講義内容詳細:フレッシャーズ・セミナー

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) フレッシャーズ・セミナー
英文科目名/Course Title (English) Seminars for Freshmen
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 中邨 良樹/山下 勝
英文氏名/Instructor (English) NAKAMURA Yoshiki/YAMASHITA Masaru

講義概要/Course description
「戦略の決め方」と「組織の作り方」をラグビーを題材に学びます。戦略の起源は軍事ですが、近年では企業経営のみならずスポーツや国の政策にも使われます。授業ではラグビーの精神、理念からルールを学びつつ、戦略立案に必要なデータ分析にも触れます。必ず毎時間、事前にレポートを提出してレクチャーを受け、そしてグループディスカッションを行います。その統一テーマは「勝つチーム作り」です。また、実際にラグビーの試合観戦も行い、実際の試合の分析を行ってレポートしてもらいます。
達成目標/Course objectives
第1に戦略の作り方、組織の作り方について理解する。第2にレポートの書き方を修得する。第3にラグビーを中心としてスポーツに真剣に打ち込んでいる学生について理解し、母校のスポーツを応援する姿勢を持てるようにする。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
履修を希望する学生は、後期履修登録開始後、CoursePowerで本授業に仮登録をしたうえで、必ず課題提出期限内に、以下の課題を提出すること。また、後期青山スタンダード履修案内(7月下旬公開予定)を事前に確認すること。

選考課題:9月1日までに公開されるCoursePower上のガイダンス動画のなかで提示する
提出期限:9月19日(月)9:00 ~ 17:00
選考結果:9月21日(水)に学生ポータルにて通知
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 本講義のガイダンスと履修者の選抜(オンライン(オンデマンド型))
2
授業計画/Class アカデミック・ライティング(対面授業)
3
授業計画/Class プロモーション案の発表(対面授業)
4
授業計画/Class ラグビーの歴史、精神、競技特性などの理解(対面授業)
5
授業計画/Class ラグビーのルール(対面授業)
6
授業計画/Class 経営戦略論(対面授業)
7
授業計画/Class 経営組織論(分業)(対面授業)
8
授業計画/Class 経営組織論(マネジメント)(対面授業)
9
授業計画/Class ラグビー観戦(11月19日(土))(対面授業)
10
授業計画/Class データ分析1(対面授業)
11
授業計画/Class データ分析2(対面授業)
12
授業計画/Class 主将のリーダーシップ(対面授業)
13
授業計画/Class 主務のマネジメント(対面授業)
14
授業計画/Class 監督のチーム育成(対面授業)
15
授業計画/Class 予備日:授業の振り返り(オンライン授業(リアルタイム型))
 
事前学習/Preparation 原則として、毎週、テーマに基づいた1000字程度のレポートを提出するものとする。
事後学習/Reviewing レポートの修正と再提出のほか、ゲストスピーカーが話をされたときは感想を提出する。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes本授業は「対面授業」です。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 70% 毎回のレポートの評価 50%
(アウトラインがしっかりと書けているか、日本語表現がきちんとできているか、興味深い内容か)
グループワークの評価 20%
(プレゼンの準備がしっかりとできているか、チームで一貫した内容としてまとまっているか、プレゼンテーションがうまくできているかどうか)

2 レポート Report 30% 期末レポート 30%
(アウトラインがしっかりと書けているか、日本語表現がきちんとできているか、興味深い内容か)

課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
毎回のレポートについては、必ずWordファイルで提出するものとする。そのファイルに直接コメントを書き込んでフィードバックを行う。レポートの評価はA、B、Cの3段階評価である。
なお、修正を行う際はコメントを残したまま修正を行い(全文消去した場合にコメントが消えてしまうのは仕方がない)、修正された箇所は赤字または黄色マーカーを使うこととする。
メッセージ/Message
レポートをしっかり書けるようになること、深いレベルでグループディスカッションができるようになること、といった大学での学びの基礎を身につけていきます。毎週のようにレポートを書くわけですから、トレーニングとしては多少はハードですが、トレーニングした分は必ず身につきます。そして、これからの大学での学習がより楽しくなると思っています。このフレッシャーズセミナーは大変だというだけではありません。きちんと課題を行ってきた人たちが集まることで、楽しい場にもなるはずです。同じ学部でもない、同じサークルでもない人たちと、また異なる人的ネットワークを作っていくことも大きな目的の一つです。
また、青山学院大学ラグビー部(AGR)の全面的な協力を得て、この講義は運営されます。近年人気が高まってきているラグビーというスポーツの素晴らしさ、深さを知り、そしてAGRの応援をしてもらいたいと思います。