講義内容詳細:広告文化論

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) 広告文化論
英文科目名/Course Title (English) Advertising and Culture
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 谷口 優
英文氏名/Instructor (English) TANIGUCHI Yu

講義概要/Course description
企業をはじめとするあらゆる組織・団体において、商品・サービスあるいは自分たちの存在自体について、認知してもらう「広告」活動は組織の継続において不可欠なものです。企業において欠かせない活動の一環であると同時に、「広告」はその時々の消費、経済環境に合わせて創りだされるものであり、そこには社会の今が、色濃く反映される、つまりは文化的側面も内包しています。

本講義では産業界における「広告」の位置づけや役割、社会におけるひとつの文化としての「広告クリエイティブ」の価値、さらにメディア環境が大きく変わる中での「広告」の在り方の変容を取り上げていきます。

加えて本講義では「広告」だけでなく、広告活動も含んだ「①マーケティング活動全般」についても触れていきます。企業を取り巻く環境変化は、マーケティング活動の変化も余儀なくされ、マーケティング活動の一環である広告にも影響を与えているためです。
また広告と密接に関係する「➁メディア・メディアビジネス」についても取り上げていきます。


経営活動における広告の役割、文化的側面としての社会における広告の位置づけ、さらにその広告をマーケティングやメディアビジネスの変化という観点など、複数の視点から考察していくのが本講義の目的です。


達成目標/Course objectives
企業をはじめとする各種組織・団体が広告する目的は多岐にわたるが、一般的にはものを売る、もしくは企業・団体のコーポレートイメージを向上させるということに集約される。しかし、その商品や企業のことだけを考え、訴求しているだけでは、生活者に共感され、受け入れられ、広告の効果を発揮することは難しい。その背景には、世相や経済状況、メディアをはじめとする社会環境など、さまざまな要素がある。本講義では、それらを文化という大きな枠でとらえ、広告関連の制作物や事例の解説もしながら、広告コミュニケーションの核なるものを、皆さんとともに考えたいと思います。


履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
特になし。広告、マーケティングについては基礎的な用語から解説するので、特に履修条件はありません。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション(本講義の狙いと今後の講義内容について)


事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
2
授業計画/Class 広告・広告ビジネスの基礎
事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
3
授業計画/Class 広告クリエイターの仕事と役割


事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
4
授業計画/Class 日本における広告クリエイティブの潮流


事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
5
授業計画/Class 名作コピーとそこから読み解く時代背景


事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
6
授業計画/Class 世界の広告クリエイティブの潮流


事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
7
授業計画/Class 広告を取り巻く環境変化①(メディアの変化)


事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
8
授業計画/Class 広告を取り巻く環境変化➁(企業のマーケティング活動の変化)
事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
9
授業計画/Class 広告以外のマーケティングコミュニケーション活動①(販売促進)
事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
10
授業計画/Class 広告マーケティングコミュニケーション活動➁(PR)


事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
11
授業計画/Class デジタル化に伴う広告コミュニケーションの変化


事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
12
授業計画/Class 広告以外にも広がるクリエイティブ産業のビジネスの可能性

事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
13
授業計画/Class コーポレートコミュニケーションと広告


事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
14
授業計画/Class 広告産業・ビジネスが抱える課題と展望

事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
15
授業計画/Class 広告界が求める人材像とこれからの社会


事前学習/Preparation 講義期間中は日常の中で触れる、広告・プロモーションに意識をもって目を向けてください。
事後学習/Reviewing 講義で聞いた内容について、実際の生活の中で言及した事象が起きていないか、目を配るようにしてください。
授業方法/Method of instruction
・講師による講義を聴講したうえで、毎回講義時間内にレポートを提出してもらいます。
・本講義は「対面・オンライン併用授業」の予定です。
※基本はオンライン(オンディマンドで配信)を考えていますが、感染状況や受講される
皆さんの希望を聞いたうえで、対面の講義の実施も考えたいと思います。
・初回の講義はオンライン(オンディマンド配信)を行います。
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 70% 毎回の講義の際に提出するレポート(70%)
2 レポート Report 30% 講義後に提出してもらう課題レポート(30%)
その他/Others
講師は、広告・マーケティング領域の出版・教育事業を展開する株式会社宣伝会議取締役で、1954年創刊のマーケティング専門誌、月刊「宣伝会議」編集長を務めている。広告、マーケティング、コミュニケーションの専門メディアの編集長として、日々の取材から得られる情報も織り交ぜながら、いま広告・コミュニケーションの世界で起きている動向を講義内で解説していく。

講師略歴:2000年宣伝会議入社。月刊『宣伝会議』編集部配属。2007年10月より月刊『宣伝会議』編集長。2018年4月より取締役兼務。2017年4月より社会情報大学院大学准教授、2018年4月より東京大学情報学環教育部非常勤講師。

キーワード/Keywords
実務経験     マーケティング     広告     クリエイティブ     メディア