講義内容詳細:入門セミナーⅠ/入門セミナーⅠ(再)

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 入門セミナーⅠ/入門セミナーⅠ(再)
英文科目名/Course Title (English) Introductory SeminarⅠ
学期/Semester 前期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 武田 健
英文氏名/Instructor (English) TAKEDA Ken

講義概要/Course description
 この授業は、(1)多様なテーマからなる国際政治学とその関連分野のアウトラインを把握するとともに、(2)レポートの書き方、発表・ディスカッションの方法を身につけるために設けられている。授業は隔週で行われる4クラス合同の講演とクラス別のゼミナールによって構成される。
 講演は学科の各教員により行われる。それぞれの専門分野に関連した歴史を概観した上で、専門分野の導入的な位置づけとして重要な事項を取り上げ少し深く考察する。各教員がとりあげるトピックや参考文献一覧などは、教室で配布する。また、学部ホームページの教員紹介(http://www.sipec.aoyama.ac.jp/about/faculty.html)や掲載されている著作・論文のタイトルなども参考にしてほしい。 受講者は、講演に対する準備として予習課題に取り組むことが求められる(予習課題は遅くとも講演1週間前までに通知される)。受講者はまた、講演終了後に講演の内容を要約し、意見や疑問点などを記したレポートを翌週のクラス授業の冒頭までに提出することが求められる。これは個人のレベルで講演の内容をどのように理解し、講演を踏まえて自らどのような立場に立つか、などについて文章の形式にまとめる作業である。
 クラス別のゼミナールは講演に基づくグループ発表とディスカッションが中心となる。授業中は自らのグループが発表のときは言うまでもなく、そうでないときも積極的にディスカッションに参加し、そのために広く参考文献にあたるなどの準備が求められる。これはグループとしての意見形成に対して個人がどのように貢献すべきか、グループのレベルで自らの意見をどのようにして説得的に説明するか、ディスカッションを通じた意見交換を踏まえて自分の立場をどのように再構築するか、などについて主体的に取り組む作業である。
達成目標/Course objectives
1.国際問題の基本的な知識(関連する歴史を含む)と国際問題に対するものの見方、文章・レポートの書き方、発表・ディスカッションの方法など大学生として必要なスキルを身につけること。
2.学科の各教員の専門分野について概略を理解し、自分がどのような問題に興味関心があるのか、今後4年間でどのような分野を学んでいきたいかについて考えを得ること。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class オリエンテーション、授業の進め方 ※第1回授業(4/8(金)1限)はクラス授業となり対面授業として実施する 【対面授業】
事前学習/Preparation 各教員の専門分野や主要業績について大学HPで閲覧する
URL: http://www.sipec.aoyama.ac.jp/about/faculty.html
事後学習/Reviewing 授業の進め方を理解する
2
授業計画/Class 講演① 古城 佳子 【対面授業】
事前学習/Preparation 予習課題に取り組む
事後学習/Reviewing 講演レポートの作成
3
授業計画/Class クラス授業 【オンライン授業(リアルタイム型)】
事前学習/Preparation 発表・ディスカッションの準備
事後学習/Reviewing 発表・ディスカッションの反省と追加学習
4
授業計画/Class 講演② 藤重 博美 【対面授業】
事前学習/Preparation 予習課題に取り組む
事後学習/Reviewing 講演レポートの作成
5
授業計画/Class クラス授業 【オンライン授業(リアルタイム型)】
事前学習/Preparation 発表・ディスカッションの準備
事後学習/Reviewing 発表・ディスカッションの反省と追加学習
6
授業計画/Class 講演③ 和田 洋典 【対面授業】
事前学習/Preparation 予習課題に取り組む
事後学習/Reviewing 講演レポートの作成
7
授業計画/Class クラス授業 【オンライン授業(リアルタイム型)】
事前学習/Preparation 発表・ディスカッションの準備
事後学習/Reviewing 発表・ディスカッションの反省と追加学習
8
授業計画/Class 講演④ 倉松 中 【対面授業】
事前学習/Preparation 予習課題に取り組む
事後学習/Reviewing 講演レポートの作成
9
授業計画/Class クラス授業 【オンライン授業(リアルタイム型)】
事前学習/Preparation 発表・ディスカッションの準備
事後学習/Reviewing 発表・ディスカッションの反省と追加学習
10
授業計画/Class 講演⑤ 武田 健 【対面授業】
事前学習/Preparation 予習課題に取り組む
事後学習/Reviewing 講演レポートの作成
11
授業計画/Class クラス授業 【オンライン授業(リアルタイム型)】
事前学習/Preparation 発表・ディスカッションの準備
事後学習/Reviewing 発表・ディスカッションの反省と追加学習
12
授業計画/Class 講演⑥ 林 載桓 【対面授業】
事前学習/Preparation 予習課題に取り組む
事後学習/Reviewing 講演レポートの作成
13
授業計画/Class クラス授業 【オンライン授業(リアルタイム型)】
事前学習/Preparation 発表・ディスカッションの準備
事後学習/Reviewing 発表・ディスカッションの反省と追加学習
14
授業計画/Class 講演⑦ 佐桑 健太郎 【対面授業】
事前学習/Preparation 予習課題に取り組む
事後学習/Reviewing 講演レポートの作成
15
授業計画/Class クラス授業、授業のまとめ 【オンライン授業(リアルタイム型)】
事前学習/Preparation 発表・ディスカッションの準備
事後学習/Reviewing 発表・ディスカッションの反省と追加学習
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method ハイブリッド型ブレンド形式 / hybrid blend
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 レポート Report 70% 予習課題と講演レポート
2 平常点 In-class Points 30% プレゼンテーション(20%)と授業への積極的な参加(10%)
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
講演レポートに関してはクラス担当教員がコースパワー上で点数として評価し、フィードバックを与える。
クラス授業での報告や討論についてはクラス担当教員が授業内でコメントする。
参考書/Reference books
 著者名
Author
タイトル
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出版社
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出版年
Published year
ISBN価格
Price
 
1 滝田賢治, 大芝亮, 都留康子編 ; 任君三 [ほか] 執筆 国際関係学 有信堂高文社 2017.4 9784842055763 3200円+税 蔵書情報 / Library information
2 小笠原喜康著 大学生のためのレポート・論文術 講談社 2009.11 9784062880213 720円+税 蔵書情報 / Library information
3 山本吉宣, 武田興欣編 アメリカ政治外交のアナトミー 国際書院 2006.12 4877911650 3400円+税 蔵書情報 / Library information
その他/Others
レポートの書き方に関する一般的な注意事項は次の通り。
レポートはオリジナルなものであることが不可欠である。他人の文章や発言に依拠した場合は必ずその出典を明示すること。出典を明示することなく―たとえばインターネット上の文章をほぼそのままの形で貼り付ける等して―他人の文章や発言が用いられた場合や、複数の受講生からほとんど同一の内容のレポートが提出された場合は剽窃と判断され、成績評価にあたり大きな考慮要因となる。詳細は初回クラス授業配布資料「レポート・論文における剽窃について」を参照のこと。