講義内容詳細:グローバル製品サービス戦略Ⅰ/グローバル製品戦略Ⅰ

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) グローバル製品サービス戦略Ⅰ/グローバル製品戦略Ⅰ
英文科目名/Course Title (English) Global Product and Service Strategy Ⅰ/Global Product Strategy Ⅰ
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 玉木 欽也
英文氏名/Instructor (English) TAMAKI Kinya

講義概要/Course description
 私たちは、日常的にスマートフォンを使い、またダウンロードした様々なアプリケーションソフトも使用していることが多い。しかし、その仕組みをわからずにサービスの提供を受けていることが多い。 本授業では、スマート製品サービスや、プラットフォーム・サービスの仮想プロジェクトを立案・実現する際に、リーダシップを発揮できる、「未来戦略デザイン・ビジネスプロデューサー」の専門知識を学ぶ。

 そこで、前期と後期の授業を通した共通テーマは、あるターゲット顧客に対して、その顧客が携帯しているスマートフォンや、その他に携帯しているスマート製品(ウェアラブル端末など)を利用しているシーンを想定して、プラットフォーム・サービスの一環として、アプリケーションソフトの新製品サービス企画をすることである。

 特に前期の授業では、上述のことが後期で実践できるようにするために、以下に示す教科書に基づいて、未来戦略デザイン志向の専門知識と、先進動向や企業事例をふまえてトピックを学習する。なお、この教科書は、実際にスマート製品サービスや、プラットフォーム・サービスなどの事業構想に従事してきた研究者・実践家からなる産学連携メンバーによる4年間にわたる共同研究の成果として編纂された。


達成目標/Course objectives
 以下の授業計画に示した各サブテーマのコンセプト・理論・手法に関する講義内容の理解と、それらの講義内容に対応した企業事例研究を通した応用能力の養成を目指す。

 なお、受講後のアウトプットとして、毎回の授業内容に対応した理解度確認レスポンスシートの提出(または、オンライン理解度確認テストを行うことがある)、さらにサブテーマごとに個人/グループのレポート課題に関して、自ら調査研究をしたうえで、それぞれのレポートの提出を通じて、未来志向の企業・自治体に関する調査研究力と、それらをレポートにまとめ上げられる論理的思考力を養成することを目指す。


履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
 本講義は、後期「グロ-バル製品戦略 Ⅱ」の前提となるもので、後期のグループワーク演習に取り組む前に、それらに必要な専門知識や技法を事前準備として学習しておくことを目標としている。したがって、後期「グロ-バル製品戦略 Ⅱ」の継続的な履修を薦めたい。 
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class イントロダクション、授業の進め方【オンライン授業:非同期オンディマンド授業】
*なお、授業計画は授業の進捗状況を勘案して変更することがある
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
2
授業計画/Class 教科書の第Ⅰ篇 第1章「未来戦略デザイン・ビジネスプロデューサー」のフレームワーク【以下、対面授業】
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
3
授業計画/Class 第Ⅰ篇 第2章 「消費者行動に配慮したターゲット顧客の選定とその顧客特性の把握に向けたペルソナ分析」
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
4
授業計画/Class 第Ⅰ篇 第3章 「ターゲット顧客に提供したい顧客価値とその実現に向けた事業コンセプトの設計」
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
5
授業計画/Class 前述第2章・第3章に関連した、第Ⅱ編の事例研究 
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
6
授業計画/Class 第Ⅰ篇 第4章 「消費者行動おける消費者心理プロセスと購買意思決定プロセス」
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
7
授業計画/Class 第Ⅰ篇 第5章 「購買意思決定プロセスに対応した製品サービス企画とサービスプロセス」
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
8
授業計画/Class 前述第4章・第5章に関連した、第Ⅱ編の事例研究 
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
9
授業計画/Class 第Ⅰ篇 第6章 「プロモーション戦略に向けたコンテンツ・マーケティング」
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
10
授業計画/Class 第Ⅰ篇 第7章 「デジタル・マーケティングに向けたデータドリブンとオムニチャネル」
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業内容に対応した理解度確認レスポンスシート課題
11
授業計画/Class 前述第6章・第7章に関連した、第Ⅱ編の事例研究 
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
12
授業計画/Class 第Ⅰ篇 第8章 ビジネスモデル(1):顧客、自社、パートナーによる組織デザインを反映した「ビジネスプロセスモデル」
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
13
授業計画/Class 第Ⅰ篇 第9章 「ビジネスモデル(2):収益モデル」
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業内容に対応した理解度確認レスポンスシート課題
14
授業計画/Class 前述第8章・第9章に関連した、第Ⅱ編の事例研究 
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 授業時に指示する
15
授業計画/Class 前期授業のまとめ、後期の授業展開
事前学習/Preparation 授業時に指示する
事後学習/Reviewing 後期授業の準備、前期期末の理解度確認テスト、授業アンケート
授業方法/Method of instruction
1)第1回は【オンライン授業:非同期オンディマンド授業】、それ以外は、原則として【対面授業】を行う。
2)教科書に対応させて、対面授業による講義と、企業の事例研究を行う。
3)上記を受講したアウトプットとして、毎回の授業の後半にグループ/個人のレポート課題を提示する。
4)授業の期末に、教科書と講義内容に対応した、個人の理解度確認テスト行う予定である。




成績評価方法/Evaluation
1 試験 Exam 30% 中間時期と、期末の個人の理解度確認テスト
2 レポート Report 60% グループ/個人のレポート課題の提出物
3 平常点 In-class Points 10% 授業時の貢献度と、授業内容に関するアンケート調査、その他
*以上にそれぞれウェイトを定めて100点満点に得点する
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBN価格
Price
コメント
Comments
1 玉木欽也編著 未来戦略デザイン・ビジネスプロデューサー 博進堂 2019年 9784938137816 アマゾン、楽天ブックにおけるオンディマンド書籍として販売
メッセージ/Message
1)注意事項:教科書を参照しながらでないと、講義および企業の事例研究の内容は十分理解できない。特に、授業の中間時期と、期末に、教科書と講義内容に対応した、個人の理解度確認テストの受験準備は、教科書がないと十分にできないので、注意してほしい。
2)上述したように授業時には持参した各自の教科書を参照すること。著作権上、他者の教科書をコピーまたは写真撮影することを禁止する


その他/Others
【出欠、遅刻について】
1)原則として、欠席は4回まで、つまり5回以上の欠席をした場合は、原則として本科目の単位を認定しない
2)公欠届、診断書を添付した病気欠席の場合は、上記の欠席回数にはカウントしない
3)授業開始後にレスポンスシートを配布した時に、在籍していない学生を遅刻とし、3回の遅刻をもって1回分の欠席とカウントする




キーワード/Keywords
未来戦略デザイン     ビジネスプロデューサー     ビジネスプロセスモデル     製品サービス企画     デジタル・マーケティング     スマート製品     プラットフォーム・サービス