講義概要/Course description
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この講義のテーマは「ジェンダーと人権」です。ジェンダーという概念は多義的です。まず、ジェンダーのもつ意味を確認した上で、国際法を含む国内外のジェンダー平等に関する法政策について学びます。ジェンダー平等の実現は1979年に採択された女性差別撤廃条約に端を発する国際社会の共通目標のひとつです。性/性別だけを理由とする不当に区別や性/性別ごとにあらわれる不均衡な影響は、ジェンダー平等の実現を阻害するものとして、改善が求められてきました。これには法律や政策のみならず、社会における慣習や慣行も含まれます。国家はもとより、企業や個人も、その責任の一翼を担っています。 講義は担当教員によるレクチャーのほかにも、受講生によるグループディスカッションやプレゼンテーションを交えながら、基礎知識を確実なものにするとともに、政治・職場・学校・家庭で人々が経験する事例を通して、ジェンダーに敏感な人権保障のあり方を考えます。 なお、講義でとりあげるべき時事問題の発生や社会情勢の変化による授業形態の変更等により、授業計画記載事項には大幅な変更が生じる可能性があります。ご了承の上、履修してください。
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達成目標/Course objectives
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1. ジェンダーという概念のもつ多義性、および、ジェンダーと人権/法との関係を理解する。 2. グローバルな視点からジェンダー平等の実現に向けて取り組むべき課題を発見する。 3. ジェンダーに敏感な視点から現行の法政策を含めた社会制度のあり方を問い直す。
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授業計画/Lecture plan
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1
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授業計画/Class |
イントロダクション【第1週目のみオンライン授業(オンデマンド型)で実施】 |
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授業計画/Class |
女性差別撤廃委員会・総括所見① |
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授業計画/Class |
女性差別撤廃委員会・総括所見② |
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事前学習/Preparation |
指定された資料や文献の中の該当箇所をあらかじめ読んできてください。 |
事後学習/Reviewing |
講義の中でわからなかったことや疑問点等をまとめておいてください。 |
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授業方法/Method of instruction
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区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes対面授業(通常型)
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活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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1 |
平常点 In-class Points
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30%
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講義内での質問や意見等の発言、ミニッツペーパーの提出等の受講態度
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2 |
その他 Others
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30%
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プレゼンテーションやディスカッションへの積極的な参加
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3 |
試験 Exam
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40%
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論述試験(問題は事前に公表します)
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参考書/Reference books
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| 著者名 Author | タイトル Title | 出版社 Publisher | 出版年 Published year | ISBN | 価格 Price | |
1 |
加藤秀一・石田仁・海老原暁子
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図解雑学ジェンダー
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ナツメ社
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2005
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9784816339027
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1300(+tax)
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