講義内容詳細:コミュニケーション&リーディングⅠA

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) コミュニケーション&リーディングⅠA
英文科目名/Course Title (English) Communication and Reading ⅠA
学期/Semester 前期 単位/Credits 1
教員名/Instructor (Japanese) 北原 待子
英文氏名/Instructor (English) KITAHARA Machiko

講義概要/Course description
 この科目は、テキストの中で出会うさまざまなアイデアをしっかり読み取り、それを伝えることの大切さに重点をおいて、リーディングスキルの向上を目指す。テキストの解釈と、それを主題にしたディスカッションを通じ、読み取った諸概念を共有することがねらいになる。この授業では、リーディングは個々人でする単独のタスクとしてではなく、教師や仲間の学生たちとの意見交換やディスカッションをうながすものとしての意味を持つ。
 本講義については、さまざまな視点から人権について分かりやすく解説しているClaphamの本を中心に読みながら、人権についての論点を学び、同時にプリントによる補足で、英語で書かれた文章を読む際に必要な語彙や文法、論文で用いられる表現の知識を習得します。教科書以外にも、新聞記事や論文の抜粋など様々な資料を読み、英語で書かれた文章の構成、書き言葉と話し言葉の違いや、文章の目的に合わせた文体など、いろいろな角度から英文を読み解く手掛かりにも触れて行きます。
達成目標/Course objectives
(1) 英語で書かれた文章を読む際に必要な語彙や文法、よく論文で用いられる表現について確認し、難易度の高い英文を正確に読めるようになることを目標とします。
(2) 効率的に英文を読む手法や、論文などの文章構成のパターン、その文章が書かれたコミュニケーションの場に適した文体についての基礎的な知識を習得し、リーディング技能を向上することを目標とします。
(3) (1)と(2)の知識を習得しながら英文読解に慣れていくことで、今後の大学生活において、授業外で自主的にさまざまな文献を英語で読み、意見を共有していくことで、これからの大学での学びに役立てることができることも目標とします。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class Introduction【対面授業で実施】
2
授業計画/Class punctuationについて
3
授業計画/Class the Timothy Evans caseとnon-finite clausesについて
4
授業計画/Class Preface
5
授業計画/Class Chapter 1 Looking at rights (pp.1-2) (1) 'the application of human rights law in court'
6
授業計画/Class (2) '[t]he concepts of a "human rights culture" '
7
授業計画/Class Chapter 4 Torture (1) '[t]he prohibition on torture in the UN Convention against Torture' (p.83)
8
授業計画/Class (2) 'crimes against humanity'について
9
授業計画/Class (3)  'essential proof for a conviction at trial'
10
授業計画/Class (4) the Gunpowder Plotについて
11
授業計画/Class (5) Lord Hope in A v Secretary of State for the Home Department (2005)
12
授業計画/Class (6) 'confessions extracted by torture'
13
授業計画/Class 統計を説明する表現について
14
授業計画/Class 教科書とは違う視点から死刑制度について述べた論文の一部
15
授業計画/Class 前期のまとめ
 
事前学習/Preparation 教科書の予定範囲や配布資料を予習し、感想や疑問点などを整理してください。
事後学習/Reviewing 授業で扱った英文を読み返し、文法と語彙等を復習してください。さらに可能であれば、授業中に紹介した関連文章を読んでください。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notesこの授業では、CoursePowerを使用いたします。各回の授業は、教科書や配布資料を参照しながらの講義形式にも時間を割きますが、課題やフィードバックをCoursePowerにて提出していただいたり、感想や意見を共有する機会を持ちたいと考えています。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 55%
2 平常点 In-class Points 45% 授業と課題への取組
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBNコメント
Comments
1 Andrew Clapham Human Rights Oxford University Press 2015 9780198706168 2nd editionです。その他に補足プリントを配布していきます。
参考書/Reference books
 コメント
Comments
 
1 授業時に適宜紹介していきます。
メッセージ/Message
 講義内容や進度は、受講者の関心などに応じて、できるだけ柔軟に調節して行きたく思っていますので、積極的に授業に参加していただければ助かります。
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