講義概要/Course description
|
グローバル化は、人の移動、オンラインコミュニケーションの急増により、新たな言語バラエティの創出など、新しい言語現象を生んでいるとの指摘があります。本講義では、グローバル化にともなう言語環境の変化とその対応について、社会言語学および言語政策研究の基本的な枠組みを紹介しながら議論・検討していきます。
|
達成目標/Course objectives
|
言語変容とグローバル化をはじめとした社会変容との関連を学びます。社会言語学領域の知見に触れ、各自の身近な言語現象に引きつけて考察します。言語に関連する問題を見極め、対処法を見出すなど、展望的に考える力を育みます。
|
履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
|
「社会言語学入門」を履修済みであることが望ましい。
|
授業計画/Lecture plan
|
1
|
授業計画/Class |
ガイダンス【オンライン(オンデマンド型)での実施】
|
|
2
|
授業計画/Class |
グローバリゼーションと言語多様性 |
|
3
|
|
4
|
授業計画/Class |
多言語化する家族と言語マネジメント |
|
5
|
授業計画/Class |
グローバルビジネスと言語マネジメント
|
|
6
|
|
7
|
|
8
|
|
9
|
|
10
|
|
11
|
|
12
|
|
13
|
|
14
|
授業計画/Class |
言語マネジメントの理論構築に向けて |
|
15
|
|
|
事前学習/Preparation |
コースパワーに掲示される資料類を読むこと。 |
事後学習/Reviewing |
講義で学んだ事柄について、身の回りの言語使用に引きつけてみること。 |
|
|
授業方法/Method of instruction
|
区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
|
実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes対面授業 この講義では、先行研究から言語マネジメントの諸事例を学んだ後に、グループに分かれ、身近な言語マネジメント事例についてリサーチを行い発表していただきます。グループワーク、データ収集、ディスカッションなど積極的な参加が求められます。
|
活用される授業方法/Teaching methods used |
|
|
成績評価方法/Evaluation
|
1 |
平常点 In-class Points
|
60%
|
リアクションペーパー
|
2 |
レポート Report
|
40%
|
期末レポートの提出は単位取得に必須です。
|
|
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
|
課題の得点はコースパワーでご確認ください。 解答例は次回の授業で提示します。
|
教科書/Textbooks
|
| コメント Comments |
1 |
プリントを配布します。
|
|
参考書/Reference books
|
| 著者名 Author | タイトル Title | 出版社 Publisher | 出版年 Published year | ISBN | 価格 Price | |
1 |
Spolsky, Bernard.
|
Language Management.
|
Cambridge University Press.
|
2009
|
0521735971
|
|
|
2 |
猿橋順子
|
国フェスの社会言語学:多言語公共空間の談話と相互作用
|
三元社
|
2021
|
10-4883035344
|
2300
|
|
|