講義内容詳細:出版ジャーナリズムⅠ/出版ジャーナリズム

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 出版ジャーナリズムⅠ/出版ジャーナリズム
英文科目名/Course Title (English) Journalism of Publication Ⅰ/Journalism of Publication
学期/Semester 前期/通年 単位/Credits 2/4
教員名/Instructor (Japanese) 城村 典子
英文氏名/Instructor (English) JOMURA Fumiko

講義概要/Course description
本づくりを通して、アイデアを具体的な形あるものに仕上げていく能力を養う。実践から学ぶ

 
達成目標/Course objectives
グループで書籍を制作する。

プロの編集者の立場に立って、一冊の書籍の刊行に挑戦してもらう。テーマを決め、3人〜6人ほどでチームを作り、本刊行を目指す。読者のニーズを考え、独自の切り口の本を数アイテムつくる。

 まず、コンセプト(本のもたらす効能)、コンセプト、ターゲットを明確にする。それに従って企画を立てる。取材を行う、あるいは情報収集をする。集まった情報・素材から、構成案を組み立て、再度企画を練る。

本を広めるための作戦、読者層を考えて定価も含めて企画を決定する。

企画が決定したら、取材、執筆を分担し、章みだし、章の中の見出しの言葉を練る。最後にタイトルを決める。タイトルが決まったら、装丁を考える。

本ができたら、どういう人に渡すのか、販売するのか、そのターゲットに向けた、キャッチコピー、SNS


履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
文章をワードなどのワープロソフトで打てることが履修条件である。また、これは必須条件ではないが、パソコンを使える人は、フォトショップ、イラストレーターやインデザインなどの写真加工ソフトやDTPソフトに関心があれば、なお良い。

授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 授業の目的、前期の授業計画を説明、最終的にどんな形にするのか、さらに成績評価方法も説明する

【初回のみオンライン授業(オンデマンド型)】
2
授業計画/Class 本の企画の考え方を講義
3
授業計画/Class 書籍づくりの流れを講義
4
授業計画/Class 出版企画のオリジナリティとは何かを考える
5
授業計画/Class 「この指とまれ!」方式で本の企画提案(第1回目のプレゼンテーション)を全員が行い希望者を募る

6
授業計画/Class 3人以上選ばれた本についてだけ、2回目のプレゼンテーションを行い、さらに希望者を募る。3人以上のメンバーが集まれば、編集部を作ることができる
7
授業計画/Class グループ分けの完了、5〜8人で1つの編集部をつくる。第1回目の編集会議を行う。グループメンバーの自己紹介のあと、編集長、副編集長、アートディレクターを決める
8
授業計画/Class 編集会議。コンセプト、ターゲットを中心に企画について話し合う
9
授業計画/Class 編集会議 企画の組み立て方について講義。スケジュール表をつくる。
10
授業計画/Class 編集会議。コンセプトに基づいて、具体的構成案をつくる。構成案にそっての素材集め、取材の方法などについて、講義。
11
授業計画/Class 企画書、素材収集・取材方針書、スケジュール表をつくり、提出する。全部員にも配る。どんな書籍にするのかのイメージを共有する
12
授業計画/Class 編集会議 どんな書籍にするのか、チーム全員が共有する
13
授業計画/Class 編集会議。素材収集、取材日程をつくり、活動開始。同時にプレゼンテーションの準備をする
14
授業計画/Class 企画の発表(プレゼンテーション
15
授業計画/Class 作文提出、夏休み中の課題説明
 
事前学習/Preparation 各授業計画を捉えて、事前準備をする
事後学習/Reviewing 各授業ででた課題を中心に次回の授業に備える
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method ハイブリッド型ブレンド形式 / hybrid blend
補足事項/Supplementary notes基本対面授業とします。感染状況によりオンライン授業を行います
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 40% 本づくりにどのように関わったかが、評価の一番のポイントになる、特に授業への参加度が重視される、これに、授業で出される課題の提出がプラスされる。総合的に評価する。

 
2 平常点 In-class Points 50% 出席日数
3 その他 Others 10% 完成度
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
授業内
授業関連情報/Class-related information
 件名/Title内容/Contents備考/Memo
1
メッセージ/Message
メディア、マスコミ志望者歓迎。文章を書くことが好きな人、表現をしたい、デザインに興味のある人、パソコン、とくにDTPソフト(イラストレーター、インデザイン)に精通している人を歓迎する。チームワークが要求されるので、授業に連続して出られることが条件となる。人数制限を行うため履修登録については以下の要領で行う。

この科目の履修希望者は、1回目の授業に出席し、下記の要領で課題レポートを、授業内で提出してください。履修希望者が60名を超える場合やこの課題レポートの内容の評価によって履修者を選抜し次回授業の前日までに学生ポータルにて結果を発表します。

○レポートの課題:あなたが「出版ジャーナリズム」を履修する動機、目的について

○文字数:1200字以内

最初の行に、学生番号、学部、学科、学年、指名を必ず明記すること

その他/Others
情報を受ける側ではなく、発信する側に立つ

チームワーク重視、実務が課題になる教科のため、90%以上の出席を推奨する

 
キーワード/Keywords
出版という表現を通して世界を創る