講義概要/Course description
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これまでの国際平和論は、「国家」の外交や安全保障、軍備管理、戦争や紛争などが中心であり、これらに焦点をあてた研究が蓄積されてきました。だが、国際平和論の研究対象は必ずしも国家という枠組みに基礎を置いた議論だけに限りません。その照射する領域は、飢餓や難民問題、民主主義や人権、貿易摩擦や金融問題、エネルギーや環境問題など多岐にわたります。そこで、上記の問題を精察し、国際平和を見つめる様々な分析視角を提示します。戦争とは何かまず歴史を振り返り、その後エネルギー資源論、中東諸国の政府系投資ファンド、国際金融のメカニズム、環境問題まで最先端の問題を論じます。
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達成目標/Course objectives
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第二次世界大戦から現代まで、人類はどのように国際秩序・国際平和を築いてきたのでしょうか。激動する国際社会のダイナミズムを見つめる分析視角・思考スキルを身につけ、実際に将来プロフェッショナルとして国連機関・国際関係あるいは国際平和NGO、その他国際舞台で活躍することができる人材を育てることを授業の到達目標とします。
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履修条件(事前に履修しておくことが望ましい科目など)/Prerequisite
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授業計画/Lecture plan
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1
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授業計画/Class |
イントロダクション *第1週はオンライン授業(オンデマンド型)での実施 |
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授業計画/Class |
グローバルリスク化する中東の混迷① |
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授業計画/Class |
グローバルリスク化する中東の混迷② |
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事前学習/Preparation |
授業予定のところをテキストで予習してください。 |
事後学習/Reviewing |
テキストを読んで復習すること |
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授業方法/Method of instruction
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区分/Type of Class |
対面授業 / Classes in-person
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実施形態/Class Method |
通常型 / regular
補足事項/Supplementary notes基本的に対面授業 状況によってWebex授業
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活用される授業方法/Teaching methods used |
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成績評価方法/Evaluation
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1 |
試験 Exam
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70%
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期末試験を行う。授業で説明した学術的・客観的論点で捉え,独自の言葉で表現できているかを評価のポイントとします。
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2 |
平常点 In-class Points
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30%
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熱心に受講しているかで判断する。
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教科書/Textbooks
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| 著者名 Author | タイトル Title | 出版社 Publisher | 出版年 Published year | ISBN | 価格 Price |
1 |
福富満久著
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国際平和論
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岩波書店
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2014.9
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9784000289122
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2400円+税
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授業関連情報/Class-related information
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| 件名/Title | 内容/Contents | 備考/Memo |
1 |
国際平和論
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メッセージ/Message
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Fukutomi Office HP https://mitsuhisafukutomi.wixsite.com/fukutomioffice
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その他/Others
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授業は難解ではありません。授業は予習、復習を含めて教科書に沿って進めます。配布する資料もあります。授業内容の関して(コースパワーを使用しての)毎回のオンライン上の配布はありません。
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キーワード/Keywords
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平和
国際政治
軍事介入
中東
パレスチナ問題
コソボ紛争
内戦
国連
米国
中国
ロシア
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