講義内容詳細：サービス・ラーニングⅡ

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年度/Academic Year 2021
授業科目名/Course Title (Japanese) サービス・ラーニングⅡ
英文科目名/Course Title (English) Service Learning Ⅱ
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 吉岡 康子
英文氏名/Instructor (English) YOSHIOKA Yasuko

講義概要/Course description
この科目は「被災地に学び、繋がる」をテーマとし、東日本大震災での被災後、青山学院大学及び学院各部がボランティア活動を継続してきた岩手県宮古市を中心に、関連地域である福島県広野市、宮城県気仙沼市の現状と課題について交流を通して知り、問題解決へのアプローチと協働の可能性を学び、実践します。夏期休業期間に現地での活動を予定していますが、諸般の事情で現地に行けない場合は、オンラインでの活動を実施します。
達成目標/Course objectives
「包括連携に関する協定」を締結している宮古市と青山学院大学の「復旧期」における「支援」活動から「再生期」における「協働」への移行の経緯を学び、震災10年の今を「発展期」と位置付けている現地の課題や問題解決等への提言ができることを目標とします。また、福島県広野市と宮城県気仙沼市の現状と課題を学び、福島・宮城・岩手と私たちを繋ぐことをとおして、困難な現状に立ち向かう力を創出することを目標とします。
履修条件（事前に履修しておくことが望ましい科目など）/Prerequisite
授業日時は受講者と打ち合わせて決めます。
募集人数は15名を上限とし、多数の場合は選考があります。
履修を希望する学生は、CoursePowerで本授業に仮登録をしたうえで、
必ず課題提出期限内に、以下の課題を提出すること。
また、後期青山スタンダード履修案内を事前に確認すること。

選考課題：「サービス・ラーニングを受講希望する理由」
提出期限： 9月17日(金)9:00〜17：00
選考結果： 9月21日(火) 9時までに学生ポータルにて通知
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス実施(オンライン・リアルタイム型)
事前学習/Preparation なぜ参加をしたいのかを検討してくる
事後学習/Reviewing ガイダンスでの説明の確認
2
授業計画/Class これまでの活動の学び
事前学習/Preparation 東日本大震災についての学び
事後学習/Reviewing 岩手県宮古市に関しての課題準備
3
授業計画/Class 宮古市についての学び
事前学習/Preparation 宮古市に関する課題報告準備
事後学習/Reviewing 宮古市に関する報告内容確認
4
授業計画/Class 宮古市関係者による講演
事前学習/Preparation 宮古市に関する課題準備
事後学習/Reviewing 現地での活動案検討
5
授業計画/Class 被災地ボランティア参加者の講演
事前学習/Preparation 被災地ボランティアについて学ぶ
事後学習/Reviewing 現地での活動案検討
6
授業計画/Class 福島県広野市についての学び
事前学習/Preparation 広野市についての課題報告準備
事後学習/Reviewing 現地での活動案検討
7
授業計画/Class 宮城県気仙沼市についての学び
事前学習/Preparation 気仙沼市についての課題報告準備
事後学習/Reviewing 現地での活動案検討
8
授業計画/Class 活動計画検討⓵
事前学習/Preparation 活動計画準備
事後学習/Reviewing 活動内容確認
9
授業計画/Class 活動計画検討②
事前学習/Preparation 活動計画準備
事後学習/Reviewing 活動案確認
10
授業計画/Class 活動計画検討⓷
事前学習/Preparation 活動計画準備
事後学習/Reviewing 活動計画確認
11
授業計画/Class 事後学習➀
事前学習/Preparation 活動報告書準備
事後学習/Reviewing 活動報告書確認
12
授業計画/Class 事後学習②
事前学習/Preparation 活動報告書作成
事後学習/Reviewing 活動報告書確認
13
授業計画/Class 事後学習⓷
事前学習/Preparation 活動報告書作成
事後学習/Reviewing 活動報告書確認
14
授業計画/Class 被災地ボランテイア参加者との報告会
事前学習/Preparation 被災地ボランテイアの現状について調査
事後学習/Reviewing 被災地ボランテイアの展開について検討
15
授業計画/Class 総括と展望
事前学習/Preparation 今後の活動への提言準備
事後学習/Reviewing 報告書提出
授業方法/Method of instruction
授業時間、現地活動は受講者と打ち合わせのうえ実施します。オンラインと対面のブレンド形式で行います。
成績評価方法/Evaluation
1 その他 Others 30% 事前学習の報告他
2 平常点 In-class Points 40% 活動内容
3 レポート Report 30% 事後学習及び報告書
メッセージ/Message
「サービス」を実践することにより、被災を通して強い絆を紡いできた地域と人々から多くのことを学ばせていただく得難い機会です、共に学ぶことを通して共に生きる力と恵みを分かち合いましょう。積極的な参加を期待しています。
キーワード/Keywords
サービスラーニング     ボランティア     被災地支援     宮古市・気仙沼市・広野町     協働     共に生きる