講義内容詳細：国際関係論

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達成目標/Course objectives

本講義では、基本的な国際関係論の知識を基礎にしながら、今日の世界情勢の多分野にわたる多様な現象の原因、結果、そして影響を分析解釈する能力を高めることを目的とする。そのために、国際関係学の古典を読解することで洞察力を深める。さらに、高度な概念や理論を学び、今日の国際関係の情勢の実証分析も行う。

授業計画/Lecture plan

授業計画/Class	第一回目の授業のみ、【オンライン授業（オンデマンド型）】で実施します。イントロダクション主権国家、近代国際社会
事前学習/Preparation	読書課題村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著『国際政治学をつかむ』Unit 1, Unit 2.
事後学習/Reviewing	授業内容の復習

授業計画/Class	国際政治史　I 第一次世界大戦、第二次世界大戦
事前学習/Preparation	読書課題Ｅ.Ｈ.カー『危機の二十年』第二部村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著『国際政治学をつかむ』Unit 3, Unit 4.
事後学習/Reviewing	授業内容の復習

授業計画/Class	国際政治史　II 冷戦、冷戦後の世界
事前学習/Preparation	読書課題村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著『国際政治学をつかむ』Unit 5.
事後学習/Reviewing	授業内容の復習

授業計画/Class	リアリズム　I 国家、パワー、国益
事前学習/Preparation	読書課題村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著『国際政治学をつかむ』Unit 6. モーゲンソー（現代平和研究会　訳）『国際政治　権力と平和　II 』、第1章、第3章、第8章。
事後学習/Reviewing	授業内容の復習リアクションペーパー執筆、提出（次のクラスの開始前までコースパワーに提出）。

授業計画/Class	リアリズム　II バランス・オブ・パワー
事前学習/Preparation	読書課題モーゲンソー『国際政治　権力と平和（中）』1986年。　第11章、第12章、第14章。
事後学習/Reviewing	授業内容の復習

授業計画/Class	リベラリズム
事前学習/Preparation	読書課題イマニュエル・カント『永遠平和のために』村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著『国際政治学をつかむ』Unit 7.
事後学習/Reviewing	授業内容の復習

授業計画/Class	ネオリベラリズム
事前学習/Preparation	読書課題ロバート＝コヘイン『覇権後の国際政治経済学』第４，５，６章。
事後学習/Reviewing	授業内容の復習

授業計画/Class	規範と制度　構成主義（コンストラクティヴィズム）
事前学習/Preparation	読書課題村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著『国際政治学をつかむ』Unit 9, Unit 12.
事後学習/Reviewing	授業内容の復習リアクションペーパー執筆、提出（次のクラスの開始前までコースパワーに提出）。

授業計画/Class	前半部の復習
事前学習/Preparation	読書課題前半部の読書課題で理解が困難であったところの再読講義ノートの復習
事後学習/Reviewing	授業内容の復習

授業計画/Class	安全保障と国際政治経済
事前学習/Preparation	読書課題村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著『国際政治学をつかむ』Unit 10, Unit 11.
事後学習/Reviewing	授業内容の復習

授業計画/Class	対外政策決定と外交交渉
事前学習/Preparation	読書課題村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著『国際政治学をつかむ』Unit 14，Unit 15.
事後学習/Reviewing	授業内容の復習

授業計画/Class	国際連合の役割
事前学習/Preparation	読書課題村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著『国際政治学をつかむ』Unit 16. 追加資料（コースパワー参照）
事後学習/Reviewing	授業内容の復習リアクションペーパー執筆、提出（次のクラスの開始前までコースパワーに提出）。

授業計画/Class	脱国家主体
事前学習/Preparation	読書課題村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著『国際政治学をつかむ』Unit 18. 追加資料（コースパワー参照）
事後学習/Reviewing	授業内容の復習

授業計画/Class	地球環境問題
事前学習/Preparation	読書課題村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将著『国際政治学をつかむ』Unit 25. 追加資料（コースパワー参照）
事後学習/Reviewing	授業内容の復習

授業方法/Method of instruction

本講義は【対面授業】で実施します。第一週のみ【オンライン授業（オンデマンド型）】での実施となります。
講義、リアクションペーパー、期末レポート

成績評価方法/Evaluation

1	平常点 In-class Points	70%	授業態度、リアクションペーパー（第4回、第8回、第12回）
2	レポート Report	30%	期末レポート（詳細についてはクラス内で説明）

教科書/Textbooks

	著者名 Author	タイトル Title	出版社 Publisher	出版年 Published year	コメント Comments
1	村田晃嗣・君塚直隆・石川卓・栗栖薫子・秋山信将	『国際政治学をつかむ　新版』	有斐閣	2015
2					その他の教科書や文献の使用については、授業にて指示する。最新情報を含むニュース記事なども、読書課題として追加されることもある。その場合の記事は、英語の記事の場合も含まれる。

参考書/Reference books

	著者名 Author	タイトル Title	出版社 Publisher	出版年 Published year	コメント Comments
1	ハンス・J・モーゲンソー	『国際政治　権力と平和（中）』	岩波文庫	2013年
2	イマニュエル・カント	『永遠平和のために』	岩波文庫	1985年
3	ロバート・コヘイン	『覇権後の国際政治経済学』	晃洋書房	1998年
4	Ｅ.Ｈ.カー	『危機の二十年』	岩波文庫	2015年
5					その他の参考書の使用については、授業にて指示する。

その他/Others

欠席が３分の１を超えた学生は成績評価の対象としない。

キーワード/Keywords