講義内容詳細:日本文学演習Ⅰ[10]

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 日本文学演習Ⅰ[10]
英文科目名/Course Title (English) Seminar in Japanese Literature Ⅰ [10]
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 大屋 多詠子
英文氏名/Instructor (English) OOYA Taeko

講義概要/Course description
黄表紙『御存商売物(ごぞんじのしょうばいもの)』を読む 
江戸時代の漫画である黄表紙、今回は天明2年(1782)刊の山東京伝の作品を読みます。本作は、江戸という土地で産まれたあらゆるジャンルの書物を擬人化し、ジャンルの流行り廃りを、人間関係のドラマに見立てて仕上げた作品です。当時の評判記で最高の評価を得た作品です。江戸時代の資料や浮世絵を博捜しつつ、文と絵の双方からの注釈を通して本作品を精読します。後期はまた別の作品を扱います。
達成目標/Course objectives
黄表紙の注釈を通して、江戸時代の風刺性や笑いの質を知ると同時に、浮世絵と画師について知識を深めること、簡単なくずし字を読めるようになることを目標とします。またこの機会に、パワーポイントを使ったプレゼンテーションに慣れましょう。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
基本的には対面で授業を進めたいと思います。詳細は初回のコースパワーの資料教材の指示に従って下さい。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション 初回はオンデマンドです。
2
授業計画/Class ガイダンス テキスト・作者・作品内容などについての説明
3
授業計画/Class レポーターによる発表
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授業計画/Class レポーターによる発表                
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授業計画/Class レポーターによる発表
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授業計画/Class レポーターによる発表
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授業計画/Class レポーターによる発表
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授業計画/Class レポーターによる発表
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授業計画/Class レポーターによる発表
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授業計画/Class レポーターによる発表
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授業計画/Class レポーターによる発表
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授業計画/Class レポーターによる発表
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授業計画/Class レポーターによる発表
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授業計画/Class レポーターによる発表
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授業計画/Class まとめ
 
事前学習/Preparation 初回はオンデマンドの資料をよく読んでおきましょう。その後は、指示されたテキストをよく読んでおきましょう。
事後学習/Reviewing 各回の発表を聞いて復習、自分の担当箇所の注釈の準備を進めましょう。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes演習形式で、毎回、各丁(頁)を担当したレポーターが発表します。詳細は初回の資料教材をご確認下さい。基本的に対面ですが、レジュメの提出、レポートの提出、掲示板の利用など、コースパワーも利用します。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 100% 成績は、レポーターとしての発表内容を基準とします(70%)。ただし、ゼミは自分の発表だけではなく、他人の発表から知識・参考文献・発表方法など学ぶものが多い授業です。授業中の発言、質問など、ゼミへの関わり方も同様に重視します(30%)。
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBN価格
Price
コメント
Comments
1 テキストには原本の影印を用います。第1回目の授業で配布します。
2 小池正胤[ほか]編 初期黄表紙集 社会思想社 1980.12 4390110373 680円
参考書/Reference books
 コメント
Comments
 
1 第1回目のオリエンテーションの際に、関連文献をリストアップする他、適宜、授業中に紹介します。