講義内容詳細:人権法特論F

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 人権法特論F
英文科目名/Course Title (English) Topics in Human Rights Law F
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 谷口 洋幸
英文氏名/Instructor (English) TANIGUCHI Hiroyuki

講義概要/Course description
 この講義のテーマは「子どもと人権」です。子どもの権利条約の生成と展開を理解した上で、国内外の関連する法政策について学びます。1989年に採択された子どもの権利条約は、2019年現在、国連加盟国を上回る196の国と地域が締約国となっています。「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」に分類される権利規定は、子ども時代を経験したわたしたち一人ひとりに、さまざまな気づきを与えてくれます。同時に、それらの経験が人や国、地域によって異なりうることも容易に想像できます。
 講義はゲスト講師によるレクチャーも予定しています。また、受講生によるグループディスカッションやプレゼンテーションを交えながら、基礎知識を確実なものにするとともに、各自の経験と条約の権利規定にかかわる事例の検討を通して、子どもを主体とする人権保障のあり方を考えます。
 なお、ゲスト講師の都合や講義でとりあげるべき時事問題の発生、社会情勢の変化による授業形態の変更等により、授業計画記載事項には大幅な変更が生じる可能性があります。ご了承の上、履修してください。
達成目標/Course objectives
1. 子どもの権利条約について、歴史と展開ならびに理念と解釈を理解する。
2. 子どもの権利条約に規定される諸権利の内容について、具体例を交えながら、考察する。
3. グローバルな視点から子どもの権利の実現に向けて取り組むべき課題を発見する。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class イントロダクション【第1週目のみオンライン授業(オンデマンド型)で実施】
2
授業計画/Class 子どもの権利の歴史
3
授業計画/Class 子どもの権利条約の生成
4
授業計画/Class 子どもの権利条約の展開①
5
授業計画/Class 子どもの権利条約の展開②
6
授業計画/Class 子どもの権利条約の展開③
7
授業計画/Class 日本における子どもと人権①
8
授業計画/Class 日本における子どもと人権②
9
授業計画/Class 日本における子どもと人権③
10
授業計画/Class 日本における子どもと人権④
11
授業計画/Class 世界における子どもと人権①
12
授業計画/Class 世界における子どもと人権②
13
授業計画/Class 世界における子どもと人権③
14
授業計画/Class 子どもの権利条約の展望
15
授業計画/Class 総括講義と期末試験
 
事前学習/Preparation 指定された資料・文献の該当箇所をあらかじめ読んできてください。
事後学習/Reviewing 講義の中でわからなかったことや疑問点等をまとめてください。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes対面授業(通常型)
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 30% 講義内での質問や意見等の発言、ミニッツペーパーの提出等の受講態度
2 その他 Others 30% プレゼンテーションやディスカッションへの積極的な参加
3 試験 Exam 40% 論述試験(問題は事前に公表します)