講義内容詳細:サービス・ラーニングⅢ

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) サービス・ラーニングⅢ
英文科目名/Course Title (English) Service Learning Ⅲ
学期/Semester 春休集中 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 河見 誠
英文氏名/Instructor (English) KAWAMI Makoto

講義概要/Course description
カンボジア・サービス・ラーニング・ツアーを通してサービスを学ぶ

 サービス・ラーニングとは、サービス(社会貢献)活動に、市民として(「自分ごと」として)、組織的継続的に取り組むために必要なことを考え、見いだし、体得していく学びです。

 この科目は、グローバル社会課題への取組実践をテーマにして、いわゆる途上国の現場に実際に立ち、現地での活動を通して、身をもってサービスとは何かということを考え学ぶ10日間程度の海外実習(サービス・ラーニング・ツアー)を中心において、事前学習、事後学習を行うというスタイルをとります。
 具体的には、カンボジアの子どもたち(孤児院、学校)と農村の人たち(特に女性)の支援に取り組んでいるNGO、グローブジャングルの活動現場に赴きます。そして子どもたちや村の人たちと交流しながら、またスタッフ(日本人、カンボジア人)と共に時間を共有する中で、サービスの姿勢や視座、そして寄り添い支援していく活動のためには何が必要かについて体得していきます。ツアーの中で実際に私たちも活動を行います。

 事前学習では、カンボジアについての学び(学生が調べて報告)と共に、現地での活動の企画・準備を行います。学期中は火曜6限に授業を行います。但し、準備の進行に合わせて週を空けて行ったり、授業外で学生同士での打合せや準備作業、NGOスタッフと連絡相談をするなど、フレキシブルな授業運営になる予定です。
 事後学習では、ツアー内で日々学んだことを学生間でシェアすることを核にして、グローバル化の内外両面(日本、カンボジア、世界)の視点から、課題解決に組織的継続的に取り組むために必要なことについて学んでいきます。 

 実習(ツアー)は2月1日から10日間程度を予定しています。なおこれはこの授業のために組むオリジナルのツアーで、すべての旅程において教員が一緒です。但し、コロナ禍状況によっては現地訪問ができないこともありえます。その場合にはオンラインで現地とつなぐなどの代替的実習を行うことを考えています。その判断はまずは後期開始時に行い、その後は状況を見ながら行います。
 ツアー費用は、二十数万円程度になると予想しています(しかし今のシラバス執筆時点では予測不可能で、授業開始時に示します)。これに海外旅行保険(必ず入ってもらいます)、その他の費用がかかります。

(なお、以下の<授業計画>は15回分として書いていますが、特殊な授業スタイルとなるので、通常の講義とは異なる展開になることを理解して臨んで下さい。)
達成目標/Course objectives
・サービス(社会貢献)とは何かを理解すること
・サービス(社会貢献)の視座(社会課題の構造的把握力)を形成すること
・サービス(社会貢献)の姿勢を身につけること
・サービス(社会貢献)のネットワーク形成に取り組む力を体得すること
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
<履修条件>
・この授業は、履修にあたり選考を行います。
   履修を希望する学生は、後期履修登録開始後、CoursePowerで本授業に仮登録をしたうえで、必ず課題提出期限内に、以下の課題を提出すること。
  また、後期青山スタンダード履修案内(7月下旬公開予定)を事前に確認すること
     選考課題:後期履修登録開始までに発表
     提出期限:後期履修登録開始までに発表
     選考結果:後期履修登録期間中に発表

・定員は8名から20名とします(8名に満たない場合には閉講とする予定)。また後日、保証人の同意書も提出してもらいます。海外スタディツアーに参加できる体力と責任感が必要です。履修者が決定したら早速、本格的に授業を始めます(火曜6限)。

授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス:カンボジアにおける支援の現状とツアーの説明
事前学習/Preparation この授業で学びたいことを考えてくる。
事後学習/Reviewing 履修希望者は必ず「履修希望シート」を指示に従って当日中に提出すること。(+保証人同意書は後日提出)
2
授業計画/Class 顔合わせ:今後の進め方の説明と分担決め
事前学習/Preparation ツアー参加に必要な条件を整え、確認する。
事後学習/Reviewing カンボジアについてグループごとに分担した内容を調べ、報告できるようにする。
3
授業計画/Class カンボジアについての報告(※外部講師によるレクチャーを含む可能性あり)
事前学習/Preparation カンボジアについて分担した内容をグループごとに調べ、報告の準備をする。
事後学習/Reviewing 報告(レクチャー)を受けて、さらにカンボジアの現状について理解を深める学びを続ける。
4
授業計画/Class カンボジアについての報告(※外部講師によるレクチャーを含む可能性あり)
事前学習/Preparation カンボジアについて分担した内容をグループごとに調べ、報告の準備をする。
事後学習/Reviewing 報告(レクチャー)を受けて、さらにカンボジアの現状について理解を深める学びを続ける。
5
授業計画/Class 活動内容についての説明と話合い
事前学習/Preparation 現地での活動内容を各自考えてくる。
事後学習/Reviewing 話し合った内容に基づき、各自またはグループで準備し、次回に持ち寄る。
6
授業計画/Class 活動内容に関する検討
事前学習/Preparation 準備したことを報告できるようにする。
事後学習/Reviewing 検討を受けて、さらに内容を詰めていく。
7
授業計画/Class 活動内容の準備とそのシェア
事前学習/Preparation グループごとに活動内容を詰めていく。
事後学習/Reviewing シェアを通して気付いたことを加えて活動準備を進める。
8
授業計画/Class 活動内容の最終確認
事前学習/Preparation 活動内容とツアーの準備を整える。
事後学習/Reviewing ツアーまで、学生間でしっかりと打合せを続ける。
9
授業計画/Class カンボジア・サービス・ラーニング・ツアー
事前学習/Preparation 毎日のスケジュールを確認し、活動に備える。
事後学習/Reviewing ツアー内で毎日、皆で振り返りの時間を持つ。
10
授業計画/Class カンボジア・サービス・ラーニング・ツアー
事前学習/Preparation 毎日のスケジュールを確認し、活動に備える。
事後学習/Reviewing ツアー内で毎日、皆で振り返りの時間を持つ。
11
授業計画/Class カンボジア・サービス・ラーニング・ツアー
事前学習/Preparation 毎日のスケジュールを確認し、活動に備える。
事後学習/Reviewing ツアー内で毎日、皆で振り返りの時間を持つ。
12
授業計画/Class カンボジア・サービス・ラーニング・ツアー
事前学習/Preparation 毎日のスケジュールを確認し、活動に備える。
事後学習/Reviewing ツアー内で毎日、皆で振り返りの時間を持つ。
13
授業計画/Class カンボジア・サービス・ラーニング・ツアー
事前学習/Preparation 毎日のスケジュールを確認し、活動に備える。
事後学習/Reviewing ツアー内で毎日、皆で振り返りの時間を持つ。
14
授業計画/Class カンボジア・サービス・ラーニング・ツアー
事前学習/Preparation 毎日のスケジュールを確認し、活動に備える。
事後学習/Reviewing ツアー内で毎日、皆で振り返りの時間を持つ。
15
授業計画/Class 全体の振り返り
事前学習/Preparation ツアーを通して学んだこと、気付いたことを各自まとめる。
事後学習/Reviewing 全体の振り返りでシェアしたことを含めて、サービスについて考えをまとめる。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 50% 事前・事後学習のプレゼンテーション、実習活動参加状況
2 レポート Report 50% 期末レポート
教科書/Textbooks
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1 必要に応じて指示します。
参考書/Reference books
 コメント
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1 適宜指示ます。
メッセージ/Message
 実習(ツアー)を核にして、事前学習、事後学習でのプレゼンテーションというように、この授業では、学生の主体性・積極性が強く求められます。授業時間外での準備や打合せも必要となります。
 また事前学習も活動もチームで行うことになります。そして海外での実習活動ですから、責任を持って行動することが強く求められます。

 この科目は、青山学院が目標としている「サーバント・リーダー」育成を目指す科目です。シビック・エンゲイジメント・センターの協力のもと、大学での学びと社会での実践を結びつけていく試みとして取り組んでいます。現場での出会いを通して、社会に貢献し、人々をつないでいくための鍵を体得してもらいたいと願っています。

キーワード/Keywords
サービス・ラーニング     NPO・NGO     グローバリズム     国際協力     カンボジア     共生