講義内容詳細:競争戦略論Ⅱ

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 競争戦略論Ⅱ
英文科目名/Course Title (English) Competitive Strategy Ⅱ
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 安田 洋史
英文氏名/Instructor (English) YASUDA Hiroshi

講義概要/Course description
企業が競争優位を構築するためには、競争戦略を立案するだけでなく、それを適切に実践していくことが重要です。競争戦略論Iでは競争戦略を立案する手法の修得を目的としましたが、競争戦略論IIではそれをいかに実践するかがテーマとなります。競争戦略を実践するには基本的に(1)内部成長(自社で行う)、(2)アライアンス(パートナーと共同で行う)、(3)統合・買収(他社と一体となって行う)、の三通りのアプローチが考えられますが、本講義では特にアライアンスと統合・買収を中心に学びます。企業はなぜアライアンスや統合・買収を行うのか、それをどのようにして実践するのか、その実践によってどのように競争優位を構築していくのか、などについて理解を深めます。これによって、競争戦略が具体的にどのように企業の行動と結び付いているかを、説明できるようになることを目標とします。また本講義では毎回、ビデオ等を使用して具体的な企業の実践事例を紹介し、身近な例からそれぞれのテーマを理解できるようにします。
達成目標/Course objectives
競争戦略論Ⅱ
1.競争戦略はどのように実践されるかについて説明できる
2.内部成長、アライアンス、統合・買収の位置づけについて説明できる
3.アライアンスおよび統合・買収によってどのように競争優位が構築されるかを説明できる
4.アライアンスおよび統合・買収の実践手法について説明できる
5.アライアンスおよび統合・買収の具体的事例について、その戦略的背景を説明できる
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
競争戦略論Iを履修済みであることが望ましい。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class 第1回: 講義内容ガイダンス(オンデマンド型オンライン授業での実施)
2
授業計画/Class 第2回: 企業構造の再編成:アライアンスと統合・買収
3
授業計画/Class 第3回: 競争優位のためのアライアンス
4
授業計画/Class 第4回: 経営資源とアライアンス
5
授業計画/Class 第5回: 取引コストとアライアンス
6
授業計画/Class 第6回: アライアンスの分析手法
7
授業計画/Class 第7回: これまでの復習と事例分析
8
授業計画/Class 第8回: 販売協力
9
授業計画/Class 第9回: ライセンス
10
授業計画/Class 第10回: 生産委託
11
授業計画/Class 第11回:合弁会社(ジョイント・ベンチャー)
12
授業計画/Class 第12回: 統合と買収
13
授業計画/Class 第13回: 統合・買収の実践 (I)
14
授業計画/Class 第14回: 統合・買収の実践 (II)
15
授業計画/Class 第15回: 国際アライアンス事前学習/Preparation教科書の該当箇所の予習
 
事前学習/Preparation 教科書の該当箇所の予習
事後学習/Reviewing 講義資料の復習と課題作成
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method ハイブリッド型ブレンド形式 / hybrid blend
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 試験 Exam 50%
2 レポート Report 25%
3 平常点 In-class Points 25%
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
1 安田洋史 新版 アライアンス戦略論 NTT出版 2016