講義内容詳細:ジャーナリズム研究

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) ジャーナリズム研究
英文科目名/Course Title (English) Advanced Issues in Journalism Practice
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 大石 泰彦/宮坂 宜男
英文氏名/Instructor (English) OISHI Yasuhiko/MIYASAKA Yoshio

講義概要/Course description
この授業は、日本を代表する通信社である一般社団法人共同通信社による寄附講座です。
同社の第一線の記者やデスク、編集委員などが実体験に立脚して取材・報道現場の現状や課題について語り、さらにそれを受けて講師と受講生がディスカッションを行います。
受講者には、質疑応答やディスカッションを通じて積極的・能動的に授業に参加することが求められます。
達成目標/Course objectives
受講生が、メディアの社会的役割や問題点を正しく理解し、これからのジャーナリズムの在り方を主体的に考えていくことができるようになることがこの授業の目標です。
もちろんそのためには、受講者が日常、ネットやテレビのニュースの視聴のみならず、新聞をバランスよく、継続的に読み、考えていること(これからそれを行う強い意欲のあること)が必須の条件になります。
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
・法学部と国際政治経済学部の2・3年生を対象に受講生の募集を行います。
・受講希望者は初回(4月2日(土)よりオンデマンドで配信)の「オリエンテーション」を必ず受講してください。
・以下の課題による受講生の選考を行います。
  テーマ:今のマスメディアに対して思うこと
  分量:1000~1200字にまとめる。
  提出期間:4月2日(土)~4月7日(木)17:00まで
  提出場所:CoursePowerの「ジャーナリズム研究」の中に提出場所を設けます。
    注意:本文冒頭に学部・学科・学年・学生番号・氏名を記入してください。
・履修可否の連絡:4月11日(月)に学生ポータルのメッセージにて個別に連絡します。履修可となった学生については教務課で履修登録を行います。履修登録後の削除は認められませんので注意してください。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション(講座の概要、共同通信社の説明など):事前録画・オンデマンド方式
2
授業計画/Class 事件・事故の実名報道の是非(少年法改正、京アニ事件などを題材に)
3
授業計画/Class 戦地取材の実像(真実はどこにあるのか)
4
授業計画/Class メディアのデジタル化(NYタイムズ、米地方紙の変革)
5
授業計画/Class 事件取材の裏側(警察取材の意義とは)
6
授業計画/Class 政治取材の現場(若者の政治参加を促すには)
7
授業計画/Class 青学大出身の若手記者らの体験談と意見交換
8
授業計画/Class 災害報道の現場(遺族取材をなぜするのか)①
9
授業計画/Class 災害報道の現場(遺族取材をなぜするのか)②
10
授業計画/Class 写真取材の現場(SNS時代のカメラマンとは)
11
授業計画/Class 文化ニュースをどう報じるか(エンタメから論壇まで)
12
授業計画/Class 皇室報道を考える(眞子さま結婚を題材に)
13
授業計画/Class 司法取材の今(裁判記録公開の重要性)
14
授業計画/Class アスリート性的画像拡散問題(長年尊厳を傷付けられた選手)
15
授業計画/Class 調査報道の手法と意義(新聞協会賞の関西電力金品受領問題)
 
事前学習/Preparation ・毎日、新聞を読む。
・日本のメディア、ジャーナリズムに関する書籍等を読み、考えることを心がける。
事後学習/Reviewing 講義を振り返り、それに対する感想・意見・質問等を作成し、提出する。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes・20名までのゼミ形式の授業です。
・講師は毎回交代しますが、共同通信社のコーディネーターも毎回出席して受講者のサポートを行います。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 50% 成績評価にとって最も重要なポイントは授業に対する積極的な姿勢(約50点)です。
2 レポート Report 50% 毎回、感想文あるいは小レポートの提出を求める予定です(約50点)。
教科書/Textbooks
 コメント
Comments
1 特になし。参考文献等を授業中に指示することがあります。
授業関連情報/Class-related information
 件名/Title内容/Contents備考/Memo
2 共同通信社本社訪問を調整中
その他/Others
・毎回、授業の冒頭に出欠確認をします。全出席が単位修得のための「原則」です。
・やむを得ぬ事情で欠席等する場合には、コースパワーを通じて連絡してください。
キーワード/Keywords
ジャーナリズム     マスメディア     通信社     記者     ジャーナリスト     実務経験