講義内容詳細:入門演習

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) 入門演習
英文科目名/Course Title (English) Introductory Seminar
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 大石 泰彦
英文氏名/Instructor (English) OISHI Yasuhiko

講義概要/Course description
テーマ:文化と報道の法律問題

憲法で学んだ「表現の自由」には、「取材・報道の自由」と「芸術・創作の自由」という側面がある。このゼミでは、どちらかに偏ることなく研究し議論していく。映画・文学・音楽・美術には興味があるが、政治・人権などの社会問題は苦手な人、逆に社会問題は好きだが、文化・芸術についてはあまり考えたことのない人の両者に参加してほしい(両方とも好きならばなおよい)。ゼミが終わるころには、意外(?)にも二つのテーマが深く関係していることがわかり、政治・人権問題ぎらいの人も新聞・ドキュメンタリーを見ることの重要性を認識し、文化・芸術についても、それが単なる「娯楽」ではないことを理解するだろう。
達成目標/Course objectives
社会で論じられているさまざまな問題について、自分(たち)でテーマを見つけ、調べ、考え、発表し、議論する力を身につけることを目標にする。その「調べる」の中にはもちろん、法律文献や判例を調べる力も含まれる。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
いまの時点ではもちろん、上記の5つの「力」を身につけていなくてもよいが、身につけたいという意欲は持っていてほしい。特に「発表すること」「議論すること」、つまり「話すコミュニケーション」の大切さを(おぼろげながらにでも)理解していてほしい。
また、ゼミが成長の場であるためには、何はなくとも、参加者すべて(私自身を含む)にそれなりの「熱意」と「一生懸命さ」があることが欠かせない。「2年生のときから、しっかりゼミ活動に取り組みたい」と考えている学生に参加してほしい。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 自己紹介、ガイダンス、テーマの割り振り
事前学習/Preparation 1分程度で「何も見ないで」自己紹介ができるように準備しておく
事後学習/Reviewing プリント復習
2
授業計画/Class プレゼン方法、資料の収集方法
事前学習/Preparation 図書館、特にデータベースの利用法を調べておく
事後学習/Reviewing プリント復習
3
授業計画/Class ディスカッション&反省会1
事前学習/Preparation ・ディスカッションのメンバーはその準備
・その他のゼミ生もディスカッションのテーマについて調べ、考えておく
事後学習/Reviewing 良いディスカッション&反省会だったかどうか振り返り、次のディスカッションに備える
4
授業計画/Class ディスカッション&反省会2
事前学習/Preparation ・ディスカッションのメンバーはその準備
・その他のゼミ生もディスカッションのテーマについて調べ、考えておく
事後学習/Reviewing 良いディスカッション&反省会だったかどうか振り返り、次のディスカッションに備える
5
授業計画/Class ディスカッション&反省会3
事前学習/Preparation ・ディスカッションのメンバーはその準備
・その他のゼミ生もディスカッションのテーマについて調べ、考えておく
事後学習/Reviewing 良いディスカッション&反省会だったかどうか振り返り、プレゼン&反省会に備える
6
授業計画/Class プレゼン&反省会1
事前学習/Preparation ・プレゼン担当のメンバーは、その準備
・それ以外のゼミ生も、当日のテーマについて予習しておく
事後学習/Reviewing 良いプレゼン&反省会だったかかどうか振り返り、今後に備える
7
授業計画/Class プレゼン&反省会2
事前学習/Preparation ・プレゼン担当のメンバーは、その準備
・それ以外のゼミ生も、当日のテーマについて予習しておく
事後学習/Reviewing 良いプレゼン&反省会だったかどうか振り返り、今後に備える
8
授業計画/Class プレゼン&反省会3
事前学習/Preparation ・プレゼン担当のメンバーは、その準備
・それ以外のゼミ生も、当日のテーマについて予習しておく
事後学習/Reviewing 良いプレゼン&反省会だったかどうか振り返り、今後に備える
9
授業計画/Class プレゼン&反省会4
事前学習/Preparation ・プレゼン担当のメンバーは、その準備
・それ以外のゼミ生も、当日のテーマについて予習しておく
事後学習/Reviewing 良いプレゼン&反省会だったかどうか振り返り、今後に備える
10
授業計画/Class プレゼン&反省会5
事前学習/Preparation ・プレゼン担当のメンバーは、その準備
・それ以外のゼミ生も、当日のテーマについて予習しておく
事後学習/Reviewing 良いプレゼン&反省会だったかどうか振り返り、今後に備える
11
授業計画/Class プレゼン&反省会6
事前学習/Preparation ・プレゼン担当のメンバーは、その準備
・それ以外のゼミ生も、当日のテーマについて予習しておく
事後学習/Reviewing 良いプレゼン&反省会だったかどうか振り返り、ディベート&反省会に備える
12
授業計画/Class ディベート&反省会1
事前学習/Preparation ・ディベートのメンバーは、その準備
・それ以外のゼミ生も、当日のテーマについて予習しておく
事後学習/Reviewing 良いディベート&反省会だったかどうか振り返り、今後に備える
13
授業計画/Class ディベート&反省会2
事前学習/Preparation ・ディベート担当のメンバーは、その準備
・それ以外のゼミ生も、当日のテーマについて予習しておく
事後学習/Reviewing 良いディベート&反省会だったかどうか振り返り、今後に備える
14
授業計画/Class ディベート&反省会3
事前学習/Preparation ・ディベート担当のメンバーは、その準備
・それ以外のゼミ生も、当日のテーマについて予習しておく
事後学習/Reviewing 良いディベート&反省会だったかどうか振り返り、今後に備える
15
授業計画/Class ディベート&反省会4
事前学習/Preparation ・ディベート担当のメンバーは、その準備
・それ以外のゼミ生も、当日のテーマについて予習しておく
事後学習/Reviewing 良いディベート&反省会だったかどうか振り返り、今後に備える
授業方法/Method of instruction
・初回も含め、すべて対面授業(通常型)で実施する。
・プレゼンであれ、ディスカッションであれ、ディベートであれ、ゼミ活動の中心はゼミ生が「話すこと」。その過程で、法学の考え方や勉強の仕方を随時、指導していく。
成績評価方法/Evaluation
1 100% プレゼン(40%)、ディスカッション(20%)、ディベート(40%)。「内容の質」ももちろん大切だが、それよりも「積極性」(特に各回の「反省会」における積極性)が大事。
※ %の数値が「入門演習ガイド」とは異なっているが、「ディスカッション」と同じ項目としていた「反省会」の分を、他の個所に移動して明瞭にしただけで、評価方法そのものの変更はない。
教科書/Textbooks
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1 特に指定しない。
参考書/Reference books
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1 ゼミの中で指示する。
メッセージ/Message
・「メディア法」はこのゼミではあくまでも研究方法(資料収集、ディスカッション、プレゼン、ディベート、レジュメの作成など)の習得のための「素材」である。
・しかしそれは、記者、編集者、制作者をはじめ、将来、情報・表現の「送り手」として仕事をしていきたい、あるいは、それを視野に入れている学生にとっては、必須の、あるいは有益な内容になると思われる。
・授業の内容・進め方などについては「ガイダンス」の際に詳しく説明する。


キーワード/Keywords
表現の自由     取材・報道の自由     芸術・創作の自由     マス・メディア     ジャーナリスト     アーティスト