講義内容詳細:演習ⅠB

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 演習ⅠB
英文科目名/Course Title (English) Seminar IB
学期/Semester 後期 単位/Credits 4
教員名/Instructor (Japanese) 武田 健
英文氏名/Instructor (English) TAKEDA Ken

講義概要/Course description
本演習は二つの活動を並行して進めます。

一つ目の活動は、前期に引き続き、ゼミ生の関心に沿って、EUおよび現代の国際政治の諸問題を取り上げ、なぜそれぞれの問題が発生したのか、そしてそれぞれの問題に対して、国際機関や各国家はどのような対応を行っているのかについて、国際政治学の視点から学びます。ゼミ生が選んだトピックについては、グループプレゼンテーションを行いますが、そのためにゼミ生は教員と相談、協力しながら、学術的な文献を集めて、読み込みます。その上で各グループがプレゼンを行い、その報告に関係するトピックについて、ゼミ全体でディスカッションを行います。

二つ目は、卒論の執筆です。ゼミ生がより主体的、能動的に研究に取り組んでいく段階に入ります。この段階では、ゼミ生が研究テーマを明確に絞り、適切な研究の問いをたて、その問いに取り組むための準備を進めます。研究テーマと問いの設定の仕方、参考文献や資料の入手、執筆、引用の仕方、研究発表などの一連の作業について、担当教員と各学生が相談しながら進めます。

この授業を締めくくるにあたって、ゼミ生は卒業論文の序論と第1章を書き上げ(4000字以上)、提出することが求められます。
達成目標/Course objectives
ー 学術的な論文を読み、EUおよび国際政治上の物事についての学術的な理解を深めます。
ー EUおよび国際政治上の出来事について、自身で文献や資料を集める能力を身に着けます。
ー EUよおび国際政治上の諸問題を解決するには、何が必要とされるのかを自身で考察する力をつけます。
ー 卒業論文の「研究の問い」を作り、構成を考え、史資料を集め、4000字以上を執筆する。
ー 卒業論文の執筆に際して、引用の仕方を徹底する。
授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class ガイダンス:教員とゼミ生とで話し合い、授業のスケジュールを立てます(発表内容・発表スケジュールなど)【演習ですので、初回から教室での対面授業を予定しています】
2
授業計画/Class 学術論文の読解・発表・議論
3
授業計画/Class 学術論文の読解・発表・議論
4
授業計画/Class 学術論文の読解・発表・議論
5
授業計画/Class 学術論文の読解・発表・議論
6
授業計画/Class EU・国際政治上の諸問題についてのグループプレゼンテーションとグループワーク
7
授業計画/Class EU・国際政治上の諸問題についてのグループプレゼンテーションとグループワーク
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授業計画/Class EU・国際政治上の諸問題についてのグループプレゼンテーションとグループワーク
9
授業計画/Class 卒業論文の「問い」の設定と発表
10
授業計画/Class 卒業論文に必要な文献・資料の収集
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授業計画/Class 論文指導
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授業計画/Class 論文指導
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授業計画/Class 論文指導
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授業計画/Class 研究報告
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授業計画/Class 研究報告
 
事前学習/Preparation ー 選択された学術文献を読み、要約を作成し、コースパワー上で提出しましょう。
ー 発表者は発表の準備をしましょう。
ー 卒論の執筆を進めましょう。
事後学習/Reviewing ー 授業で扱ったトピックについて、さらに別の文献を読み進めましょう。
ー 教員や他のゼミ生からの意見などを踏まえて、卒論の執筆をさらに進めましょう。
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 平常点 In-class Points 40% 発表(プレゼン)と議論への積極的参加
2 その他 Others 40% 卒論の執筆(4000字以上を目安に)
3 レポート Report 20% 学術文献の要約の作成と提出
課題(試験やレポート等)に対するフィードバックの方法/Feedback methods for assignments (exams, reports, etc.)
文献の要約課題にはコースパワー上でフィードバックをします。報告(プレゼン)や議論については、授業内で教員が口頭でコメントをします。卒業論文については個別に指導を行います。
キーワード/Keywords
ヨーロッパ     EU     European Union     欧州統合     国際政治     国際関係