講義内容詳細:東洋経済史Ⅱ

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 東洋経済史Ⅱ
英文科目名/Course Title (English) Economic History of the Asia Ⅱ
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 范 力
英文氏名/Instructor (English) FAN, Li

講義概要/Course description

中国は日本最大の貿易相手国であり、また2010年、中国のGDPは日本を抜いて、米国次ぐ世界第二の経済大国となった。そうしたなか、プレゼンスが大きくなった中国へのアプローチがいっそう求められる。今日の中国の実態をより深く理解し、相応しい対策をとるには、中国経済がたどってきた歴史を検証する必要がある。
授業の重点は中国経済史だが、隣国との経済関係や中国の現状、教育事情、計画出産、政治制度、外交関係、東洋医学、少数民族、香港問題、台湾との関係、国民の日常生活、宗教信仰、法律意識、文化思想、価値観、日本との違いなどにも言及する。
達成目標/Course objectives
1.東洋経済史の知識を学ぶこと
2.様々な力をつけること
3.視野を広げること
4.友達をつくること
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
私語厳禁。違反者は退室させられることがある。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 第1講  オリエンテーション 
オンライン授業(オンデマンド型)での実施になります。
2
授業計画/Class 第2講  革命・建設から改革・開放へ(動画鑑賞)
3
授業計画/Class 第3講  郷鎮企業の大発展(プレゼン)
4
授業計画/Class 第4講  経済特区の設立(ディスカッション)
5
授業計画/Class 第5講  国有企業と国有企業の改革(プレゼン・小テスト)
6
授業計画/Class 第6講  中国の株式市場について(プレゼン・動画鑑賞)
7
授業計画/Class 第7講  中国経済成長の原因及びその問題点について(ディスカッション)
8
授業計画/Class 第8講 中国の台頭を理解するために(講演会)
9
授業計画/Class 第9講 経済の高度成長と西部大開発(プレゼン・小テスト)
10
授業計画/Class 第10講 アジア金融危機・米国発の金融危機と中国経済(プレゼン)
11
授業計画/Class 第11講 WTO加盟からAIIB創設までの中国経済(ルールに従うからルールをつくるへ。講義)
12
授業計画/Class 第12講 東洋における中国経済の位置づけ(プレゼン大会)1、日本と中国の経済関係、2、韓国と中国の経済関係、3、東南アジア諸国連合(アセアン)と中国の経済関係、4、インドと中国の経済関係
13
授業計画/Class 第13講 中国経済の回顧と展望(ディベート)
14
授業計画/Class 第14講 東洋の思想と世界の未来(講義)
15
授業計画/Class 第15講 まとめ・レポート提出
 
事前学習/Preparation プレゼンやディスカッションの事前学習と事後学習
事後学習/Reviewing プレゼンやディスカッションの事前学習と事後学習
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method ハイブリッド型ブレンド形式 / hybrid blend
補足事項/Supplementary notes【対面授業(通常型)】
1.講義
2.グループ・ディスカッション
3.小テスト
4.動画鑑賞
5.プレゼンテーション
6.ディベート
7.質疑応答
8.その他
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 20% 要求に従ってしっかりとレポートを作成すること
2 平常点 In-class Points 20% 毎回のレスポンスシートに感想・質問・要望などを書くこと
3 その他 Others 40% プレゼンテーション20%、グループディスカッション10%、ディベート10%
4 試験 Exam 20% 授業中の小テストになる。
教科書/Textbooks
 コメント
Comments
1 毎週教室でとりあげるテーマの関連文献を講義プリントとともに配布する。
参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
 
1 范力 中日“戦争交流”研究 汲古書院 2002
2 范力他 現代中国の集団所有企業 時潮社 2008
3 范力編著 民主主義を相対化する中国 時潮社 2016
メッセージ/Message
本科目のセールスポイントはアクティブラーニング型授業にある。履修生の積極的な授業参加が求められる。
キーワード/Keywords
学習・視野・能力・友人