講義内容詳細:東洋史演習A(1)

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 東洋史演習A(1)
英文科目名/Course Title (English) Seminar in Oriental History A (1)
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 青木 敦
英文氏名/Instructor (English) AOKI Atsushi

講義概要/Course description
このゼミの目的は、卒論と就活の2つを突破することを目標とする。
もちろん、卒論内容、進路決定は各自の自由であるが、それを全面支援するのがこのゼミである。
上記の目標のもとに、卒論関係授業としては【特定課題の研究と発表】、【漢文講読】、【各自の研究課題設定】を行う。就活関連としては、日程を考慮し、学生相談センターのスタッフによる相談会(予定)、かつ参加者の希望があればゼミOBから希望業種・進路の人を呼んで話してもらう(コロナ関係によって実施しない場合もある)。

なお、このゼミの後期(東洋史演習A(2))では、4年の11月末ゼミ内卒論締切、3年学年末(2月冒頭締切予定)の二万字レポートがある。この東洋史演習A(1)履修にあたっては、その点も考慮に入れられたい。
達成目標/Course objectives
①歴史学の基礎的事項について理解する。
②漢文を読めるようにする。
③後期授業の内容である2万字レポートを仮定した形で、各自の研究課題設定を行う(あくまで前期授業であるから、方法としてレポートを書く場合を想定するだけで、後期の内容・評価とは連動しない)。

履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
LINEのグループに入って下さい。LINE、スマホを持ってないなどの人も、別に連絡するから大丈夫です。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ・自己紹介(含・研究上の興味)
・授業体勢の説明
【初回から対面授業で実施】
2
授業計画/Class 工具書紹介、調べ方説明。
3
授業計画/Class オリエンタリズム(ヨーロッパ、中東〜インド)
4
授業計画/Class オリエンタリズム(東アジア、中華中心主義ー新清史・モンゴル・唐)
5
授業計画/Class グローバルヒストリー(世界システム、コロンブス交換)


6
授業計画/Class 近世・近代・時代論(ヨーロッパ・南アジア・東南アジア)
7
授業計画/Class 近世・近代・時代論(中国・朝鮮・日本)
8
授業計画/Class ポスト・モダニズム(脱構築、修正主義、カルチュラル・スタディーズ、サバルタン)


9
授業計画/Class ポスト・コロニアリズム(ヨーロッパー、大日本帝国ー台湾、朝鮮、満洲)


10
授業計画/Class ジェンダー論(ヨーロッパ、中東〜インド)
11
授業計画/Class ジェンダー論(東アジア、纏足、売春、垂簾聴政)


12
授業計画/Class 王権論(ヨーロッパ、日本、儒教)


13
授業計画/Class 高校新課程「歴史総合」とパブリック・ヒストリー
14
授業計画/Class 漢文講読
15
授業計画/Class 進路の決め方(職種、業種、企業)
 
事前学習/Preparation 教員の指示に従い、主としてレジメを準備し、当日開始までに人数分配布する。
事後学習/Reviewing 授業に参加した成果をレスポンスペーパー(コースパワー)に出す。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes対面を基本とするが、内容によってオンライン(オンデマンド)回がある。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 100% 発表内容、出席率、レスポンスペーパー内容などを勘案する。本授業の評価方法は、絶対評価の考え方を5割、相対評価の考え方を5割で、全体として見込まれる成績分布はおおよそA:70%、B:20%、C:10%となる。
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
レスポンスペーパーを毎回出す(紙またはオンライン)
参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
 
1 青木敦 宋代民事法の世界 慶應義塾大学出版会 2014
メッセージ/Message
楽しくがんばりましょう。
その他/Others
授業内容ではなく、授業に関連したことですが、このゼミでは、やりたくなったときにコンパ(コンパでは研究上の問題点なども話しあいます)はやることがあります(コロナ時期以外)。教員とのざっくばらんな研究上の相談などを目的としますが、雰囲気的に参加を強く求められるようなことはありません。成績や授業での対応には一切かかわりません。
コロナ状況によりますが、この授業に関連し、夏休み期間中に合宿を行います(予定)。
キーワード/Keywords
台湾     中国     朝鮮     東南アジア