講義内容詳細：ミュージアム実習Ⅱ

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) ミュージアム実習Ⅱ
英文科目名/Course Title (English) Training for Museology Ⅱ
学期/Semester 通年隔１ 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 柴山 哲治
英文氏名/Instructor (English) SHIBAYAMA Tetsuji

講義概要/Course description
この授業では、企業や行政による美術館の経営等を例にとり、アートへの取り組み例を調査分析し、アートによる社会的・経済的な付加価値についてケーススタディーとクラス・ディスカッションを通して勉強する。本授業はアートの力により企業や国家の価値を増大出来る人材育成の場でもある。また、ビジネスや社会のリーダーになるための重要な資質の一つが、芸術や文化を理解し支援をするということを理解する。また芸術・文化の素養がなければ、世界の一流国の人材とビジネスや政治において交流出来ないことも理解する。コロナ等の状況が許せば、ギャラリーやオークションの実践を行う。
達成目標/Course objectives
・日本文化を含めたアート（芸術）に対する理解を深める。

・アートと美術館・社会・経済・ビジネスの関係を理解する。　

・アート、とりわけ美術館による社会や企業の付加価値の創造について理解する。

・クラス討論、企業や美術館訪問、グループワークを通して，アートの力を理解する。

・コロナ等の状況が許せば、ギャラリーやオークションの実践を行う。
履修条件（事前に履修しておくことが望ましい科目など）/Prerequisite
マクロ経済学、ミクロ経済学、経営学、株式市場概論、美術史、使える英語、歴史
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション
※第１週目はオンライン授業（オンデマンド型）での実施
・コロナ等の状況が許せば、「ケーススタディ」の中で、ギャラリーやオークションの実践を行う。
事前学習/Preparation 「衣食住アートの日本を目指して」柴山哲治著の熟読
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
2
授業計画/Class アート・芸術とは何か？アートの本質と価値、及びアートマーケットの議論
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
3
授業計画/Class アートや美術館がもたらす社会的価値、経済的価値とは何か？についての議論や美術館とアートマーケットの関係性の議論
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
4
授業計画/Class ケーススタディー・アートへの取り組みと企業価値：コレクション・美術館(1)
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
5
授業計画/Class ケーススタディー・アートへの取り組みと企業価値：コレクション・美術館(2)
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
6
授業計画/Class ケーススタディー・アートへの取り組みと企業価値：コレクション・美術館(3)
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
7
授業計画/Class ケーススタディー・アートへの取り組みと企業価値：CSR(1)
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
8
授業計画/Class ケーススタディー・アートへの取り組みと企業価値：CSR(2)
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
9
授業計画/Class ケーススタディー・アートへの取り組みと企業価値：協働者としてのアートとの取り組み(1)
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
10
授業計画/Class ケーススタディー・アートへの取り組みと企業価値：協働者としてのアートとの取り組み(2)
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
11
授業計画/Class ケーススタディー・アートへの取り組みと企業価値：協働者としてのアートとの取り組み(３)
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
12
授業計画/Class アートへの取り組みと国家の価値
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
13
授業計画/Class ケース・スタディー・アートへの取り組みと行政の価値(1)
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
14
授業計画/Class ケーススタディー・アートへの取り組みと行政の価値(2)
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 授業で伝える次回の授業の準備
15
授業計画/Class 総括：各グループによるプレゼンテーション
事前学習/Preparation 前回の授業で伝えた内容の準備
事後学習/Reviewing 過去の授業の全ての総括と復習
授業方法/Method of instruction
本講義は【対面授業】と【オンライン授業（ Zoomを使用）】のハイブリッド型で行います。詳しくは授業内で指示する。
授業は全てクラス・ディスカッション方式とする。第１回目の授業でスタディー・グループ（班）をつくり、
次回からは予め指定された課題について、グループによるプレゼンテーションを基にクラス全員でディスカッションを行う。
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 100% 平常点：スタディー・グループへの貢献度、授業中のディスカッションへの貢献度
教科書/Textbooks
 著者名
Author		タイトル
Title		出版社
Publisher
1 柴山哲治 衣食住アートの日本を目指して マリア書房
参考書/Reference books
 著者名
Author		タイトル
Title		 
1 村上隆 芸術起業論
メッセージ/Message
第１回目の授業に必ず出席すること。
本授業の成功のためには、グループ及び個人で周到な予習復習が必要である。本授業には、自ら問題意識・目的意識を持ち、自分で考えた意見を基に、常に真剣に自発的に議論に参加する学生を求める。
その他/Others
教員の個人的な実績を通して、企業訪問を行う場合がある。
キーワード/Keywords
アートマネジメント     Art management