講義内容詳細:入門演習

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 入門演習
英文科目名/Course Title (English) Introductory Seminar
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) COOP,Stephanie L.
英文氏名/Instructor (English) COOP, Stephanie Louise

講義概要/Course description
セクハラやDV、子どもの貧困、ヘイトスピーチ、入管収容施設内の外国人の処遇など、日本社会には様々な人権問題があります。こうした問題に取り組む際の基準として、国際人権法は重要な役割を果たします。この演習では、日本における人権問題と国際人権法をテーマとしながら、法学を学び法と社会を考えるための基本的なスキルを学びます。
達成目標/Course objectives
以下のスキルを身につけること:
1.  文献と条約の検索方法
2.  国際人権条約や関連する国連文書の読み方
3.  プレゼンテーションと議論の技法
4.  レジュメとレポートの書き方
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
教科書としては日本語の図書を利用しますが、教科書以外で扱う文献は英語のものを含み、また、授業は主に英語で実施します。したがって、読解と聞き取りについて基本的な英語力が求められます。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション。報告のスケジュールと担当者を決定する。報告レジュメの作り方についてのガイダンス。
事前学習/Preparation この演習で教科書として利用する図書(以下の「教科書/Textbooks」を参照)を図書館/本屋さんで探し、目を通しておく(教員が最初の授業で配布するので、買う必要はない)。
事後学習/Reviewing 自分がこの演習を通して達成したいと思っている目標を考え、メモをとる。
2
授業計画/Class 図書館ガイダンス
事前学習/Preparation https://www.agulin.aoyama.ac.jp/material/にアクセスし、「青山」で列挙されている資料・情報の探し方のガイドに目を通してみる。
事後学習/Reviewing データベースを使って調べたい情報を探してみる。
3
授業計画/Class 国際人権条約および関連する国連文書の探し方
注:授業時、ノートパソコンを持参すること(ノートパソコンを持っていない場合、タブレットでも可。ノートパソコンもタブレットも持っていない場合、教員が用意するので、事前に相談すること)。
事前学習/Preparation 資料をCoursePowerからダウンロードし、きちんと読んでおく。わからない点がある場合、メモをとって授業で教員に聞く。
事後学習/Reviewing 当日勉強したことを復習するためのエクササイズを行い、次回の授業に持ってくる。
4
授業計画/Class 報告・ディスカッション
事前学習/Preparation 報告者は教科書の担当する部分を読み、レジュメを作成する。報告者以外の履修者も、教科書の該当部分を事前に読み、論点や自分の意見、質問などのメモをとる。
事後学習/Reviewing 教科書の該当部分と授業でとったメモを読み直す。
5
授業計画/Class 報告・ディスカッション
事前学習/Preparation 報告者は教科書の担当する部分を読み、レジュメを作成する。報告者以外の履修者も、教科書の該当部分を事前に読み、論点や自分の意見、質問などのメモをとる。
事後学習/Reviewing 教科書の該当部分と授業でとったメモを読み直す。
6
授業計画/Class 報告・ディスカッション
事前学習/Preparation 報告者は教科書の担当する部分を読み、レジュメを作成する。報告者以外の履修者も、教科書の該当部分を事前に読み、論点や自分の意見、質問などのメモをとる。
事後学習/Reviewing 教科書の該当部分と授業でとったメモを読み直す。
7
授業計画/Class プレゼンテーションの仕方についてのガイダンス。各グループで調べて発表したい人権問題について考えて決定する。
事前学習/Preparation グループプレゼンテーションで取り上げたい人権問題を考え、メモをとる。
事後学習/Reviewing グループプレゼンテーションのための情報を探し始める。
8
授業計画/Class 報告・ディスカッション
事前学習/Preparation 報告者は教科書の担当する部分を読み、レジュメを作成する。報告者以外の履修者も、教科書の該当部分を事前に読み、論点や自分の意見、質問などのメモをとる。
事後学習/Reviewing 教科書の該当部分と授業でとったメモを読み直す。各クループでグループプレゼンテーションの準備を進める。
9
授業計画/Class 報告・ディスカッション
事前学習/Preparation 報告者は教科書の担当する部分を読み、レジュメを作成する。報告者以外の履修者も、教科書の該当部分を事前に読み、論点や自分の意見、質問などのメモをとる。
事後学習/Reviewing 教科書の該当部分と授業でとったメモを読み直す。各クループでグループプレゼンテーションの準備を進める。
10
授業計画/Class 報告・ディスカッション
事前学習/Preparation 報告者は教科書の担当する部分を読み、レジュメを作成する。報告者以外の履修者も、教科書の該当部分を事前に読み、論点や自分の意見、質問などのメモをとる。
事後学習/Reviewing 教科書の該当部分と授業でとったメモを読み直す。各クループでグループプレゼンテーションの準備を進める。
11
授業計画/Class グループプレゼンテーションの準備、レポートの書き方
事前学習/Preparation グループプレゼンテーションを完成するために必要なポイントを確認し、メモをとる。
事後学習/Reviewing レポートの書き方についての資料を読み直す。
12
授業計画/Class グループプレゼンテーション・ディスカッション
事前学習/Preparation 発表者は最後の練習をし、報告者以外の履修者は発表される人権問題について簡単に調べ、発表者に聞きたいことを考えてメモをとる。
事後学習/Reviewing 当日のグループプレゼンテーションの良かった点、改善する余地がある点を考える。
13
授業計画/Class グループプレゼンテーション・ディスカッション
事前学習/Preparation 発表者は最後の練習をし、報告者以外の履修者は発表される人権問題について簡単に調べ、発表者に聞きたいことを考えてメモをとる。
事後学習/Reviewing 当日のグループプレゼンテーションの良かった点、改善する余地がある点を考える。
14
授業計画/Class グループプレゼンテーション・ディスカッション
事前学習/Preparation 発表者は最後の練習をし、報告者以外の履修者は発表される人権問題について簡単に調べ、発表者に聞きたいことを考えてメモをとる。
事後学習/Reviewing 当日のグループプレゼンテーションの良かった点、改善する余地がある点を考える。レポートを書き始める。
15
授業計画/Class まとめ
事前学習/Preparation 前期の授業について振り返り、自分で決めた目標に達成したかどうかを検討する。
事後学習/Reviewing 理解を深めるために、演習で勉強した人権問題ついての本を入手し夏休みの間に読む。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes4~10(7を除く)では、『友だちを助けるための国際人権法』(以下の「教科書・参考文献」を参照)を輪読します。毎回、割り当てられた報告者が、担当する部分についてレジュメを作成して報告し、全員でディスカッションをします。報告者以外の履修者も、その回に報告される教科書の該当部分を事前に読むことが求められます。その回のテーマに関連する国連文書は教員が指示し、各自が事前にダウンロードして授業で一緒に読むこともあります。11~14では、グループごとに、4~10で扱っていない日本社会における人権問題についてリサーチし、国際人権法に照らしながらその問題についてのグループプレゼンテーションを行います。最後に、一人ひとりが、自らのグループプレゼンテーションで扱った人権問題についての期末レポートを書きます。
4~10のレジュメと報告、11~14のグループプレゼンテーションおよび期末レポートは英語で行います。授業のそれ以外の部分は英語または日本語を使います。
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 100% 報告(20%)、グループプレゼンテーション(30%),レポート(20%)、平常点(30%)
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
1 申 惠丰 『友だちを助けるための国際人権法』 影書房 2020年