講義内容詳細:認知心理学A(知覚・認知心理学)

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) 認知心理学A(知覚・認知心理学)
英文科目名/Course Title (English) Cognitive Psychology A (Psychology of Perception and Cognition)
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 長 大介
英文氏名/Instructor (English) CHO Daisuke

講義概要/Course description
本講義では心理学のうち知覚心理学や認知心理学を取り上げ、人間の感覚から知覚、記憶、思考、問題解決などのこころの働きを解説する。現在までに明らかにされている知見や提唱されている仮説について説明し、日常生活での出来事とあわせて解説する。
達成目標/Course objectives
・人の認知や知覚の働きを理解し、授業で扱われる用語や現象の定義を適切に説明できるようになる。
・授業で扱われる現象を自分の生活での出来事を挙げて説明でき、自分の生活に活かす提案ができる。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
心理学科の学生は、認知心理学概論を履修しておくことが望ましい。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class イントロダクション【オンライン】:知覚心理学と認知心理学の外観
事前学習/Preparation 日常生活を振り返り、自分自身の知覚・認知について振り返り、疑問の思う点をまとめる。
事後学習/Reviewing 授業内容を振り返り、事前学習の内容を加筆修正する。
2
授業計画/Class 記憶のメカニズムI【オンライン】:短期記憶と長期記憶
事前学習/Preparation 授業内で指示された予習課題に取り組む。また、日常生活と照らし合わせて、疑問に思うことを書き出し、参考書や関連する研究などを調べる。
事後学習/Reviewing 授業内で扱った現象や用語の定義を確認し、日常生活での出来事と関連させる。また、授業内容について振り返り、十分に理解できていない内容を参考書や関連する研究で調べる。
3
授業計画/Class 記憶のメカニズムII:記憶の変容
事前学習/Preparation 授業内で指示された予習課題に取り組む。また、日常生活と照らし合わせて、疑問に思うことを書き出し、参考書や関連する研究などを調べる。
事後学習/Reviewing 授業内で扱った現象や用語の定義を確認し、日常生活での出来事と関連させる。また、授業内容について振り返り、十分に理解できていない内容を参考書や関連する研究で調べる。
4
授業計画/Class 記憶のメカニズムIII:さまざまな記憶
事前学習/Preparation 授業内で指示された予習課題に取り組む。また、日常生活と照らし合わせて、疑問に思うことを書き出し、参考書や関連する研究などを調べる。
事後学習/Reviewing 授業内で扱った現象や用語の定義を確認し、日常生活での出来事と関連させる。また、授業内容について振り返り、十分に理解できていない内容を参考書や関連する研究で調べる。
5
授業計画/Class 注意と認知
事前学習/Preparation 授業内で指示された予習課題に取り組む。また、日常生活と照らし合わせて、疑問に思うことを書き出し、参考書や関連する研究などを調べる。
事後学習/Reviewing 授業内で扱った現象や用語の定義を確認し、日常生活での出来事と関連させる。また、授業内容について振り返り、十分に理解できていない内容を参考書や関連する研究で調べる。
6
授業計画/Class 推論と問題解決I:推論の方法
事前学習/Preparation 授業内で指示された予習課題に取り組む。また、日常生活と照らし合わせて、疑問に思うことを書き出し、参考書や関連する研究などを調べる。
事後学習/Reviewing 授業内で扱った現象や用語の定義を確認し、日常生活での出来事と関連させる。また、授業内容について振り返り、十分に理解できていない内容を参考書や関連する研究で調べる。
7
授業計画/Class 推論と問題解決II:問題解決の思考
事前学習/Preparation 授業内で指示された予習課題に取り組む。また、日常生活と照らし合わせて、疑問に思うことを書き出し、参考書や関連する研究などを調べる。
事後学習/Reviewing 授業内で扱った現象や用語の定義を確認し、日常生活での出来事と関連させる。また、授業内容について振り返り、十分に理解できていない内容を参考書や関連する研究で調べる。
8
授業計画/Class 記憶・注意・問題解決と推論のまとめとディスカッション
事前学習/Preparation ディカッションのテーマについて自分の考えや意見を考える。
事後学習/Reviewing ディスカッションの内容を振り返り、自分の考えや意見をまとめる。また、予習課題に取り組む。
9
授業計画/Class 感覚・知覚I:感覚・知覚の測定方法
事前学習/Preparation 授業内で指示された予習課題に取り組む。また、日常生活と照らし合わせて、疑問に思うことを書き出し、参考書や関連する研究などを調べる。
事後学習/Reviewing 授業内で扱った現象や用語の定義を確認し、日常生活での出来事と関連させる。また、授業内容について振り返り、十分に理解できていない内容を参考書や関連する研究で調べる。
10
授業計画/Class 感覚・知覚I:視覚
事前学習/Preparation 授業内で指示された予習課題に取り組む。また、日常生活と照らし合わせて、疑問に思うことを書き出し、参考書や関連する研究などを調べる。
事後学習/Reviewing 授業内で扱った現象や用語の定義を確認し、日常生活での出来事と関連させる。また、授業内容について振り返り、十分に理解できていない内容を参考書や関連する研究で調べる。
11
授業計画/Class 感覚・知覚II:空間と運動
事前学習/Preparation 授業内で指示された予習課題に取り組む。また、日常生活と照らし合わせて、疑問に思うことを書き出し、参考書や関連する研究などを調べる。
事後学習/Reviewing 授業内で扱った現象や用語の定義を確認し、日常生活での出来事と関連させる。また、授業内容について振り返り、十分に理解できていない内容を参考書や関連する研究で調べる。
12
授業計画/Class 感覚・知覚III:聴覚・嗅覚・味覚
事前学習/Preparation 授業内で指示された予習課題に取り組む。また、日常生活と照らし合わせて、疑問に思うことを書き出し、参考書や関連する研究などを調べる。
事後学習/Reviewing 授業内で扱った現象や用語の定義を確認し、日常生活での出来事と関連させる。また、授業内容について振り返り、十分に理解できていない内容を参考書や関連する研究で調べる。
13
授業計画/Class 脳機能と知覚・認知
事前学習/Preparation 授業内で指示された予習課題に取り組む。また、日常生活と照らし合わせて、疑問に思うことを書き出し、参考書や関連する研究などを調べる。
事後学習/Reviewing 授業内で扱った現象や用語の定義を確認し、日常生活での出来事と関連させる。また、授業内容について振り返り、十分に理解できていない内容を参考書や関連する研究で調べる。
14
授業計画/Class 感覚・知覚についてまとめ・ディスカッション
事前学習/Preparation ディカッションのテーマについて自分の考えや意見を考える。
事後学習/Reviewing ディスカッションの内容を振り返り、自分の考えや意見をまとめる。また、レポートを執筆する。
15
授業計画/Class 総括・まとめ
事前学習/Preparation これまでの授業やディスカッション内容を振り返り、レポートを作成する。
事後学習/Reviewing これまでの授業を振り返り、知覚心理学や認知心理学が社会でどのように役立つかを考える。また、今後どのような研究が必要であるかについて自分の考えをまとめる。
授業方法/Method of instruction
本講義は対面授業とオンライン授業で実施します(第1、2回はオンライン授業となり、その他は対面授業となります)。授業の進行状況によって実施会や授業形態を変更することがあります。その場合は、事前にCoursePowerに掲示します。授業ごとに事前学習と事後学習があります(あわせて60分程度)。
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 50% 授業内で扱っている用語や現象などを日常生活での出来事などの具体例を挙げて適切に説明することがどうか、また、日常生活への応用を提案する力を評価する。
2 平常点 In-class Points 50% 予習課題への回答内容とディスカッションへの貢献を中心として、各授業への取り組みと内容の理解度を評価する。
教科書/Textbooks
 コメント
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1 教科書は使用しない。各授業回の前に、CoursePower上で授業資料を配布する。
参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBN価格
Price
 
1 金城 辰夫(監修)、山上 精次・藤岡 新治・下斗米 淳(教編) 図説心理学入門 4訂版 培風館 2016 4563052447 2,420
2 道又 爾・大久保 街亜・今井 久登・山川 恵子・黒沢 学 認知心理学-知のアーキテクチャを知る 有斐閣アルマ 2011 4641124531 2,310
3 箱田 裕司・都築 誉史・川畑 秀明・萩原 滋 認知心理学 有斐閣 2010 4641053748 3,740
メッセージ/Message
知覚心理学や認知心理学が扱っている現象は、私たちのあらゆる活動を支えています。そのため、授業では、知覚心理学や認知心理学が扱っている現象の定義をただ覚えるのではなく、社会や日常生活のどのような場面に関連しているのかを考えながら取り組みましょう。授業では学生同士のディスカッションを行います。ディスカッションでは、自分の考えを発表し、意見交換を行うことで、理解を深めていきます。そのため、事前の準備が必要になります。ディスカッションの実施形態および参加できなかった場合については事前にアナウンスします。

キーワード/Keywords
心理学     感覚・知覚     認知     記憶     注意     推論・問題解決