講義概要/Course description
|
前期は基礎学習。仏像の主なジャンルに応じてテーマを設定し、その宗教的内容を概説し、形式や様式、材質、見せ方などに沿って表現の様相を伝える。テーマ毎に穴埋め形式の確認・復習キーワード集を用意し、これを生かしたクイズ形式で前半内容を確認する。後半内容を主とする期末テストは筆記形式。中国語の文献を取り扱うことがあるが、ポイントとなる部分は和訳をつける。なお、授業内容は進捗状況等によって調整変更することがある。後期は仏像に関する基礎知識の応用。通史的観点から、仏像の中国伝来を序文に、敦煌、雲岡、龍門三大石窟を中心に中国石窟を概観する。
|
達成目標/Course objectives
|
仏像に込められた中国人の思いがどのように表現されてきたかを知る。目で見た造形を言葉にまとめ、抽象的な概念を具体的な造形に即して述べる。
|
授業計画/Lecture plan
|
1
|
授業計画/Class |
オンライン授業(オンデマンド型) 第1講 ガイダンス 導入:形、形式、様式 |
|
2
|
|
3
|
|
4
|
授業計画/Class |
4 成道した釈迦牟尼と如来坐像
|
|
5
|
授業計画/Class |
5 「三十三天降下」伝説と如来立像
|
|
6
|
|
7
|
|
8
|
|
9
|
|
10
|
|
11
|
授業計画/Class |
11 鞭も慈悲の内の仏陀と明王たち
|
|
12
|
|
13
|
授業計画/Class |
13 身近な存在となったブッダ(1)と羅漢像
|
|
14
|
授業計画/Class |
14 身近な存在となったブッダ(2)と聖僧像
|
|
15
|
|
|
事前学習/Preparation |
第1講 形とは、形式や様式とは何かを考えてみましょう。第2講 釈迦伝を調べてみましょう。 |
事後学習/Reviewing |
各講の復習をしましょう。 |
|
|
授業方法/Method of instruction
|
区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
|
実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes対面講義の形式を取り、毎回概説と作品解説からなる。(遠隔授業となった場合、リアルタイムと自己学習型を取り、ズームとパワポを併用する予定)
|
活用される授業方法/Teaching methods used |
|
|
成績評価方法/Evaluation
|
1 |
|
100%
|
前期、後期共に:平常(含む小クイズ)+期末まとめ。それぞれ50%。期末まとめには授業中配布資料および自筆ノート持込み可、ただし、必要に応じてノートの提出を求めることがある。
|
|
参考書/Reference books
|
| タイトル Title | 出版社 Publisher | コメント Comments | |
1 |
『中国石窟』関連巻、『世界美術大全集 東洋編』第3~7巻
|
平凡社,小学館
|
ほかに授業中に指示するものもあり、必要に応じてプリントを配布することもある。
|
|
|