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を読んでおくこと。
事後学習/Reviewing
テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
8
授業計画/Class 近代日本と「民族」概念
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を読んでおくこと。
事後学習/Reviewing テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
9
授業計画/Class 「大和(ヤマト)民族」の内実
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を読んでおくこと。
事後学習/Reviewing テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
10
授業計画/Class 「日本」の「先住民」はどう表象されたか
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を読んでおくこと。
事後学習/Reviewing テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
11
授業計画/Class 「アイヌ民族」からみる「日本」
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を読んでおくこと。
事後学習/Reviewing テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
12
授業計画/Class 近代「日本」とアジアをめぐる言説
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を読んでおくこと。
事後学習/Reviewing テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
13
授業計画/Class 「加害者」と「被害者」の歴史認識
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を読んでおくこと。
事後学習/Reviewing テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
14
授業計画/Class 「ナショナリズム」と言説
事前学習/Preparation テキストの関連する部分を読んでおくこと。
事後学習/Reviewing テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
15
授業計画/Class まとめ
事前学習/Preparation 前期授業全体を振り返り「歴史」「歴史学」の持つ現在的意義について考える。
事後学習/Reviewing テキスト、配布資料等を読み直し、講義内容について理解を深めること。
授業方法/Method of instruction
成績評価方法/Evaluation
1 100% 毎回提出するコメントペーパーの内容を平常点として各回授業の理解度や授業への取り組み方を評価する(30%)。学期末にはレポートを課す。レポートでは課題について理解度と論述内容から評価を行う(70%)。平常点とレポートにより総合的に成績評価を行う。

教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBN価格
Price
1 方法論懇話会(編) 療法としての歴史知 森話社 2020年 86405‐154‐5 2500円
参考書/Reference books
 コメント
Comments
 
1 参考文献等は随時紹介する。
メッセージ/Message
全ての「学」は主体的に思考することから始まる。受講者と共に「考える歴史学」を実践したい。積極的、主体的な参加を望む。主体的に参加する意欲が認められない者に対してはペナルティーを科す場合もあるので注意するように。