講義内容詳細:国際平和論

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年度/Academic Year 2022
授業科目名/Course Title (Japanese) 国際平和論
英文科目名/Course Title (English) International Peace
学期/Semester 後期 単位/Credits 2
教員名/Instructor (Japanese) 福富 満久
英文氏名/Instructor (English) FUKUTOMI Mitsuhisa

講義概要/Course description
これまでの国際平和論は、「国家」の外交や安全保障、軍備管理、戦争や紛争などが中心であり、これらに焦点をあてた研究が蓄積されてきました。だが、国際平和論の研究対象は必ずしも国家という枠組みに基礎を置いた議論だけに限りません。その照射する領域は、飢餓や難民問題、民主主義や人権、貿易摩擦や金融問題、エネルギーや環境問題など多岐にわたります。そこで、上記の問題を精察し、国際平和を見つめる様々な分析視角を提示します。戦争とは何かまず歴史を振り返り、その後エネルギー資源論、中東諸国の政府系投資ファンド、国際金融のメカニズム、環境問題まで最先端の問題を論じます。
達成目標/Course objectives
第二次世界大戦から現代まで、人類はどのように国際秩序・国際平和を築いてきたのでしょうか。激動する国際社会のダイナミズムを見つめる分析視角・思考スキルを身につけ、実際に将来プロフェッショナルとして国連機関・国際関係あるいは国際平和NGO、その他国際舞台で活躍することができる人材を育てることを授業の到達目標とします。

履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite


授業計画/Lecture plan
1
授業計画/Class イントロダクション
*第1週はオンライン授業(オンデマンド型)での実施
2
授業計画/Class 国際社会の誕生
3
授業計画/Class ナショナリズムとは何か
4
授業計画/Class 民族紛争のかたち①
5
授業計画/Class 民族紛争のかたち②
6
授業計画/Class 民族紛争のかたち③
7
授業計画/Class ドキュメンタリー映画
8
授業計画/Class グローバルリスク化する中東の混迷①
9
授業計画/Class グローバルリスク化する中東の混迷②
10
授業計画/Class 軍事介入の論理 
11
授業計画/Class 平和構築の手法①
12
授業計画/Class 平和構築の手法②
13
授業計画/Class ドキュメンタリー映画
14
授業計画/Class まとめ
15
授業計画/Class テスト
 
事前学習/Preparation 授業予定のところをテキストで予習してください。
事後学習/Reviewing テキストを読んで復習すること
授業方法/Method of instruction
区分/Type of Class 対面授業 / Classes in-person
実施形態/Class Method 通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes基本的に対面授業 状況によってWebex授業
活用される授業方法/Teaching methods used
成績評価方法/Evaluation
1 試験 Exam 70% 期末試験を行う。授業で説明した学術的・客観的論点で捉え,独自の言葉で表現できているかを評価のポイントとします。
2 平常点 In-class Points 30% 熱心に受講しているかで判断する。
教科書/Textbooks
 著者名
Author
タイトル
Title
出版社
Publisher
出版年
Published year
ISBN価格
Price
1 福富満久著 国際平和論 岩波書店 2014.9 9784000289122 2400円+税
授業関連情報/Class-related information
 件名/Title内容/Contents備考/Memo
1 国際平和論
メッセージ/Message
Fukutomi Office HP    https://mitsuhisafukutomi.wixsite.com/fukutomioffice
その他/Others
授業は難解ではありません。授業は予習、復習を含めて教科書に沿って進めます。配布する資料もあります。授業内容の関して(コースパワーを使用しての)毎回のオンライン上の配布はありません。
キーワード/Keywords
平和     国際政治     軍事介入     中東     パレスチナ問題     コソボ紛争     内戦     国連     米国     中国     ロシア