講義概要/Course description
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本ゼミでは、ファッション全般を研究対象とし、各学生が関心をもつ具体的事例について理論と実践の双方向から分析を行い、わたしたちが日常何気なく触れている服装文化をアカデミックな視点から見つめなおすという作業を行います。研究テーマとして偶数年度に「ファッション」、奇数年度に「イメージマネジメント」を取り上げることで、2年間のゼミ学習を通して、ファッションについて多角的に学ぶ機会を作りたいと考えています。
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達成目標/Course objectives
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偶数年度「ファッション」 ファッションというといわゆるファッショナブルなスタイルを思い浮かべるかもしれませんが、本ゼミではファッションの起源に遡り真面目に「ファッションとは何か?」を考えていきます。講義テーマとしは、服飾史、ファッションビジネス、色彩論、素材論、トレンド分析、サステナブルファッション、ジェンダー、ドレスコード、イメージコンサルタント、ファッションブランド研究等を取り上げ、ファッションの意義についてあらゆる視点から議論していきたいと考えています。前期は、基本的な理論に触れることで、ファッション研究における基礎知識と分析方法について学びます。研究方法としては服飾研究、カルチュラルスタディーズ、ビジネス研究から幅広く引き出し、超域研究としてのファッションスタディーズにふさわしいアプローチを試みながら、理論を上手に活用し、そしてまた批判することで、わたしたちの日常と切り離すことのできない服装文化について、その可能性や問題点を共に議論していきたいと思います。一方後期は、学生ひとりひとりが卒業論文制作に向けて行っている個人研究についてプレゼンテーションを行います。互いに異なる関心領域を共有することは、新たな発見をもたらし、大きな刺激となるでしょう。 奇数年度「イメージマネジメント」 個人のパーソナルブランディングを中心とするイメージマネジメントについて研究します。パーソナルブランディングは就職活動等において自己分析ならびに自己アピールの方法として活用されていますが、本ゼミでは、イメージマネジメントという作業を、自分と社会のつながりについてより深く掘り下げて考える手段ととらえます。経営学からリーダーシップ、レピュテーション、ストラテジー、オペレーション、マーケティング、ネットワーキングというテーマを選び、学生ひとりひとりが改めて自分自身の内面と向き合うことで社会とのつながりを再確認するという作業を通じて、そこにイメージマネジメントの重要な手段としてのファッションがどのように関与しているのか考えます。前期は、イメージマネジメントにおける基礎知識と分析方法について学習します。理論を上手に活用し、そしてまた批判することで、イメージマネジメントについて、その可能性や問題点を共に議論していきたいと思います。一方後期は、学生ひとりひとりが卒業論文制作に向けて行っている個人研究についてプレゼンテーションを行います。互いに異なる関心領域を共有することは、新たな発見をもたらし、大きな刺激となるでしょう。
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履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
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グローバル・ファッションⅠ・Ⅱ
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授業計画/Lecture plan
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1
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授業計画/Class |
ガイダンス(初回授業はコースパワーで授業概要説明資料の配布のみとなります) *第2回目以降の講義は通常通り教室での対面授業になります。 |
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2
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事前学習/Preparation |
事前課題の準備 |
事後学習/Reviewing |
学習内容についての自主研究 個人研究課題に取り組むこと |
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授業方法/Method of instruction
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区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes本科目は第1回目のみオンライン(資料配布のみ)で実施し、第2回目以降はすべて対面授業で実施します。
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活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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1 |
レポート Report
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50%
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2 |
平常点 In-class Points
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50%
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プレゼンテーション、授業参加度
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教科書/Textbooks
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